日銀総裁の発言に波紋が広がる中、円相場はついに
1ドル=134円台にまで円安が加速していますね。
今後もアメリカの金利引き上げが予測されているだけに
「金融引き締めを行う状況には全くない」という日銀総裁の
発言が円安を加速させるのは当然だということは誰もが
分かっていることでしょう。
それを敢えて公言する日銀のスタンスが理解に苦しみますね。
円安による輸入物価の値上がりが国内の物価上昇を招いている
のは明白でこれ以上の円安は百害あって一利なしといっても
過言ではないでしょう。
国民の生活に大きな打撃を与えている現実をあまりにも
無視し過ぎではないでしょうか。
円安が国益に利するといった過去の観点では今の日本の
経済を立て直すことは皆無に等しいでしょう。
円安が日本にプラスだという時代はもう終わっているのです。
強い円こそ日本の国益ではないでしょうか。
日銀の黒田総裁は就任以来、2%の安定的な物価上昇の
実現を目指して大規模な金融緩和政策に固執して
きたのですが、その目標は未だ達成しきれずに今日に
至っているのですが、このような金融緩和政策を
正当化しようとする思惑が根底にあるのだろうと
感じてしまいますね。
まさか円安による消費者物価を押し上げることによって
2%目標に導こうとしているのではないでしょうね。
好循環による物価上昇ではなく、外部要因による
「悪い物価上昇」をもって、いかにも目標達成したかの
ように誘導しようとしているのか、疑念が強まりばかりです。
国民の思いとは全くかけ離れている日銀総裁の一連の
発言に怒りを禁じえない思いです。
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