今の相次ぐ値上げに対して、「家計が値上げを
受け入れている」との見解を示しました。
本当に現実を知らなすぎるとしか言いようが
無いですよね。
総裁はその根拠として、コロナ禍で行動制限による
「強制貯蓄」が蓄積していてそれによって値上げの
許容度が高まっているというのです。
この発言に対しても怒りが込み上げてきますよね。
コロナ禍で貯蓄が増えた家計はごく一部にしかないし、
就職難など生活苦に追われている人の方が圧倒的に
多数を占めているのです。
ある調査によると、相次ぐ値上げによって家計に
大変影響を受けていると感じている人が9割を
超えているのです。
このような現実をもっとしっかりと受け止めるべきでは
ないでしょうか。
目をそらそうとしているのか、現実を知らなすぎと
言うべきなのか、まったく日銀総裁の見解に疑念を
抱かざるをえませんね。
帝国データバンクの調べによると、今年の食品の
値上げ品目は6月1日時点で、すでに1万品目を
突破したそうです。
原料や原油などの価格の高止まりに加え、円安基調も
続いており、年内にならなる値上げの動きが進む
公算が大きいとしています。
6日の為替市場では1ドル=132円台を突破し、約20年ぶりの
円安を推移しています。
そんな中で、通貨の番人と言われている日銀の総裁から
未だに円安容認の発言が出ると、間違いなく円安は
加速するでしょう。
その結果、値上げラッシュに歯止めがかからず、今の
「悪いインフレ」は加速するしかないのです。
家計の実情を顧みず、企業利益重視の日銀総裁の
スタンスに対しては強い異論を唱えたいものですね。
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