ピークアウトしたとする発言が度々耳にしますね。
専門家からもそうですし、政府の判断として伝えられて
います。
しかし、本当にそうなのか疑問に思えてなりません。
沖縄をはじめ一部地域でリバウンドがすでにみられており、
何より重症患者が増え続けていて、死者も増えているのです。
また、陽性率をみると大阪府は43%、東京都が40.2%となっており
国全体でみても陽性率は45%に達しています。
これは検査した2人に1人近い人が陽性という異常な高水準なのです。
検査が追い付かず、実際の感染者はもっと多い可能性が高いとも
言われています。
こんな状況で感染はピークアウトしたというメッセージを出すのが
はたして適切なのか考えてしまいますね。
世界保健機関(WHO)は国や地域が感染を制御できていると判断する
目安として、陽性率5%未満を基準としているようです。
それに比べてみても日本の陽性率は異常な高さなのです。
この状況で、はたしてピークアウトしたと言えるのでしょうか。
少なくても感染者数の正確な把握が出来ていないのみならず、
重症者数や死亡者が増えているなかで、感染者数だけで
ピークアウトを判断できる状態ではないと言えるでしょう。
それにもまして気がかりなのは、オミクロン株よりも
1.4倍の感染率を持つと言われているステルスオミクロン株の
市中感染が日本でも確認されたようですよ。
こんな時に、ピークアウトしたと危機感を緩めるような
メッセージを発することは、けっして適切とは思えませんね。
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