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2019年01月18日
1月18日経済指標
本日は、
08:50 12月集計分日本CPI
18:30 12月集計分英国小売売上高指数
23:15 12月集計分米国設備稼働率・鉱工業生産・製造業生産
24:00 1月集計分米国UM消費者信頼感指数速報値
の発表があります。
日本CPIは取引に向いていません。
英国指標も今は過去の傾向なんて関係ありません。英国は今、個別経済指標がどうなろうが、そんなこと関係ありません。関係ないのに過去の傾向通りに反応したら、そんなの偶然です。
米国は次週月曜が祝日のため3連休前となります。連休前の戻しも気になりますが、予習不足のため今夜の取引は止めておきます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
08:50 12月集計分日本CPI
18:30 12月集計分英国小売売上高指数
23:15 12月集計分米国設備稼働率・鉱工業生産・製造業生産
24:00 1月集計分米国UM消費者信頼感指数速報値
の発表があります。
日本CPIは取引に向いていません。
英国指標も今は過去の傾向なんて関係ありません。英国は今、個別経済指標がどうなろうが、そんなこと関係ありません。関係ないのに過去の傾向通りに反応したら、そんなの偶然です。
米国は次週月曜が祝日のため3連休前となります。連休前の戻しも気になりますが、予習不足のため今夜の取引は止めておきます。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2019年01月16日
1月17日経済指標(結果検証済)
17日は、
09:30 11月集計分豪州住宅ローン件数
の発表があります。
市場予想(前回結果)
・前月比△1.4%(+2.2%)
事前差異判別式の解は△3.6です(1月16日20:10時点)。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足5/3(5/3)
・直前1分足1/1(1/0)
・直後1分足4/3(3/2)
・直後11分足9/6(9/6)
過去傾向に基づく取引方針
・事前差異と直前10-1分足が逆方向ならば、指標発表直前に事前差異と同じ方向にオーダーし、直後1分足の跳ねを狙います。
・初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、利確/損切の目安を5pipsとします。
・直後1分足跳幅が4pips以上になったら、直後1分足終値がつくのを待って再追撃し、利確/損切の目安を5pipsとします。
豪州住宅ローン件数
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
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09:30 11月集計分豪州住宅ローン件数
の発表があります。
市場予想(前回結果)
・前月比△1.4%(+2.2%)
事前差異判別式の解は△3.6です(1月16日20:10時点)。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足5/3(5/3)
・直前1分足1/1(1/0)
・直後1分足4/3(3/2)
・直後11分足9/6(9/6)
過去傾向に基づく取引方針
・事前差異と直前10-1分足が逆方向ならば、指標発表直前に事前差異と同じ方向にオーダーし、直後1分足の跳ねを狙います。
・初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、利確/損切の目安を5pipsとします。
・直後1分足跳幅が4pips以上になったら、直後1分足終値がつくのを待って再追撃し、利確/損切の目安を5pipsとします。
以上
豪州住宅ローン件数
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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タグ:豪州住宅ローン件数
1月16日経済指標
英国のEU離脱案採決結果は200票以上の大差で否決されました。内閣は21日までに代替案を提出しなければならず、仮に提出できてもそれまでに新提案のEUとの合意は不可能です。EUとの離脱期限延長が行われない限り、3月末に合意無き離脱となります。
それなのに、野党は内閣不信任案を提出し、その採決は16日に行われる見通しと、AFPは伝えています。
今後の展開として、@ 3月29日に迫る合意無き離脱期限の延期をEUに申請、A 再採決を目指すか内閣総辞職/総選挙、B 離脱是非を問う国民投票の再実施、が考えられます。
てっきり今回採決否決後はGBP売と思っていましたが、市場はGBP買となっています。なぜGBP買になったのか、報道解説が出始めたら勉強したいと思います。
EU離脱派もEU残留派も歓迎したという今回の結果は、そもそもの2016年の国民投票結果が僅差だったことが原因です。
世の中、多数派が圧倒的に強くないと、多数決で物事を決められないという現実は多いものです。多数決で決めてもなお、細部に揉めることも珍しくありません。
多数決の精神論には、少数意見の尊重というのも教養として皆にあるからです。多数決のルールと精神論の間には、多数派に寛容の気持ちが生まれる状況が必要です。
これほど揉めて後、最終的に離脱派が勝っても残留派が逆転しても、皆がこの問題に厭きて疲れるのを待つしかないのでしょう。
EU側にしてみれば、分担金だけ払わせて将来政策の決定権を制限した英国が、あと300年ぐらい中途半端にEUに残っていても何も損はないでしょう。中途半端な晒し者にする方が、むしろ第2の英国を生まない抑止力となるでしょう。
英国側にすれば、この問題が白黒つかないうちは企業がEU側に資産を移し続け、ジリ貧が貧になるまで続くこともわかっているはずです。既存の権威や利権を一度真っさらにしてから作り直さないと成就しないのが革命です。
最初からその認識があれば良かった。
では何でGBPはもっと売られないのか?
わかりません。
本日は、
18:30 12月集計分英国物価統計
22:30 12月集計分米国小売売上高、12月集計分米国輸入物価指数
の発表があります。
英議会採決の影響が読めないため、英国指標での取引は中止します。
米国指標の影響力は、小売売上高>輸入物価指数、です。
米国小売売上高
市場予想(前回結果)
・前月比+0.2%(+0.2%)
・コア前月比+0.1%(+0.2%)
事前差異判別式の解は+0.1です(1月15日21:40時点)。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足5/3(5/3)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足19/14(7/5)
・直後11分足24/18(11/7)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならばショートをオーダーし、利確・損切りの目安は2pips程度です。
・直前10-1分足か直前1分足の跳幅が10pips以上に達したら、指標発表直前にそれら値幅方向にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。直前10-1分足と直前1分足の示唆する方向が矛盾する場合、直前10-1分足の跳ねを優先します。
・指標発表後の初期反応を確認後は早期追撃開始です。発表から数分以内の利確を狙います。3pipsも取れたら、すぐに利確でも構いません。
・再追撃も、発表から数分以内なら3pipsを狙って繰り返しますが、事後差異が0〜△1.1の範囲内だったときは行いません。
平均的には直後11分足終値は直後1分足終値より反応を伸ばしているものの、たまに反転したときに大きく反転するので、再追撃は利確/損切の目安を小さくして繰り返す方が無難です。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
それなのに、野党は内閣不信任案を提出し、その採決は16日に行われる見通しと、AFPは伝えています。
今後の展開として、@ 3月29日に迫る合意無き離脱期限の延期をEUに申請、A 再採決を目指すか内閣総辞職/総選挙、B 離脱是非を問う国民投票の再実施、が考えられます。
てっきり今回採決否決後はGBP売と思っていましたが、市場はGBP買となっています。なぜGBP買になったのか、報道解説が出始めたら勉強したいと思います。
EU離脱派もEU残留派も歓迎したという今回の結果は、そもそもの2016年の国民投票結果が僅差だったことが原因です。
世の中、多数派が圧倒的に強くないと、多数決で物事を決められないという現実は多いものです。多数決で決めてもなお、細部に揉めることも珍しくありません。
多数決の精神論には、少数意見の尊重というのも教養として皆にあるからです。多数決のルールと精神論の間には、多数派に寛容の気持ちが生まれる状況が必要です。
これほど揉めて後、最終的に離脱派が勝っても残留派が逆転しても、皆がこの問題に厭きて疲れるのを待つしかないのでしょう。
EU側にしてみれば、分担金だけ払わせて将来政策の決定権を制限した英国が、あと300年ぐらい中途半端にEUに残っていても何も損はないでしょう。中途半端な晒し者にする方が、むしろ第2の英国を生まない抑止力となるでしょう。
英国側にすれば、この問題が白黒つかないうちは企業がEU側に資産を移し続け、ジリ貧が貧になるまで続くこともわかっているはずです。既存の権威や利権を一度真っさらにしてから作り直さないと成就しないのが革命です。
最初からその認識があれば良かった。
では何でGBPはもっと売られないのか?
わかりません。
ーーー$€¥£A$ーーー
本日は、
18:30 12月集計分英国物価統計
22:30 12月集計分米国小売売上高、12月集計分米国輸入物価指数
の発表があります。
英議会採決の影響が読めないため、英国指標での取引は中止します。
米国指標の影響力は、小売売上高>輸入物価指数、です。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国小売売上高
市場予想(前回結果)
・前月比+0.2%(+0.2%)
・コア前月比+0.1%(+0.2%)
事前差異判別式の解は+0.1です(1月15日21:40時点)。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足5/3(5/3)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足19/14(7/5)
・直後11分足24/18(11/7)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならばショートをオーダーし、利確・損切りの目安は2pips程度です。
・直前10-1分足か直前1分足の跳幅が10pips以上に達したら、指標発表直前にそれら値幅方向にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。直前10-1分足と直前1分足の示唆する方向が矛盾する場合、直前10-1分足の跳ねを優先します。
・指標発表後の初期反応を確認後は早期追撃開始です。発表から数分以内の利確を狙います。3pipsも取れたら、すぐに利確でも構いません。
・再追撃も、発表から数分以内なら3pipsを狙って繰り返しますが、事後差異が0〜△1.1の範囲内だったときは行いません。
平均的には直後11分足終値は直後1分足終値より反応を伸ばしているものの、たまに反転したときに大きく反転するので、再追撃は利確/損切の目安を小さくして繰り返す方が無難です。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2019年01月15日
1月15日経済指標
本日は、
・22:30 12月集計分米国PPI・1月集計分NY連銀製造業景気指数
・28:00? 英国のEU離脱案採結果
の発表があります。
英議会採決の影響が読めないため、本日の指標取引は中止します。
また、参考までに、PPIとNY連銀指数が同時発表されたことは、2015年以降7回あります。そのうち4回は、CPIや小売売上高やPhil連銀指数とも同時発表されたので、PPIとNY連銀指数との影響力強弱が比較できるのは、以下の3回だけです。
・2015年1月15日発表 +0.5:+5.0:+28pips
・2015年7月15日発表 0.0:+0.6:+11pips
・2016年6月15日発表 △0.1:+10.9:0pips
※ 発表日に続く数字は、PPI事後差異判別式の解:NY連銀指数事後差異判別式の解:直後1分足値幅pips、です。
このように、PPIとNY連銀指数だけが同時発表された上記3回では、強弱関係が判定できません。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
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・22:30 12月集計分米国PPI・1月集計分NY連銀製造業景気指数
・28:00? 英国のEU離脱案採結果
の発表があります。
英議会採決の影響が読めないため、本日の指標取引は中止します。
また、参考までに、PPIとNY連銀指数が同時発表されたことは、2015年以降7回あります。そのうち4回は、CPIや小売売上高やPhil連銀指数とも同時発表されたので、PPIとNY連銀指数との影響力強弱が比較できるのは、以下の3回だけです。
・2015年1月15日発表 +0.5:+5.0:+28pips
・2015年7月15日発表 0.0:+0.6:+11pips
・2016年6月15日発表 △0.1:+10.9:0pips
※ 発表日に続く数字は、PPI事後差異判別式の解:NY連銀指数事後差異判別式の解:直後1分足値幅pips、です。
このように、PPIとNY連銀指数だけが同時発表された上記3回では、強弱関係が判定できません。
以上
ーーー注記ーーー
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2019年01月13日
1月3日07:00からのリスク回避
※ 本稿は1月3日投稿記事に、1月5日、1月11日に追記したものです。
問題は程度です。USDJPYで約400pips、GBPJPYで約600pips、約AUDJPYで500pipsの下落でした。
これほど大きく急落が起きると、
・昨年末から米株急落に伴うリスク回避が散発的に起きていたのに買ポジションを重ねて放置していた人、
・新年大発会日の下窓を狙って108円や107円に買指値オーダーを年末に置いていた人、
・昨年高値の115円ぐらいでオーダーしたロングを放置していた人、
にロスカットが発生し、痛い目に遭った人がかなりいたのでしょう。
下図は、先頭7:00からの10分足始値を昨日終値とし、最初のローソク足を窓無しで表示した10分足チャートです。USDJPYは暫く下げが続き、7:30過ぎに一気に下降し、7:40過ぎに安値に達しました。分速数10pipsの「フラッシュクラッシュ」発生です。
次に7時〜8時の始値基準1時間足と8時〜9時の主要通貨ペアの円クロス・ドルストレートで示します。
強弱は、JPY>USD>EUR>AUD>GBPの順でした。
以下、1月11日に追記しています。
フラッシュクラッシュのリスクは、日本が週末に連なる祝日朝に、日本の個人投資家のポジションが高利回り通貨のロング側に積み上がっているとき、に高まる、と言われています。
もともと、流動性(取引額)が少ない時間帯が危ないという話は常識ですが、加えて、その時間帯に更に流動性が少ない高利回り通貨はもともとロングが貯まりやすいため、そうした通貨の大きな売が引き金になってフラッシュリスクが生じやすいそうです。
また、日本が週末に連なる祝日朝は、香港市場が開くまで、日中取引規模がたったの300億ドル強のオーストラリア市場で取引レートが決まります。レバレッジ数100倍が珍しくない海外FX業者では、30億円も売れば、それだけで豪州市場の日中取引規模に達してしまいます。
だから、フラッシュクラッシュ発生に悪意があるとは限りません。
どの国のどのFX業者であれ含損が一定水準に達すれば、ロスカットルールでポジション清算が強制執行されるのが普通です。その業者もまた、一定の含損を抱えると、損失清算が義務付けられている国が普通です(例外的な国があるという話は知りません)。
そして、日中取引規模に匹敵する売が数分間で行われれば、当然、レート急落が起きます。するとまた急落に応じた損切と、トレンド追従アルゴリズムの自動売買プログラムが活性化し、急落幅が増幅してしまいます。
今回のクラッシュは、発生時刻と、トルコリラかAUDの大口ショートが端緒(と言われています)と、日本でそれら通貨のロングが積みあがっていたらしい、という点で、ヘッジファンドによる悪意のある仕掛けが噂されています。が、それが事実と「断定した」大手報道会社の記事はないようです(識者コメントとして、そう断じた記事はありますが、その識者がそう断じた証拠を提示した記事は見つけていません)。
以下、1月5日に追記しています。
その後、インターネットで自動売買プログラムの成績や、国内FX会社のスプレッド拡大を検索しています。
FX会社の自動売買プログラムや個人開発EAを走らせていた参加者からは「負けた」という声が圧倒的に多いようです。それより深刻なのは、少ない資金で裁量トレードをしているのに、損切設定をしていない放置ポジションを持っていた人です。こちらは、ほぼ壊滅状態だったようです。
いくつか自動売買プログラムを薦めていたFX会社のHPも見てみましたが、今回の相場急変で実力が裏付けられたというプログラムの話は見受けられません。
そんなものがあれば、その会社は大威張りでしょう。
FX会社のスプレッドの拡大は、何社かAUDJPYやGBPJPYのスプレッド(通常表記だと0.7とか1.0とかの表記が多い)は、事態発生から数分後に100〜150(pips)という表記となっていたことを記録した画面をYou tubeで確認しました。
もしも、クラッシュ発生の瞬間に取引中だったとしても、スプレッド100pipsでオーダーする勇気は、なかなか持てません(オーダー時点で、1枚当たり1万円の含損で始まり、激しい上下動で更に含損がそこから急速に増加する場面も目にしてしまいます)。
いくつかのFX会社HPで、この間もスプレッドを通常時と同じに保った、もしくは、これだけの程度/時間しかスプレッド拡大をしなかった、という記事もまだ見つけていません。
そんな対応をした会社があれば、これも大威張りでしょう。
今回のことで、またFXへの危険なイメージだけが強くなって、FXのファンが減りそうなことが残念です。何度も同じようなロスカットの経験者は、どうせまたいつかFXを始めるからいいのです(気の毒ですが)。初心者がこれに懲りて、数年後にこの時期にFXを始めた人が残らなくなるのでしょう。
残念です。
このブログでいつも繰り返している通り、初心者やアマチュアはポジション保有時間をとにかく短くすべきです。決してチャートを見ていないときにポジションを持つようなやり方をすべきじゃありません(見ていてもクラッシュ発生時は対処できないものの、酷い目に遭う・遭いそうなときを目にして正常な恐怖感を学べます)。
初心者やアマチュアがそんなやり方をしていたら、『いつか負けないはずがない!』のです。
【事実関係】
問題は程度です。USDJPYで約400pips、GBPJPYで約600pips、約AUDJPYで500pipsの下落でした。
これほど大きく急落が起きると、
・昨年末から米株急落に伴うリスク回避が散発的に起きていたのに買ポジションを重ねて放置していた人、
・新年大発会日の下窓を狙って108円や107円に買指値オーダーを年末に置いていた人、
・昨年高値の115円ぐらいでオーダーしたロングを放置していた人、
にロスカットが発生し、痛い目に遭った人がかなりいたのでしょう。
下図は、先頭7:00からの10分足始値を昨日終値とし、最初のローソク足を窓無しで表示した10分足チャートです。USDJPYは暫く下げが続き、7:30過ぎに一気に下降し、7:40過ぎに安値に達しました。分速数10pipsの「フラッシュクラッシュ」発生です。
次に7時〜8時の始値基準1時間足と8時〜9時の主要通貨ペアの円クロス・ドルストレートで示します。
強弱は、JPY>USD>EUR>AUD>GBPの順でした。
【フラッシュクラッシュリスク】
以下、1月11日に追記しています。
フラッシュクラッシュのリスクは、日本が週末に連なる祝日朝に、日本の個人投資家のポジションが高利回り通貨のロング側に積み上がっているとき、に高まる、と言われています。
もともと、流動性(取引額)が少ない時間帯が危ないという話は常識ですが、加えて、その時間帯に更に流動性が少ない高利回り通貨はもともとロングが貯まりやすいため、そうした通貨の大きな売が引き金になってフラッシュリスクが生じやすいそうです。
また、日本が週末に連なる祝日朝は、香港市場が開くまで、日中取引規模がたったの300億ドル強のオーストラリア市場で取引レートが決まります。レバレッジ数100倍が珍しくない海外FX業者では、30億円も売れば、それだけで豪州市場の日中取引規模に達してしまいます。
だから、フラッシュクラッシュ発生に悪意があるとは限りません。
どの国のどのFX業者であれ含損が一定水準に達すれば、ロスカットルールでポジション清算が強制執行されるのが普通です。その業者もまた、一定の含損を抱えると、損失清算が義務付けられている国が普通です(例外的な国があるという話は知りません)。
そして、日中取引規模に匹敵する売が数分間で行われれば、当然、レート急落が起きます。するとまた急落に応じた損切と、トレンド追従アルゴリズムの自動売買プログラムが活性化し、急落幅が増幅してしまいます。
今回のクラッシュは、発生時刻と、トルコリラかAUDの大口ショートが端緒(と言われています)と、日本でそれら通貨のロングが積みあがっていたらしい、という点で、ヘッジファンドによる悪意のある仕掛けが噂されています。が、それが事実と「断定した」大手報道会社の記事はないようです(識者コメントとして、そう断じた記事はありますが、その識者がそう断じた証拠を提示した記事は見つけていません)。
【クラッシュ時の付随リスク】
以下、1月5日に追記しています。
その後、インターネットで自動売買プログラムの成績や、国内FX会社のスプレッド拡大を検索しています。
FX会社の自動売買プログラムや個人開発EAを走らせていた参加者からは「負けた」という声が圧倒的に多いようです。それより深刻なのは、少ない資金で裁量トレードをしているのに、損切設定をしていない放置ポジションを持っていた人です。こちらは、ほぼ壊滅状態だったようです。
いくつか自動売買プログラムを薦めていたFX会社のHPも見てみましたが、今回の相場急変で実力が裏付けられたというプログラムの話は見受けられません。
そんなものがあれば、その会社は大威張りでしょう。
FX会社のスプレッドの拡大は、何社かAUDJPYやGBPJPYのスプレッド(通常表記だと0.7とか1.0とかの表記が多い)は、事態発生から数分後に100〜150(pips)という表記となっていたことを記録した画面をYou tubeで確認しました。
もしも、クラッシュ発生の瞬間に取引中だったとしても、スプレッド100pipsでオーダーする勇気は、なかなか持てません(オーダー時点で、1枚当たり1万円の含損で始まり、激しい上下動で更に含損がそこから急速に増加する場面も目にしてしまいます)。
いくつかのFX会社HPで、この間もスプレッドを通常時と同じに保った、もしくは、これだけの程度/時間しかスプレッド拡大をしなかった、という記事もまだ見つけていません。
そんな対応をした会社があれば、これも大威張りでしょう。
ーーー$€¥£A$ーーー
今回のことで、またFXへの危険なイメージだけが強くなって、FXのファンが減りそうなことが残念です。何度も同じようなロスカットの経験者は、どうせまたいつかFXを始めるからいいのです(気の毒ですが)。初心者がこれに懲りて、数年後にこの時期にFXを始めた人が残らなくなるのでしょう。
残念です。
このブログでいつも繰り返している通り、初心者やアマチュアはポジション保有時間をとにかく短くすべきです。決してチャートを見ていないときにポジションを持つようなやり方をすべきじゃありません(見ていてもクラッシュ発生時は対処できないものの、酷い目に遭う・遭いそうなときを目にして正常な恐怖感を学べます)。
初心者やアマチュアがそんなやり方をしていたら、『いつか負けないはずがない!』のです。
以上
タグ:リスク回避
2019年01月10日
1月11日経済指標(結果検証済)
昨日まで米株は5連騰で、本日は明日からの3連休を控えて戻しのタイミングを窺うことになるでしょう。
来週は英国でEU離脱案の採決が予定されています。1月3日のようなことはもう暫く起きないにせよ、危ないときはポジションを持たずに資金を手元に持っておくようにしましょう。そうすれば、ピンチもチャンスに変えるチャンスだって生まれます。
次週15日に予定されているEU離脱案採決は、事前の議会票読みで否決の可能性が高い、と伝えられています。よって前回同様、今後は直前まで採決延期の飛び込みニュースにも備えることになります。
さて11日は、
・04::00 FRB議長発言
・08:50 11月集計分日本国際収支
・09:30 11月集計分豪州小売売上高
・18:30 11月集計分英国月次GDP・11月集計分英国鉱工業生産指数・製造業生産指数
・22:30 12月集計分米国CPI
があります。
04:00のFRB議長発言は「利上げ路線・速度の見直しと金融引き締め路線への躊躇」が示されて、これはここ最近のUSD高側に振れる材料です。利上げ回数が減るのだからUSD売のはずですが、年末からは株価の下落の方が材料視されていたためです。
08:50の日本国際収支は取引に向きません。
18:30の英国月次GDPと生産指数は、陰線側に伸びるときの追撃か、ひとまず陽線側に伸びても陰線側への反転機会を窺う、と決めておいた方が迷わずに済みます。
よって、取引対象は09:30の豪州小売と22:30の米国CPIに限られます。
豪州小売売上高
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3%(+0.3%)
10日昼時点における事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅pips/同値幅pips(同2018年発表時)
・直前10-1分足6/3(5/2)
・直前1分足5/3(4/2)
・直後1分足16/12(15/12)
・直後11分足21/15(19/14)
事前取引方針
・直前1分足は、事前差異がプラスのときショートをオーダーです。10日昼時点における事前差異は0なので、このままなら直前1分足での取引は中止します。
・同月集計分と3か月前集計分のWestpack消費者信頼感指数は、各+2.8[ips]と△2.3[ips]でした。ともに大きさが3以上ではないので、Westpacksが本指標前月比実態差異を方向示唆するとは言えません。指標発表時刻を跨ぐオーダーは中止です。
・指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始します。高値掴みを避けるためには、12pipsを超えて反応を伸ばしていたら、もう拙速な追撃ポジション取得は避けた方が良いでしょう。その場合、直後1分足終値で追撃開始し、数分以内に利確/損切です。
・直後1分足終値が20pips以上なら、その時点で追撃を開始します。そして、含益が11pipsに達するか、直後11分足終値で利確します。損切の目安も11pipsで良いでしょう。
米国CPI
市場予想(前回結果)
・前月比△0.1%(0.0%)
・前年比+1.9%(+2.2%)
・コア前月比+0.2%(+0.2%)
・コア前年比+2.2%(+2.2%)
10日昼時点における事前差異判別式の解は△0.5です。
過去平均順跳幅pips/同値幅pips(同2018年発表時)
・直前10-1分足6/4(4/2)
・直前1分足5/4(2/1)
・直後1分足18/13(10/4)
・直後11分足24/17(12/8)
事前取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsです。
・直前10-1分足が陰線だったときに指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切です。
但し、直前1分足が10pips以上跳ねたときは、それとは逆のポジションをオーダーすることを優先します。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始し短期決済します。
以下は1月12日0時過ぎに追記しています。
豪州小売売上高
直後は鈍く、数秒後に陽線側に跳ねる。1分過ぎから反転、半値で再反転せず、始値付近まで戻す。初期追撃に良く、再追撃に悪。
米国CPI
欧州時間以降、来週のEU離脱法案採決を控えGBPが売られ始めたところ、真偽不明な「採決延期」報道があったらしくGBP買に転じました。政府報道官が「採決延期」を否定したそうですが、GBPは高値水準を維持したままになっています(22:10頃記述)。
便乗GBP取引は見逃してしまいました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
来週は英国でEU離脱案の採決が予定されています。1月3日のようなことはもう暫く起きないにせよ、危ないときはポジションを持たずに資金を手元に持っておくようにしましょう。そうすれば、ピンチもチャンスに変えるチャンスだって生まれます。
次週15日に予定されているEU離脱案採決は、事前の議会票読みで否決の可能性が高い、と伝えられています。よって前回同様、今後は直前まで採決延期の飛び込みニュースにも備えることになります。
さて11日は、
・04::00 FRB議長発言
・08:50 11月集計分日本国際収支
・09:30 11月集計分豪州小売売上高
・18:30 11月集計分英国月次GDP・11月集計分英国鉱工業生産指数・製造業生産指数
・22:30 12月集計分米国CPI
があります。
04:00のFRB議長発言は「利上げ路線・速度の見直しと金融引き締め路線への躊躇」が示されて、これはここ最近のUSD高側に振れる材料です。利上げ回数が減るのだからUSD売のはずですが、年末からは株価の下落の方が材料視されていたためです。
08:50の日本国際収支は取引に向きません。
18:30の英国月次GDPと生産指数は、陰線側に伸びるときの追撃か、ひとまず陽線側に伸びても陰線側への反転機会を窺う、と決めておいた方が迷わずに済みます。
よって、取引対象は09:30の豪州小売と22:30の米国CPIに限られます。
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豪州小売売上高
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3%(+0.3%)
10日昼時点における事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅pips/同値幅pips(同2018年発表時)
・直前10-1分足6/3(5/2)
・直前1分足5/3(4/2)
・直後1分足16/12(15/12)
・直後11分足21/15(19/14)
事前取引方針
・直前1分足は、事前差異がプラスのときショートをオーダーです。10日昼時点における事前差異は0なので、このままなら直前1分足での取引は中止します。
・同月集計分と3か月前集計分のWestpack消費者信頼感指数は、各+2.8[ips]と△2.3[ips]でした。ともに大きさが3以上ではないので、Westpacksが本指標前月比実態差異を方向示唆するとは言えません。指標発表時刻を跨ぐオーダーは中止です。
・指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始します。高値掴みを避けるためには、12pipsを超えて反応を伸ばしていたら、もう拙速な追撃ポジション取得は避けた方が良いでしょう。その場合、直後1分足終値で追撃開始し、数分以内に利確/損切です。
・直後1分足終値が20pips以上なら、その時点で追撃を開始します。そして、含益が11pipsに達するか、直後11分足終値で利確します。損切の目安も11pipsで良いでしょう。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国CPI
市場予想(前回結果)
・前月比△0.1%(0.0%)
・前年比+1.9%(+2.2%)
・コア前月比+0.2%(+0.2%)
・コア前年比+2.2%(+2.2%)
10日昼時点における事前差異判別式の解は△0.5です。
過去平均順跳幅pips/同値幅pips(同2018年発表時)
・直前10-1分足6/4(4/2)
・直前1分足5/4(2/1)
・直後1分足18/13(10/4)
・直後11分足24/17(12/8)
事前取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsです。
・直前10-1分足が陰線だったときに指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切です。
但し、直前1分足が10pips以上跳ねたときは、それとは逆のポジションをオーダーすることを優先します。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始し短期決済します。
以上
以下は1月12日0時過ぎに追記しています。
【事後検証】
豪州小売売上高
直後は鈍く、数秒後に陽線側に跳ねる。1分過ぎから反転、半値で再反転せず、始値付近まで戻す。初期追撃に良く、再追撃に悪。
米国CPI
欧州時間以降、来週のEU離脱法案採決を控えGBPが売られ始めたところ、真偽不明な「採決延期」報道があったらしくGBP買に転じました。政府報道官が「採決延期」を否定したそうですが、GBPは高値水準を維持したままになっています(22:10頃記述)。
便乗GBP取引は見逃してしまいました。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2019年01月08日
1月8日経済指標(結果検証済)
本日は、
09:30 11月集計分豪州貿易収支
22:30 11月集計分米国貿易収支
の発表があります。
豪州貿易収支
平均的な反応程度は小さい指標です。順跳幅は平均値よりやや小さく狙い、値幅は平均値の半分程度にしておいた方が良さそうです。指標発表直後は貿易収支の事後差異に、発表から少し経つと輸出額の実態差異に注目した方が良いでしょう。
市場予想(前回結果)
・貿易収支+2.230B(+2.316B)
・輸出額前月比+36.09B(+35.73B)
事前差異判別式の解は△0.1です。
2018年平均順跳幅/同値幅
・直前10-1分足5/3
・直前1分足2/1
・直後1分足8/6
・直後11分足14/10
事前取引方針
・指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にポジションを得て、発表直後の跳ねか、発表から1分を過ぎて直後11分足跳幅を狙って利確/損切です。
・指標発表後に反応が10pipsを超えたら逆張りです。逆張りの利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておきましょう。
米国貿易収支
取引しません。
以下は1月8日22時頃に追記しています。
豪州貿易統計
貿易収支は黒字だったものの予想に届かず、貿易総額も前月より増えました。反応は、発表直後に陰線側に跳ねたものの、10秒と経たぬうちに陽線側に転じました。その後は5分過ぎに再び下降に転じ、直後11分足は陰線で終えました。
貿易収支事後差異のマイナスが直後の陰線への跳ね、10秒後からは貿易総額増加の順に対応した可能性があります。
取引は、指標発表前に今朝のレジスタンスに達したため、ひとまず反発のショートで微益を確保しておきました。この発表前取引は方針外取引のため、全体集計には含めていません。
この日は豪州事情よりも日経株価の動きに応じてUSDJPYが動いていたことに追従していたようです。ともあれ、貿易総額が前月より増えていたことは豪経済にとって良いことでした。
米国貿易収支
発表がなかったのでしょうか。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
09:30 11月集計分豪州貿易収支
22:30 11月集計分米国貿易収支
の発表があります。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪州貿易収支
平均的な反応程度は小さい指標です。順跳幅は平均値よりやや小さく狙い、値幅は平均値の半分程度にしておいた方が良さそうです。指標発表直後は貿易収支の事後差異に、発表から少し経つと輸出額の実態差異に注目した方が良いでしょう。
市場予想(前回結果)
・貿易収支+2.230B(+2.316B)
・輸出額前月比+36.09B(+35.73B)
事前差異判別式の解は△0.1です。
2018年平均順跳幅/同値幅
・直前10-1分足5/3
・直前1分足2/1
・直後1分足8/6
・直後11分足14/10
事前取引方針
・指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にポジションを得て、発表直後の跳ねか、発表から1分を過ぎて直後11分足跳幅を狙って利確/損切です。
・指標発表後に反応が10pipsを超えたら逆張りです。逆張りの利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておきましょう。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国貿易収支
取引しません。
以上
以下は1月8日22時頃に追記しています。
【事後検証】
豪州貿易統計
貿易収支は黒字だったものの予想に届かず、貿易総額も前月より増えました。反応は、発表直後に陰線側に跳ねたものの、10秒と経たぬうちに陽線側に転じました。その後は5分過ぎに再び下降に転じ、直後11分足は陰線で終えました。
貿易収支事後差異のマイナスが直後の陰線への跳ね、10秒後からは貿易総額増加の順に対応した可能性があります。
取引は、指標発表前に今朝のレジスタンスに達したため、ひとまず反発のショートで微益を確保しておきました。この発表前取引は方針外取引のため、全体集計には含めていません。
この日は豪州事情よりも日経株価の動きに応じてUSDJPYが動いていたことに追従していたようです。ともあれ、貿易総額が前月より増えていたことは豪経済にとって良いことでした。
米国貿易収支
発表がなかったのでしょうか。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
広告以上
2019年01月07日
1月7日経済指標(結果検証済)
本日は、
24:00 12月集計分米国ISM非製造業景況指数
の発表があります。
発表項目が多いものの、指標発表直後の反応方向に影響するのは、非製造業景況指数・新規受注指数・雇用指数です。
本指標実態差異判別式の解の符号は、直後1分足・直後11分足との方向一致率が各89%・82%と、極めて高いことがわかっています。
市場予想(前回結果)
・非製造業指数59.6(60.7)
・事業活動64.8(65.2)
・新規受注指数ー(62.5)
・雇用指数ー(58.4)
・価格指数ー(64.3)
事前差異判別式の解は△1.1です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足7/5(5/4)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足13/9(6/3)
・直後11分足19/13(10/6)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と同じ方向に2・3pips狙うぐらいます。直前10-1分足と事前差異の方向一致率は過去66%です。
・直前1分足は、事前差異がマイナスのとき、ショートをオーダーし、2・3pips狙います。今回の事前差異は△1.1で、直前1分足の過去陰線率は74%です。
・指標発表直前に、事前差異と同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。事前差異と直後1分足の方向一致率は過去67%です。
・それとは別に、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら、指標発表直前に同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。直前10-1分足が10pips以上跳ねたことは過去9回(頻度20%)です。このとき、直前10-1分足と直後1分足の方向は7回一致しています(一致率78%)。
・指標発表直後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始です。指標発表後の追撃は、実態差異と直後1分足の方向一致率が84%です。発表結果の前回結果に対する良し悪しには、極めて素直に反応します。そして、直後1分足と直後11分足の方向一致率は82%あり、その83%の方向一致時に直後11分足跳幅が直後1分足跳幅を超えて反応を伸ばしたことが83%です。
以下は1月8日に追記しています。
ISM非製造
指標結果は悪化したものの、反応は発表直後10秒ぐらいを除き陽線となりました。
先日、FRB議長が利上げ回数の減少やバランスシート縮小スピード減速を発言しており、12月以降続いていた株価を支えている状況です。そのため、指標結果の悪化は僅か10秒程度しか影響しませんでした。
なお、ブルームバーグ報道の「主な注目点」に依れば、今回の結果に「中国との貿易戦争が非製造業への重しとなっている兆候はほとんど見られない」とのことです。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
24:00 12月集計分米国ISM非製造業景況指数
の発表があります。
発表項目が多いものの、指標発表直後の反応方向に影響するのは、非製造業景況指数・新規受注指数・雇用指数です。
本指標実態差異判別式の解の符号は、直後1分足・直後11分足との方向一致率が各89%・82%と、極めて高いことがわかっています。
市場予想(前回結果)
・非製造業指数59.6(60.7)
・事業活動64.8(65.2)
・新規受注指数ー(62.5)
・雇用指数ー(58.4)
・価格指数ー(64.3)
事前差異判別式の解は△1.1です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足7/5(5/4)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足13/9(6/3)
・直後11分足19/13(10/6)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と同じ方向に2・3pips狙うぐらいます。直前10-1分足と事前差異の方向一致率は過去66%です。
・直前1分足は、事前差異がマイナスのとき、ショートをオーダーし、2・3pips狙います。今回の事前差異は△1.1で、直前1分足の過去陰線率は74%です。
・指標発表直前に、事前差異と同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。事前差異と直後1分足の方向一致率は過去67%です。
・それとは別に、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら、指標発表直前に同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。直前10-1分足が10pips以上跳ねたことは過去9回(頻度20%)です。このとき、直前10-1分足と直後1分足の方向は7回一致しています(一致率78%)。
・指標発表直後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始です。指標発表後の追撃は、実態差異と直後1分足の方向一致率が84%です。発表結果の前回結果に対する良し悪しには、極めて素直に反応します。そして、直後1分足と直後11分足の方向一致率は82%あり、その83%の方向一致時に直後11分足跳幅が直後1分足跳幅を超えて反応を伸ばしたことが83%です。
以上
以下は1月8日に追記しています。
【事後検証】
ISM非製造
指標結果は悪化したものの、反応は発表直後10秒ぐらいを除き陽線となりました。
先日、FRB議長が利上げ回数の減少やバランスシート縮小スピード減速を発言しており、12月以降続いていた株価を支えている状況です。そのため、指標結果の悪化は僅か10秒程度しか影響しませんでした。
なお、ブルームバーグ報道の「主な注目点」に依れば、今回の結果に「中国との貿易戦争が非製造業への重しとなっている兆候はほとんど見られない」とのことです。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
広告以上
タグ:ISM非製造業景況指数
2019年01月06日
年末年始備忘、及び、1月7日〜11日経済指標
昨年末の今年の景気予想は、株屋を除いて後退懸念一色でした。年明け早々、数年ぶりの落差でリスク回避のJPY買が起きたものの、その影響持続時間があっけないほど短くて驚きました。株屋の理屈は、今年の企業業績予想が下方修正されるものの、悲観一色の現状ほど酷い業績にはならないだろう、という論旨が多いようです。
もともと2019年の景気後退懸念は、米国債の逆イールド化というテクニカルな示唆が2018年終盤に何度も起きていたことから真実味を帯びました。
テクニカル示唆の裏付けとなるファンダメンタルは次にように認識しています。
@ FRB使命の雇用最大化と目標物価安定のための金融政策継続が株価安定に寄与しないことが判明しました。
年末年始にかけてFRB幹部は、利上げ回数予想の下方修正や資産縮小ペースの減速について発言を始めました。概ね市場に歓迎されているものの、引き締めに向かっていた政策を減速するなら、2020年と予想される景気後退局面をより急激な後退にしかねないという懸念があります。
A 米議会捻れによって米大統領の公約実現力が低下し、大統領弾劾の可能性すら出てきたことで、米国の政治的混乱が予感されています。
2018年は、政治姿勢>金融政策>経済情勢、の順に材料視された期間が長かった気がします。そして既に今年も「国境の壁」予算を議会が認めないなら「(政府閉鎖を)何か月でも何年でもやってやらあ」との大統領発言が伝えられ、ため息でCO2濃度が上がったぐらいです。
B 米中貿易摩擦が両国覇権争いの一面に過ぎないことが判明した以上、米政権が変わっても両国の対立場面が今後も続く予感が世界中で共有されました。
この覇権争いの発端は、もともと新規産業の創出にこそ興味があっても、対外競争力の弱い業界が政治外交交渉で一時的に業績改善すれば、すぐに経営幹部のボーナスに振り向けて、問題を抜本解決できた例のない当事国が一方です。もう一方の当事国は、一難さえ去れば他人の言うことなんて歯牙にもかけず、法の運用方針を即時修正して実質無効化してしまう前科豊富な国の争いです。
物事を丸く治める信用が全くない国同士の対立が早期解決する予感なんて誰も持っていません。
C 英国の合意なきEU離脱が現実味を帯びたことと、独仏首脳の影響力低下によって将来のEUの存続に不安が増しています。
英国のEU離脱案の議会採決は1月14日週が予定されていますが、全く成立の見込みがありません。議会だけでなく、世論調査の結果も現在の離脱案よりは合意無き離脱の方がマシだという方が多数派だそうです。既に企業は原材料の備蓄を始めたらしく、12月PMIは改善となっていました。
欧州は、12月集計分HICP速報値がECBのインフレ目標とする2%弱よりも下回りました。今年夏頃に利上げに転じるという時期は、後ろ倒しされるかも知れません。もともと、ECBも3月末の英国の合意無き離脱は想定外だったと思われます。英国問題が片付くまで、大きな政策変更は難しい情勢です。
D 豪中銀は11月声明で「2019年の成長率は3.5%超」との見通しを示しています。見通しが正しければ、先進主要国中銀で唯一、19年の大幅成長を見通していることになります。
客観的には、中国の景気下支え政策が始まることと、豪州のLNG生産量が世界一に増えることと、国内インフラ投資継続で内需が底上げされています。
けれども、現在これほどAUDが売られているのは、AUDがべらぼうにリスクに弱い通貨だからです。米利上げの打ち止めが早まり、米中貿易摩擦が小康状態となり、英国の合意無き離脱が先延ばしされて、もともと2019年秋以降のRBA利上げが実現しそうにならないと、なかなかAUDの上昇を信じられません。
E 日本は、昨年末に米国抜きTPPと日欧EPAが発動した効果が、春に佳境を迎える日米貿易交渉で全て打ち消されるでしょう。夏には、消費税増税とポイントによる実質減税がペアで行われ、参院選も予定されています。
また、米中対立や日中韓の各個対立や北朝鮮非核化問題といったことに関係して、先進主要国の中で安全保障上の問題が最も大きいのが日本です。ピンと来ないですが。
日銀の超緩和政策継続がどこかで問題化しそうです。
今週は頭を慣らす週です。ファンドや機関投資家が動くのは中旬以降という話があるものの、次週の英議会でのEU離脱案採決に向けての動きで週後半の指標取引は難しそうです。
太字は詳細分析記事にリンクしています。
1月7日(月)
24:00 12月集計分米国ISM非製造業景況指数
1月8日(火)
09:30 11月集計分豪州貿易収支
22:30 11月集計分米国貿易収支
1月9日(水)
28:00 12月FOMC分議事要旨
1月10日(木)
26:00 FRB議長発言
1月11日(金)
08:50 11月集計分日本国際収支
09:30 11月集計分豪州小売売上高
18:30 11月集計分英国月次GDP・11月集計分英国鉱工業生産指数・製造業生産指数
22:30 12月集計分米国CPI
翌週は英国議会でEU離脱案の採決予定です。
もともと2019年の景気後退懸念は、米国債の逆イールド化というテクニカルな示唆が2018年終盤に何度も起きていたことから真実味を帯びました。
テクニカル示唆の裏付けとなるファンダメンタルは次にように認識しています。
@ FRB使命の雇用最大化と目標物価安定のための金融政策継続が株価安定に寄与しないことが判明しました。
年末年始にかけてFRB幹部は、利上げ回数予想の下方修正や資産縮小ペースの減速について発言を始めました。概ね市場に歓迎されているものの、引き締めに向かっていた政策を減速するなら、2020年と予想される景気後退局面をより急激な後退にしかねないという懸念があります。
A 米議会捻れによって米大統領の公約実現力が低下し、大統領弾劾の可能性すら出てきたことで、米国の政治的混乱が予感されています。
2018年は、政治姿勢>金融政策>経済情勢、の順に材料視された期間が長かった気がします。そして既に今年も「国境の壁」予算を議会が認めないなら「(政府閉鎖を)何か月でも何年でもやってやらあ」との大統領発言が伝えられ、ため息でCO2濃度が上がったぐらいです。
B 米中貿易摩擦が両国覇権争いの一面に過ぎないことが判明した以上、米政権が変わっても両国の対立場面が今後も続く予感が世界中で共有されました。
この覇権争いの発端は、もともと新規産業の創出にこそ興味があっても、対外競争力の弱い業界が政治外交交渉で一時的に業績改善すれば、すぐに経営幹部のボーナスに振り向けて、問題を抜本解決できた例のない当事国が一方です。もう一方の当事国は、一難さえ去れば他人の言うことなんて歯牙にもかけず、法の運用方針を即時修正して実質無効化してしまう前科豊富な国の争いです。
物事を丸く治める信用が全くない国同士の対立が早期解決する予感なんて誰も持っていません。
C 英国の合意なきEU離脱が現実味を帯びたことと、独仏首脳の影響力低下によって将来のEUの存続に不安が増しています。
英国のEU離脱案の議会採決は1月14日週が予定されていますが、全く成立の見込みがありません。議会だけでなく、世論調査の結果も現在の離脱案よりは合意無き離脱の方がマシだという方が多数派だそうです。既に企業は原材料の備蓄を始めたらしく、12月PMIは改善となっていました。
欧州は、12月集計分HICP速報値がECBのインフレ目標とする2%弱よりも下回りました。今年夏頃に利上げに転じるという時期は、後ろ倒しされるかも知れません。もともと、ECBも3月末の英国の合意無き離脱は想定外だったと思われます。英国問題が片付くまで、大きな政策変更は難しい情勢です。
D 豪中銀は11月声明で「2019年の成長率は3.5%超」との見通しを示しています。見通しが正しければ、先進主要国中銀で唯一、19年の大幅成長を見通していることになります。
客観的には、中国の景気下支え政策が始まることと、豪州のLNG生産量が世界一に増えることと、国内インフラ投資継続で内需が底上げされています。
けれども、現在これほどAUDが売られているのは、AUDがべらぼうにリスクに弱い通貨だからです。米利上げの打ち止めが早まり、米中貿易摩擦が小康状態となり、英国の合意無き離脱が先延ばしされて、もともと2019年秋以降のRBA利上げが実現しそうにならないと、なかなかAUDの上昇を信じられません。
E 日本は、昨年末に米国抜きTPPと日欧EPAが発動した効果が、春に佳境を迎える日米貿易交渉で全て打ち消されるでしょう。夏には、消費税増税とポイントによる実質減税がペアで行われ、参院選も予定されています。
また、米中対立や日中韓の各個対立や北朝鮮非核化問題といったことに関係して、先進主要国の中で安全保障上の問題が最も大きいのが日本です。ピンと来ないですが。
日銀の超緩和政策継続がどこかで問題化しそうです。
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今週は頭を慣らす週です。ファンドや機関投資家が動くのは中旬以降という話があるものの、次週の英議会でのEU離脱案採決に向けての動きで週後半の指標取引は難しそうです。
太字は詳細分析記事にリンクしています。
1月7日(月)
24:00 12月集計分米国ISM非製造業景況指数
1月8日(火)
09:30 11月集計分豪州貿易収支
22:30 11月集計分米国貿易収支
1月9日(水)
28:00 12月FOMC分議事要旨
1月10日(木)
26:00 FRB議長発言
1月11日(金)
08:50 11月集計分日本国際収支
09:30 11月集計分豪州小売売上高
18:30 11月集計分英国月次GDP・11月集計分英国鉱工業生産指数・製造業生産指数
22:30 12月集計分米国CPI
翌週は英国議会でEU離脱案の採決予定です。
以上
2019年01月04日
1月4日経済指標(結果検証済)
本日は、
18:30 12月集計分英国サービス業PMI
19:00 12月集計分欧州HICP速報値
22:30 12月集計分米国雇用統計
の発表があります。
英国サービス業PMI
市場予想(前回結果)
・PMI50.8(50.4)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足10/7(10/8)
・直前1分足6/4(4/4)
・直後1分足21/14(16/12)
・直後11分足29/19(22/15)
事前取引方針
・直前1分足はショートで利確4pipsを狙います。そして、直前1分足が陽線側に5pips以上になったら、逆張りでショートをナンピンし、始値に戻したら利確です。この期間の損切は10pipsか発表5秒前です。
・直前1分足跳幅が10pips以上だったときは、発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーです。直前1分足値幅方向なので終値がつく数秒前の見切りが必要になります。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら、早期開始・早期決済します。
欧州HICP速報値
市場予想(前回改定値)
・HICP速報値+1.8%(+1.9%)
・コアHICP速報値+1.0%(+1.0%)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直前1分足4/3(3/1)
・直後1分足9/7(5/4)
・直後11分足17/10(10/6)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。現時点の事前差異は+0.1です。
・直前10-1分足が15pips跳ねたら、指標発表直前まで待ってその跳ねた方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃を行うのは直後1分足が陰線だったときだけにした方が良いでしょう。このときの利確/損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
米国雇用統計
市場予想(前回改定値)
・NFP増減+17.7万人(+15.5万人)
・失業率3.7%(3.7%)
・平均時給前月比+0.3%(+0.2%)
事前差異判別式の解は+2.0です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足6/3(4/2)
・直前1分足11/9(3/2)
・直後1分足40/31(21/15)
・直後11分足50/34(25/17)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsです。
・発表後の追撃は早期開始、早期終了です。
・過去の傾向では、直後11分足終値は直後1分足終値とほぼ同じになります。発表から1分を過ぎたら、直後1分足終値を基準に順張りと逆張りの機会を窺うことになります。
・直後1分足跳幅が75pipsに達したら、直後1分足終値がつくまで待って15pipsを狙って追撃です。
以下は1月4日23:30頃に追記しています。
英国サービス業PMI
欧州HICP速報値
米国雇用統計
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
18:30 12月集計分英国サービス業PMI
19:00 12月集計分欧州HICP速報値
22:30 12月集計分米国雇用統計
の発表があります。
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英国サービス業PMI
市場予想(前回結果)
・PMI50.8(50.4)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足10/7(10/8)
・直前1分足6/4(4/4)
・直後1分足21/14(16/12)
・直後11分足29/19(22/15)
事前取引方針
・直前1分足はショートで利確4pipsを狙います。そして、直前1分足が陽線側に5pips以上になったら、逆張りでショートをナンピンし、始値に戻したら利確です。この期間の損切は10pipsか発表5秒前です。
・直前1分足跳幅が10pips以上だったときは、発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーです。直前1分足値幅方向なので終値がつく数秒前の見切りが必要になります。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら、早期開始・早期決済します。
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欧州HICP速報値
市場予想(前回改定値)
・HICP速報値+1.8%(+1.9%)
・コアHICP速報値+1.0%(+1.0%)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直前1分足4/3(3/1)
・直後1分足9/7(5/4)
・直後11分足17/10(10/6)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。現時点の事前差異は+0.1です。
・直前10-1分足が15pips跳ねたら、指標発表直前まで待ってその跳ねた方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃を行うのは直後1分足が陰線だったときだけにした方が良いでしょう。このときの利確/損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
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米国雇用統計
市場予想(前回改定値)
・NFP増減+17.7万人(+15.5万人)
・失業率3.7%(3.7%)
・平均時給前月比+0.3%(+0.2%)
事前差異判別式の解は+2.0です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足6/3(4/2)
・直前1分足11/9(3/2)
・直後1分足40/31(21/15)
・直後11分足50/34(25/17)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsです。
・発表後の追撃は早期開始、早期終了です。
・過去の傾向では、直後11分足終値は直後1分足終値とほぼ同じになります。発表から1分を過ぎたら、直後1分足終値を基準に順張りと逆張りの機会を窺うことになります。
・直後1分足跳幅が75pipsに達したら、直後1分足終値がつくまで待って15pipsを狙って追撃です。
以上
以下は1月4日23:30頃に追記しています。
【事後検証】
英国サービス業PMI
欧州HICP速報値
米国雇用統計
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
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