2019年01月07日
1月7日経済指標(結果検証済)
本日は、
24:00 12月集計分米国ISM非製造業景況指数
の発表があります。
発表項目が多いものの、指標発表直後の反応方向に影響するのは、非製造業景況指数・新規受注指数・雇用指数です。
本指標実態差異判別式の解の符号は、直後1分足・直後11分足との方向一致率が各89%・82%と、極めて高いことがわかっています。
市場予想(前回結果)
・非製造業指数59.6(60.7)
・事業活動64.8(65.2)
・新規受注指数ー(62.5)
・雇用指数ー(58.4)
・価格指数ー(64.3)
事前差異判別式の解は△1.1です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足7/5(5/4)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足13/9(6/3)
・直後11分足19/13(10/6)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と同じ方向に2・3pips狙うぐらいます。直前10-1分足と事前差異の方向一致率は過去66%です。
・直前1分足は、事前差異がマイナスのとき、ショートをオーダーし、2・3pips狙います。今回の事前差異は△1.1で、直前1分足の過去陰線率は74%です。
・指標発表直前に、事前差異と同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。事前差異と直後1分足の方向一致率は過去67%です。
・それとは別に、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら、指標発表直前に同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。直前10-1分足が10pips以上跳ねたことは過去9回(頻度20%)です。このとき、直前10-1分足と直後1分足の方向は7回一致しています(一致率78%)。
・指標発表直後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始です。指標発表後の追撃は、実態差異と直後1分足の方向一致率が84%です。発表結果の前回結果に対する良し悪しには、極めて素直に反応します。そして、直後1分足と直後11分足の方向一致率は82%あり、その83%の方向一致時に直後11分足跳幅が直後1分足跳幅を超えて反応を伸ばしたことが83%です。
以下は1月8日に追記しています。
ISM非製造
指標結果は悪化したものの、反応は発表直後10秒ぐらいを除き陽線となりました。
先日、FRB議長が利上げ回数の減少やバランスシート縮小スピード減速を発言しており、12月以降続いていた株価を支えている状況です。そのため、指標結果の悪化は僅か10秒程度しか影響しませんでした。
なお、ブルームバーグ報道の「主な注目点」に依れば、今回の結果に「中国との貿易戦争が非製造業への重しとなっている兆候はほとんど見られない」とのことです。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
24:00 12月集計分米国ISM非製造業景況指数
の発表があります。
発表項目が多いものの、指標発表直後の反応方向に影響するのは、非製造業景況指数・新規受注指数・雇用指数です。
本指標実態差異判別式の解の符号は、直後1分足・直後11分足との方向一致率が各89%・82%と、極めて高いことがわかっています。
市場予想(前回結果)
・非製造業指数59.6(60.7)
・事業活動64.8(65.2)
・新規受注指数ー(62.5)
・雇用指数ー(58.4)
・価格指数ー(64.3)
事前差異判別式の解は△1.1です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足7/5(5/4)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足13/9(6/3)
・直後11分足19/13(10/6)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と同じ方向に2・3pips狙うぐらいます。直前10-1分足と事前差異の方向一致率は過去66%です。
・直前1分足は、事前差異がマイナスのとき、ショートをオーダーし、2・3pips狙います。今回の事前差異は△1.1で、直前1分足の過去陰線率は74%です。
・指標発表直前に、事前差異と同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。事前差異と直後1分足の方向一致率は過去67%です。
・それとは別に、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら、指標発表直前に同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。直前10-1分足が10pips以上跳ねたことは過去9回(頻度20%)です。このとき、直前10-1分足と直後1分足の方向は7回一致しています(一致率78%)。
・指標発表直後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始です。指標発表後の追撃は、実態差異と直後1分足の方向一致率が84%です。発表結果の前回結果に対する良し悪しには、極めて素直に反応します。そして、直後1分足と直後11分足の方向一致率は82%あり、その83%の方向一致時に直後11分足跳幅が直後1分足跳幅を超えて反応を伸ばしたことが83%です。
以上
以下は1月8日に追記しています。
【事後検証】
ISM非製造
指標結果は悪化したものの、反応は発表直後10秒ぐらいを除き陽線となりました。
先日、FRB議長が利上げ回数の減少やバランスシート縮小スピード減速を発言しており、12月以降続いていた株価を支えている状況です。そのため、指標結果の悪化は僅か10秒程度しか影響しませんでした。
なお、ブルームバーグ報道の「主な注目点」に依れば、今回の結果に「中国との貿易戦争が非製造業への重しとなっている兆候はほとんど見られない」とのことです。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
広告以上
タグ:ISM非製造業景況指数
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