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1. FXは上達するのか

小さなコツをいくつか覚えたって駄目です。勝てない原因をきちんと突き止めてからやり直しましょう。FXを楽しむためには「投資期間」が必要です。すぐに始めたって勝てないことは、FXに限らず、何事であれ同じなのです。だからこそ、その期間を短縮するための「方法論」が大切なのです。

 右矢印1 1-1. FXを楽しむために
   アマチュアらしく…
 右矢印1 1-2. いつか負けないはずがない!
   上手くなるまでは短期取引です
 右矢印1 1-3. 難しさの正体って何だ
   利確と損切の理解は大切です
 右矢印1 1-4. FXは上達するのか
   取引機会を絞り込むべきです
 右矢印1 1-5. 数字で掴もう
   その機会にどう臨むかです
2. 経済指標の楽しみ方

このブログで扱う取引の理想は、経済指標発表前後の反応を着実に刈り取り、ポジション保有時間を最短化してリスクを避けることです。でも、効率良く取引するにはそれなりに予備知識が必要です。大した話は紹介できませんが、基本だけは押さえておきましょう。

 右矢印1 2-1. 大きなゾウの隠れ方
   指標取引のための予備知識です
 右矢印1 2-2. ウソは嫌いだ!
   短期取引をやるときの指針です
 右矢印1 2-3. イグアナを見分ける前に
   このブログの指標取引での成績です
 右矢印1 2-4. 小ズルくいきましょう
   いわばジンクスで勝つ方法です

3. 指標取引分析手法

このブログでは経済指標への調査・分析を定型書式で行っています。定型書式を用いることで、反省を踏まえてやり方を進歩させたり、相場環境が変わったことを見つけやすくするため、です。

 右矢印1 3-1. 指標取引の予備知識
   指標発表前後の他の時間と違い
 右矢印1 3-2. ローソク足各部の名称
   全幅・値幅・跳幅とは?
 右矢印1 3-3. 4本足チャート
   このブログで使うチャート表記
 右矢印1 3-4. 反応方向の予備知識
   指標分類と反応方向の基本
 右矢印1 3-5. 取引通貨ペアの選択
   通貨ペアによる有利不利
 右矢印1 3-6. 指標分析の方法
   定量指標分析とは?
 右矢印1 3-7. 反応分析の方法
   定量反応分析とは?
 右矢印1 3-8. 分析の成績
   事前分析的中率
 右矢印1 3-9. ブレイク対応準備
   ついでに…
4. 経済指標DB

経済指標発表前後の短時間に分析期間を絞ることによって、指標への反応に一定の再現性(傾向)があることはわかりました。各国「政策決定指標」・「経済実態指標」の項に、主要な指標についての分析結果と分析事例を纏めてあります。

 右矢印1 4-0. 各国経済・通貨の特徴
 右矢印1 4-1. 日本経済
    4-1-1. 政策決定指標
     (a) 日銀短観
     (b1) 東京都区部CPI
     (b2) 全国CPI
    4-1-2. 経済実態指標
     (c) GDP一次速報
     (d) 機械受注
     (e1) 通関貿易統計
     (e2) 国際収支
 右矢印1 4-2. 米国経済
    4-2-1. 政策決定指標
     (a) FOMC
     (b1) UM消信指数速報
     (b2) CB消信指数
     (b3) ISM非製景指数
     (c1) NY連銀製景指数
     (c2) Phil連銀製景指数
     (c3) ISM製景指数
     (d1) 輸出・入物価指数
     (d2) 生産者物価指数
     (d3) 消費者物価指数
     (d4) PCEコアデフレータ
     (e1) ADP雇用統計
     (e2) 雇用統計
    4-2-2. 経済実態指標
     (a1) GDP速報値
     (a2) GDP改定値
     (a3) GDP確定値
     (b1) 小売売上高
     (b2) 個人消費・所得
     (c1) 鉱工業生産
     (c2) 耐久財受注
     (d1) 中古住宅販売件数
     (d2) 新築住宅販売件数
    4-2-3. 収支関連指標
     (a) 貿易収支
 右矢印1 4-3. 欧州経済
    4-3-1. 政策決定指標
     (a) ECB金融政策
     (c1) ZEW企業景況感調査
     (c2) 独国Ifo企業景況指数
     (c3) 独国PMI速報値
     (c4) 欧州PMI速報値
     (d) 欧州HICP速報値
    4-3-2. 経済実態指標
     (a1) 独国GDP速報値
     (b) 独国貿易統計
     (c1) 独国製造業新規受注
     (c2) 独国鉱工業生産
 右矢印1 4-4. 英国経済
    4-4-0. 英国経済指標反応要点
    4-4-1. 政策決定指標
     (a) BOE金融政策
     (c1) PMI速報値
     (c2) 製造業PMI改定値
     (c3) サービス業PMI改定値
     (d) 物価統計
     (e) 雇用統計
    4-4-2. 経済実態指標
     (a1) 月次GDP
     (a2) 四半期GDP速報値
     (b) 小売売上高指数
     (c) 鉱工業生産指数
     (d) 貿易収支
 右矢印1 4-5. 豪州・NZ経済
    4-5-1. 政策決定指標
     (a) RBA金融政策
     (b) RBNZ金融政策
     (c1) NAB企業景況感指数
     (c2) WP消費者信頼感指数
     (d1) 四半期住宅価格指数
     (d2) 四半期生産者物価指数
     (d3) 四半期消費者物価指数
     (e1) 賃金指数
     (e2) ANZ求人広告件数
     (e3) 雇用統計
    4-5-2. 経済実態指標
     (a) 四半期GDP
     (b) 貿易収支
     (c) 小売売上高
     (d1) 住宅ローン件数
     (d2) 建設許可件数

ーーーーーーーー
【FX会社】
各社特徴があります。最初は資金にも限りがあるでしょうから1つの口座で、慣れたらいくつか口座を開いて自分が使いやすい会社を選ぶと良いでしょう。
ーーーーーーーー

DMM.com証券

FX口座数国内第1位はTVCMで有名。主要通貨のスワップポイントが高く、ドル円スプレッドも原則0.3銭と安い。2万円のキャッシュバック条件は、10万円入金+PC・スマホで3か月各500枚(週毎に各約40枚)の取引と意外に簡単!


ヒロセ通商

他社乗換ほか、キャッシュバックプログラム多数。スプレッドは、クロス円でUSD・EUR・NZDが有利、ドルストレートでEUR・GBP・AUDが有利。最小取引は1000通貨単位で初心者に優しい。スワップが良い会社です。


マトリックストレーダー

キャッシュバック条件はヒロセ通商と同じようです。特長は、スキャルピングOK公言・1日の取引上限なし・1000通貨単位取引可、といった点。


OANDA Japan

MT4業者はスプレッドが狭くても約定力が低い業者が多いなか、約定拒否なしが魅力。またHPの各種分析図表が美しく、あちこちのブログで引用されています。本ブログでは他人の著作物転載はしていないので、お見せできません。一度ご覧ください。


外為ファイネスト証券

特徴は、MT4最狭水準のスプレッド、EA利用可、指値制限なし、MT4サーバ国内設定、1000通貨取引可、です。

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2020年01月19日

米国PCEコアデフレータ発表時取引の指針

PCEコアデフレータは、FRBが政策変更の参考にしている指標にも関わらず、反応が小さく取引が難しい指標です。けれども、指標発表前→指標発表直後→その後の追撃、の各期間毎に反応方向が事前示唆されることがあります。その内容を知らなければ、それだけで取引は不利になります。

米国実態指標「個人所得・個人支出」・物価指標「PCEコアデフレータ」発表前後のUSDJPY反応分析を改訂しました。
詳しくは分析記事を参照願います。
以上

2020年01月17日

1月17日経済指標(結果検証済)

本日は
23:15 12月集計分米国鉱工業生産・製造業生産・設備稼働率
24:00 1月集計分米国UM消費者信頼感指数速報値
の発表があります。

ーーー$€¥£A$ーーー

米国鉱工業生産・製造業生産・設備稼働率

市場予想(前回結果)
・鉱工業生産前月比△0.2%(+1.1%)
・製造業生産前月比△0.2%(+1.1%)
・設備稼働率 77.1%(77.3%)
事前差異判別式の解は△6.5です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足5/4(4/3)
・直前1分足 2/2(1/1)
・直後1分足 5/3(5/3)
・直後11分足 8/5(7/4)

過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足はショートで、含益が2pips以上になるか指標発表直前に解消します。
 但し、直前10-1分足が陰線で6pips超ならばロングです。
・指標発表直前にロングで、含益が5pips以上になるか直後1分足終値がつくまでに解消します。
・直前10-1分足が4pipsを超えたら、指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にポジションを取得し、含益が8pips以上になるか直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が7pipsを超えたら、直後1分足終値がついた時点で追撃開始し、含益が3pips以上になるか直後11分足終値がつくまでに解消します。

ーーー$€¥£A$ーーー

米国UM消費者信頼感指数速報値

市場予想(前回確定値)
・信頼感指数99.2(99.3)
・期待指数 115.0(115.5)
・現況指数 89.0(88.9)
事前差異判別式の解は△0.1です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足6/3(3/2)
・直前1分足 2/1(2/1)
・直後1分足 8/5(5/4)
・直後11分足 11/8(6/4)

過去傾向に基づく取引方針
・事前差異判別式の解の絶対値が5.0以下のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。
今回の事前差異は△0.1なのでショートです。
以上




以下は1月18日に追記しています。
【事後検証】

米国鉱工業生産・製造業生産・設備稼働率

結果は予想を下回ったものの、反応は陽線でした。
前回結果が3項目とも修正され、実態差異は±0となりました。

鉱工業生産と設備稼働率が悪化したものの、製造業生産が対前月プラスでした。
中東リスクによって鉱工業生産や設備稼働率は今後の改善も期待できます。
こうした背景が陽線での反応に結び付いた、と捉えれば良いでしょう。

なお、事前方針で直前1分足での取引は棄権し、過去傾向にない直前10-1分足での取引を意図していました。
反応も小さく、予想通りの展開となったものの、寝てしまって取引はしていません。
週末相場で中国の春節が近いことや、直後11分足で陰線側のヒゲが大きいことから、事前方針こそ満点なものの、実際に取引していたら方針外取引で直後11分足で損切になっていたかも知れません。

1912米国鉱工業生産700.png


米国UM消費者信頼感指数速報値

指標結果は悪化、反応は陰線でした。
現況指数が改善したものの期待指数が悪化し、信頼感指数は悪化しました。
信頼感指数は前月まで4か月連続して改善していたので、そろそろ的な結果だと言えます(過去4年間で4か月で改善や悪化が続いたことは先月までの4か月しかありません)。

2001UM消信速700.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




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2020年01月16日

1月16日経済指標(結果検証済)

本日は
・22:30 12月集計分米国小売売上高・1月集計分Phil連銀製造業景気指数・12月集計分輸入物価指数
の発表があります。

過去にこれら3指標の組み合わせで同時発表されたとき、指標発表直後のチャートへの影響力は、小売売上高>Phil連銀製造業景気指数>輸入物価指数、の順になります。
よって、以下は小売売上高への反応を念頭に記載します。

市場予想(前回結果)
・前月比 +0.3%(+0.2%)
・コア前月比+0.5%(+0.1%)
事前差異判別式の解は△0.5です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足5/3(4/2)
・直前1分足 3/2(2/2)
・直後1分足 17/12(13/9)
・直後11分足 20/14(15/9)

過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならショートで目安1・2pipsとします。
・初期反応方向を確認したら追撃開始し、指標発表後4分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が34pipsに達したら、直後1分足終値がついた時点で逆張りし、3pipsの利確か、直後1分足順跳幅の半値戻しを狙います。
以上




以下は1月17日に追記しています。
【事後検証】

指標結果は改善、反応は陽線でした。

1912米国小売700.png

1912米国小売800.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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2020年01月15日

1月15日経済指標

本日は
・22:30 12月集計分米国PPI・1月集計分NY連銀製造業景気指数
の発表があります。

過去に両指標が同時発表されたときの指標発表直後の反応は、ややPPIに分があります。
但し、その差は近接しており、今回の取引は取りやめます。
以上




ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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2020年01月14日

1月14日経済指標(結果検証済)

本日は
・22:30 12月集計分米国CPI
の発表があります。

市場予想(前回結果)
・前月比+0.3%(+0.3%)
・前年比+2.3%(+2.1%)
・コア前月比+0.2%(+0.2%)
・コア前年比+2.3%(+2.3%)
事前差異判別式の解は0です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足 5/3(3/2)
・直前1分足 4/3(2/1)
・直後1分足 19/14(10/7)
・直後11分足 25/18(15/9)

過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートです。
・指標発表直前に、前月のISM非製造業景況指数の価格指数の実態差異と同方向にポジションを取得し、10pips利確できるときか指標発表から30秒以内に決済します。
11月集計分の価格指数実態差異は+1.9です。
よって、今回はロングです。
・初期反応方向に追撃し、指標発表から4分以内に決済します。
以上




以下は1月14日23時過ぎに追記しています。
【事後差異】

指標結果は悪化、反応は陰線でした。

指標発表から10分経過後から大きく戻し、今回の指標影響持続時間は約9分と見なします。
今回の方針では初期反応方向を外したものの、何とか負けない取引になりました。

1912米国CPI700.png

1912米国CPI800.png

以上

ーーー注記ーーー

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タグ:CPI

2020年01月10日

1月10日経済指標(結果検証済)

本日は
・22:30 12月集計分米国雇用統計
の発表です。

市場予想(前回結果)
・非農業部門雇用者数+16.4万人(+26.6万人)
・失業率 3.5%(3.5%)
・平均時給前月比 +0.3%(+0.2%)
事前差異判別式の解は△20.9です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足5/3(4/2)
・直前1分足 9/7(3/2)
・直後1分足 37/28(22/16)
・直後11分足 45/31(27/18)

過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsぐらいで良いでしょう。
今回の事前差異は、現時点でマイナスでショートとなります。
・NFPと平均時給のどちらかに過大反動が期待できるとき、もう一方の事前差異が過大反動方向と同じとき、その方向にポジションをオーダーします。発表直後の跳ねで利確/損切です。
前月のNFPは+26.6万人と大きく、過大反動が起きたときの方向は陰線です。
その一方、平均時給前月比の事前差異はプラスで、NFPと方向が異なります。
どちらかと言えばショートが妥当と思われますが、今回は前提不成立です。
なお、ADPは予想を大幅に上回り、前月分も上方修正されていました。
・発表直後の追撃は早期開始、早期終了です。
・直後1分足跳幅が70pipsに達したら、同終値がつく頃まで待って追撃し15pipsの利確を狙います。但し、直後11分足終値がつくまで伸び続けたことは少なく、発表から数分で15pipsの利幅に達しなければ、どこかで決済しておいた方が良いでしょう。
・直後1分足終値を基準に、それを上回れば直後1分足終値に向けた戻しを狙って指標結果に対し逆張り、下回れば再反転して直後1分足終値に向けて指標結果に対し順張りの機会を窺います。目安は3pips程度を狙える場合です。
以上




以下は1月12日に追記しています。
【事後検証】

結果は悪化で、反応は陰線でした。

NFPは過大反動で予想を下回り、前月結果も下方修正されました。
平均時給前月比は、2019年3月集計分以来の+0.1%と低かったものの、前月分が+0.2から+0.3%に上方修正されました。

事後差異・実態差異ともにマイナスで、陰線方向への反応は妥当です。
指標発表前は上昇基調だったものの、発表と同時に陰線に転じ、その後は半値を戻した付近で停滞しました。
半値戻し付近は、ほぼ直後1分足値幅付近で、この点において過去の多くの事例と一致していました。

1912米国雇用指標700.png

1912米国雇用指標800.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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タグ:雇用統計

2020年01月08日

1月8日経済指標(結果検証済)

本日は、
・22:15 12月集計分米国ADP雇用統計
の発表があります。

市場予想(前回結果)
・非農業部門雇用者数 +16.0(+6.7)
事前差異判別式の解は+9.3です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足4/2(3/2)
・直前1分足 4/3(2/1)
・直後1分足 12/9(9/7)
・直後11分足 17/12(15/11)

過去傾向に基づく取引方針
•直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
•指標発表直前に前月の事後差異と同じ方向にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切します。但し、直前10-1分足が10pips以上、それとは逆に跳ねたら取引を中止します。
前月事後差異は△7.3で、今回はショートです。
•初期反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。最近の反応の小ささを踏まえると、狙いは3〜6pipsで良いでしょう。
•直後1分足終値で再追撃を開始し、最近の直後1分足終値と直後11分足跳幅の平均の差6pips弱が利確/損切の目安とします。
•直後1分足終値より6pips以上離れたら、直後1分足終値方向に3pips程度戻すのを狙いましょう。
•直後1分足値幅が20pipsを超えたことを確認次第、その方向に追撃を開始します。利確/損切の目安は10pipsとします。
以上




以下は1月10日に追記しています。
【事後検証】

指標結果は改善、反応は陽線でした。

1912ADP700.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




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タグ:ADP雇用統計

2020年01月07日

1月7日経済指標(事後検証済)

本日は
・24:00 12月集計分米国ISM非製造業景況指数
の発表があります。
同時発表指標の製造業新規受注は気にしなくても構いません。

市場予想(前回結果)
・景況指数 54.5(53.9)
・事業活動指数 52.0(51.6)
・新規受注指数 ー(57.1)
事前差異判別式の解は+2.2です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足 7/4(5/3)
・直前1分足 4/3(2/1)
・直後1分足 13/10(14/12)
・直後11分足 19/13(19/13)

過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が2.6以下のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、4pips利確できるときか指標発表1分前までに解消します。
現時点における事前差異は+2.2なので、市場予想に変更がなければ今回はロングです。
・直前1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が2.6以下のとき、その解の符号と逆方向にポジションをオーダーします。
現時点における事前差異は+2.2なので、市場予想に変更がなければ今回はショートです。
但し、直前10-1分足値幅が6pips超の陰線となった場合、ロングに変更します。
・指標発表直前に、前月のISM製造業景況指数の実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、13pips以上利確できるときか指標発表後1分以内に解消します。
前月のISM製造業景況指数の実態差異判別式の解は△4.0です。
よって今回はロングです。
・指標発表後は初期反応方向に早期追撃開始し、指標発表後1分を過ぎたら利確の機会を早め窺います。
以上




以下は1月10日に追記しています。
【事後検証】

指標結果は改善、反応は陽線でした。

1911米国ISM非製造業700.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
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2020年01月03日

1月3日経済指標(結果検証済)

本日は
24:00 12月集計分米国ISM製造業景況指数
の発表があります。

ISM製造業景況指数と建設支出は、ほぼ毎月同時発表されていますが、建設支出のことは気にしなくて構いません。

市場予想(前回結果)
・景況指数 49.2(48.3)
・新規受注指数 ー(49.1)
・雇用指数 −(47.7)
・価格指数 47.0(45.5)
事前差異判別式の解は+6.9です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足 5/4(4/2)
・直前1分足 4/3(2/2)
・直後1分足 14/10(21/19)
・直後11分足 19/14(28/20)

過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が10超のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、3pips以上利確できるときか指標発表1分前に解消します。
現時点で事前差異判別式の解は+6.9です。
指標発表前に市場予想に変更がないか、確認しておきましょう。
・直前1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が10超のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、2pips以上利確できるときか指標発表前に解消します。
現時点で事前差異判別式の解は+6.9です。
指標発表前に市場予想に変更がないか、確認しておきましょう。
・直後1分足順跳幅が10pipsを超えたら、追撃ポジションを取得し、4pips以上利確できるときか指標発表後3分以内に解消します。
・更に、直後1分足順跳幅が10pipsに達したら、直後1分足終値がついた時点で同方向にオーダーし、直後11分足終値がつくまでに決済します。
以上




以下は1月7日に追記しています。
【事後検証】

結果は悪化し、反応は素直に陰線でした。

景況指数は2009年6月集計分の46.3に次ぐ低さで47.2でした。
各社解説記事を読むと、業界別(18業種)で景況指数改善が3、悪化が15、という点に注目が集まっているようです。

反応は、発表直後数秒で一気に陰線側に跳ねて直後1分足の安値をつけると、直後1分足終値をつけた後は直後1分足の値幅を削る側への戻しを窺う動きとなりました。
結果的に、この動きは直前10-1分足高値と直後1分足安値の半値戻しに留まり、発表から16分後に再び上値を試すと、その後は陰線側への反応を伸ばしました。

取引方針の判定では、指標発表後にタイミングによっては「〇」とできる瞬間もありました。
がしかし、発表直後の数秒間の跳ねでは追撃ポジションのオーダー成立が難しく、「✕」を結論としました。
贔屓目に良い採点をしても意味がありません。
実際、私もオーダーが通りませんでした。

1911ISM製造業710.png

1911ISM製造業810.png

以上

ーーー注記ーーー

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2019年12月23日

誰が悲鳴をあげたのか?

家内が治療に耐えかねて歯医者の指を噛んだとき、待合室に響いたのは歯医者の悲鳴でした。
母のときには、水洗と吸水のバランスが悪かったらしく、「溺れるじゃろー」という怒鳴り声が聞こえました。
そんなことが我が家と歯医者で続いた結果、我が家は近所のかかりつけの歯医者を失い、近所の歯医者は良い客を失いました。
この話は、我が家で最近あった事件です。
決して日韓関係を揶揄している訳ではなく、だから家内や母や歯医者を何に置き換えるかには意味がないのです。

KRW(韓国ウォン)は、米英に次いで現地情報を入手しやすく、しかも今年一番わかりやすい通貨(GBPよりも)、と考えていました。
上と同じような話を、春先にこのブログにも書いていました。

それで、今年は春先から勉強していたのに、他人に取引を推薦するような成績は得られませんでした。
特に、夏以降のKRW(韓国Won)相場はもっと下げると見込んでいましたが、思ったほどではありませんでした。
そもそもスプレッドが大き過ぎて、指標取引には向いていないのです。
なので、このブログ向きの通貨ではなかった、が結論です。

今夜は耐久財受注と新築住宅販売件数ですが、どうもUSDが動きそうな雰囲気はありません。
こんなときに、無理して微益を追ってケガをするのは馬鹿げています。
そもそもクリスマスあたりから年始にかけては、例年、分析があまり当たらないのです。
きっと、いつもチャートの動きを決める大口のプロが既に手仕舞いを終えているからでしょう。
そんなときにチャートを見ているプロは、悪い奴に違いありません(偏見です、ごめんなさい)。
以上
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