2020年01月10日
1月10日経済指標(結果検証済)
本日は
・22:30 12月集計分米国雇用統計
の発表です。
市場予想(前回結果)
・非農業部門雇用者数+16.4万人(+26.6万人)
・失業率 3.5%(3.5%)
・平均時給前月比 +0.3%(+0.2%)
事前差異判別式の解は△20.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足5/3(4/2)
・直前1分足 9/7(3/2)
・直後1分足 37/28(22/16)
・直後11分足 45/31(27/18)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsぐらいで良いでしょう。
今回の事前差異は、現時点でマイナスでショートとなります。
・NFPと平均時給のどちらかに過大反動が期待できるとき、もう一方の事前差異が過大反動方向と同じとき、その方向にポジションをオーダーします。発表直後の跳ねで利確/損切です。
前月のNFPは+26.6万人と大きく、過大反動が起きたときの方向は陰線です。
その一方、平均時給前月比の事前差異はプラスで、NFPと方向が異なります。
どちらかと言えばショートが妥当と思われますが、今回は前提不成立です。
なお、ADPは予想を大幅に上回り、前月分も上方修正されていました。
・発表直後の追撃は早期開始、早期終了です。
・直後1分足跳幅が70pipsに達したら、同終値がつく頃まで待って追撃し15pipsの利確を狙います。但し、直後11分足終値がつくまで伸び続けたことは少なく、発表から数分で15pipsの利幅に達しなければ、どこかで決済しておいた方が良いでしょう。
・直後1分足終値を基準に、それを上回れば直後1分足終値に向けた戻しを狙って指標結果に対し逆張り、下回れば再反転して直後1分足終値に向けて指標結果に対し順張りの機会を窺います。目安は3pips程度を狙える場合です。
以下は1月12日に追記しています。
結果は悪化で、反応は陰線でした。
NFPは過大反動で予想を下回り、前月結果も下方修正されました。
平均時給前月比は、2019年3月集計分以来の+0.1%と低かったものの、前月分が+0.2から+0.3%に上方修正されました。
事後差異・実態差異ともにマイナスで、陰線方向への反応は妥当です。
指標発表前は上昇基調だったものの、発表と同時に陰線に転じ、その後は半値を戻した付近で停滞しました。
半値戻し付近は、ほぼ直後1分足値幅付近で、この点において過去の多くの事例と一致していました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
・22:30 12月集計分米国雇用統計
の発表です。
市場予想(前回結果)
・非農業部門雇用者数+16.4万人(+26.6万人)
・失業率 3.5%(3.5%)
・平均時給前月比 +0.3%(+0.2%)
事前差異判別式の解は△20.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足5/3(4/2)
・直前1分足 9/7(3/2)
・直後1分足 37/28(22/16)
・直後11分足 45/31(27/18)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsぐらいで良いでしょう。
今回の事前差異は、現時点でマイナスでショートとなります。
・NFPと平均時給のどちらかに過大反動が期待できるとき、もう一方の事前差異が過大反動方向と同じとき、その方向にポジションをオーダーします。発表直後の跳ねで利確/損切です。
前月のNFPは+26.6万人と大きく、過大反動が起きたときの方向は陰線です。
その一方、平均時給前月比の事前差異はプラスで、NFPと方向が異なります。
どちらかと言えばショートが妥当と思われますが、今回は前提不成立です。
なお、ADPは予想を大幅に上回り、前月分も上方修正されていました。
・発表直後の追撃は早期開始、早期終了です。
・直後1分足跳幅が70pipsに達したら、同終値がつく頃まで待って追撃し15pipsの利確を狙います。但し、直後11分足終値がつくまで伸び続けたことは少なく、発表から数分で15pipsの利幅に達しなければ、どこかで決済しておいた方が良いでしょう。
・直後1分足終値を基準に、それを上回れば直後1分足終値に向けた戻しを狙って指標結果に対し逆張り、下回れば再反転して直後1分足終値に向けて指標結果に対し順張りの機会を窺います。目安は3pips程度を狙える場合です。
以上
以下は1月12日に追記しています。
【事後検証】
結果は悪化で、反応は陰線でした。
NFPは過大反動で予想を下回り、前月結果も下方修正されました。
平均時給前月比は、2019年3月集計分以来の+0.1%と低かったものの、前月分が+0.2から+0.3%に上方修正されました。
事後差異・実態差異ともにマイナスで、陰線方向への反応は妥当です。
指標発表前は上昇基調だったものの、発表と同時に陰線に転じ、その後は半値を戻した付近で停滞しました。
半値戻し付近は、ほぼ直後1分足値幅付近で、この点において過去の多くの事例と一致していました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
広告以上
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