2018年01月02日
2018年1月2日18:30発表ー英国景気指標「12月分製造業PMI」発表前後取引(結果検証済)
T.事前投稿
ブログの日時は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.事後検証」のタイトル行付近に記載しています。
本指標の反応分析はこちらです。
今回発表は2017年12月集計分です。
同時に住宅関連指標も発表されるようですが、本指標発表前後には本指標への予想・結果でGBPJPYは動きます。
市場予想は58.0、前回結果は58.2で、事前差異判別式の解は△0.2です。
前掲の分析結果に基づくシナリオは以下の通りです。
- 直前1分足は事前差異と逆方向に見込みます。今回の事前差異はマイナスなので、この期間のポジションはロングです。
論拠は、指標一致性分析の結果、事前差異と直前1分足の方向一致率は24%(不一致率76%)です。
但し、直前1分足は過去25%の頻度で10pips以上跳ねています。跳ねても、その方向が直後1分足の方向を示唆している訳ではないので、ポジションと逆方向に跳ねてしまったら損切せざるを得ません。
この点はご注意ください。 - 指標発表後の追撃は、早期開始して短期利確を繰り返しながら複数回行います。
初期の反応は、事後差異との方向一致率が97%に達しており素直です。がしかし、指標発表から1分を過ぎると、数分以内に直後1分足跳幅を超えて反応を伸ばす一方、10分後には直後1分足終値を超えて反応を伸ばしていたことが55%しかありません。
さっさと追撃・利確して、欲張らないことです。複数回の追撃を行うなら、上下動の様子を見ながら、ということです。
おっと。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
以上
U.事後検証
以下は、2018年1月3日に追記しています。
指標結果と反応を纏めておきます。
結果は前回・予想を下回り、反応は陰線でした。
前回11月集計分が4年ぶりの高水準(58.2)だったこともあり、今回はそれを下回ったものの、悪い数字ではありません。前々回10月集計分(56.0)は上回っており、全体のグラフ推移は上昇基調を維持したままです。
事後差異判別式の解は△1.7で直後1分足は陰線、実態差異判別式の解は△1.9で直後11分足も陰線です。過去分析と実際の反応に矛盾はありません。
取引結果を纏めておきます。
今年最初の取引なので、とりあえず慎重にやって小さく勝ちました。
- 直前1分足は事前差異と逆方向に見込んでいました。
結果は、事前差異△0.2に対し陽線でした。 - 指標発表後の追撃は、早期開始して短期利確を繰り返しながら複数回行うつもりでした。
結果は、事後差異△1.7に対し直後1分足が陰線で反応しており、素直な反応でした。そして、指標発表から1分過ぎに直後1分足跳幅12pipsを超えて跳幅16pipsに到達しました。がしかし、発表から11分後には直後1分足値幅を削っていました。
概ね、事前分析通りの展開です。
さて、結果論となるものの、2度目の追撃はもう1分粘ればあと数pips利幅を稼げたようです。また、複数回の追撃を2度で打ち切り、結果的に直後11分足の長い下ヒゲで損切せずに済みました。
追撃を短時間で打ち切った理由は、前回・予想を下回ったものの、そんなに悪くない結果だったためです。
前述の通り、グラフ推移は上昇基調を維持しており、そこに?を生じるためには指標結果が前々回の56.0を下回る必要があったように思います。
以上
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