2016年12月09日
'16.12/13.18:30予定ー英国「物価指数」分析
'16.12/13.18:30には英国11月の「小売物価指数」「消費者物価指数」「生産者物価指数」といった物価指数が発表されます。
反応性分析では、この指標発表直後の反応(値動き)を調べて、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。
以下に、この指標発表時の反応を一覧整理しておきます。なお、分析表では全平均の数値を用いています。
反応性分析の結論は次の通りです。
反応一致分析は、指標発表前後のローソク足の向きに特徴的な偏りがないかを調べ、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。反応一致分析では、ローソク足の向きに偏りがないかを調べるローソク足分析と、発表前後のローソク足の向きの一致に偏りがないかを調べる一致性分析と、を順に行います。
まず、ローソク足分析です。
発表10分前から発表1分前の10-1分足は、このようになっていました。
陰線4本に対し陽線13本というのは偏りと言えます。値幅(実体部の始値と終値の差)が0だった3回を除くと、この時間帯には4回に3回以上が陽線となっています(陽線率76%)。
なお、始値と終値が一致した場合を除いたのは、その場合にポジションを持っても損をしないからです(正確にはスプレッド分だけ損しますが)。
次に、発表直前の1分足を同様に始値規準で並べてみました。
陰線16本に対し陽線2本というのは偏りと言えます。値幅(実体部の始値と終値の差)が0だった2回を除くと、この時間帯には10回に9回程度が陰線となっています(陰線率89%)。
一方、指標発表直後の1分足を並べてみると、今後は(おそらく)発表結果に応じて陽線と陰線が適度にばらけていました。
同様に、指標発表直後の10分足を並べてみても、指標発表直後1分足と同じく(おそらく)発表結果に応じて陽線と陰線が適度にばらけていました。
以上のことを整理しながら、念のため先に起きたことが後に起きることと一致傾向があるかを分析しましょうう。下表をご覧ください。
前々一致率とは直前10-1分足と直前1分足の方向が一致した%です。前述の通り、なぜか直前10-1分足は陽線率が76%で、直前1分足は陰線率が89%ですから、この一致率が低くなったのは当然です。不一致率は表に載せていませんが、暗算で76%にもなることがわかりました。
前後一致率とは直前10-1分足や直前1分足の方向が直後1分足の方向と一致した%です。どちらの数字であれ70%以上もしくは30%以下になっていないかに着目しています。直前10-1分足と直後1分足の一致率が65%とやや高いものの、安心してポジションを持つ根拠にはなりません。
このブログでは、考えても訳がわからないことが多いFXをやるのだから、75%や25%といった数字を色々な判断基準にしています。75%や25%の意味は目標が3勝1敗だからです。
後々一致率とは、直後1分足と同10分足の方向が一致した%です。この%は高くて当然で、もともと70〜80%となることが多いようです。直後1分足と直後10分足の一致率は高くて当然で、低ければ1分足が「騙し」となった場合が多いことを意味するので要注意です。直後1分足と直後10分足の一致率が60%を切ると安全な順張りのポジションが持てないと割り切って、ポジションを持つのは控えます。ここでは68%なので大丈夫です。
ともあれ、反応一致分析の結論は次の通りです。
指標一致分析は、指標発表結果の方向(良否)と反応の向きに特徴的な偏りがないかを調べ、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。指標一致分析では、過去の指標の発表結果の方向(良否)に特徴的な偏りがないかを調べる指標分析と、発表前後にローソク足の向きとの一致に偏りがないかを調べる一致性分析と、を順に行います。
まず、指標分析を行います。
小売物価指数は次のようになっています。
次に、消費者物価指数です。
そして、生産者物価指数です。
指標の種類が多すぎてとても把握できませんね。そこで、小売物価指数と消費者物価指数は前月比・前年比・コア前年比の市場予想と発表結果の差を、生産者物価指数はコア前年比の市場予想と発表結果の差を、全て足し合わせた仮統合関数というのを仮定します。正確に書くと面倒ですが、要するに全ての予想と結果の差を足しただけです。
この仮統合関数は次のようになります。
仮統合関数を使った結果を見る限りでは、前回と予想と結果のそれぞれについて、何か規則性や傾向は伺えません。指標分析の結論は、そういうことになります。
次に、一致性分析を行います。
この関数の向きと先に挙げた時間帯毎のローソク足の向きを比べてみましょう。
まず最初に、上の表は指標分析を一覧整理したものです。
先の結論通り、予想と結果を組み合わせた差分には、N(マイナス)とP(プラス)とに偏りがないように見受けられます。市場予想が発表結果を良く見込む癖も悪く見込む癖もないようです。
次の表は、反応一致分析で用いたものです。これについては先述の通りです。
そして下の表は、指標の良し悪しと反応の方向を比べた一致性分析です。
市場予想と前回発表の一致率(不一致率も)はいずれも75%に達していません(一致率・不一致率がポジションを持つ根拠にはなりません)。
前々一致率が低いことはこれまでの分析で予想されていました。発表前には、前回結果と今回の市場予想しか情報がありません。ところが、先の反応一致分析でそんなことに関係なく、発表直前10-1分足は陽線率が異常に高く、発表直前1分足は陰線率が異常に高かったからです。
前後一致率や後々一致率もそこそこ高いので、いわゆる「材料出尽くし」で指標発表結果の良否に反する反応をすることもないでしょう。気をつけていればいいというレベルです。
つまり、最初に挙げた反応性分析の結論のように、この指標発表時には発表直後1分足の向きを見てから順張りで同10分足の跳幅を狙うしかありませんね。
指標一致分析の結論は次の通りです。
シナリオ作成の前に現状を分析しておきましょう。
まず現在のチャート状況です。
現在のGBPJPYの日足チャートを見ると、11/7始値を起点とする上昇トレンド中と見受けられます。但し、下表からは、このトレンドがGBPとUSDが拮抗しJPYが安くなって形成されています。GBPJPYは陽線が順張りという前提は、発表前にGBPとUSDの拮抗が崩れるかJPYが強くならない限り成り立ちます。
次に前後のイベントについて見てみましょう。
15日04:00の米FOMC政策金利発表と同日21:00のBOE政策金利発表が予定されています。これらイベントの影響は、前者の影響が大きい上に順序的に先のため、後者の影響は無視できると考えられます。その結果、米金利引上げという市場予想が圧倒的に強い現状では、先のGBPとUSDの拮抗が崩れる可能性があります。おそらく相対的にはUSDが強くなってGBPが弱くなるので、あとはそれ以上にJPY安が続くかどうかが問題です。
その他ファンダメンタルは、原油価格が持ち直しつつあることがGBPを強くしています。但し、今回は11月分の物価指数発表ですから、先のOPEC減産合意の影響はありません。IMM投機筋ポジションは、GBPが11月から微減していますが、大きな変化が現れている訳ではありません。
以上のことから、現状確認の結論は、
反応性分析の結論は次の通りでした。
次に、反応一致分析の結論は次の通りでした。
指標一致分析の結論は次の通りでした。
そして現状確認の結論は次の通りでした。
以上のことから、今回のシナリオは
結果はいつもの通り、事後に報告いたします。
結果はこちらからどうぞ。
関連記事はこちらから。
>>>「FXは上達するのか」
>>>「ファンダメンタル分析の楽しみ方」
いかがでしょう。もしこの記事が何か参考になったなら、どれか広告バナーをクリックして提携先に興味をお持ち頂けると幸いです。提携先はいずれも良心的なところを選んだつもりです。安心してください。
【反応性分析】
反応性分析では、この指標発表直後の反応(値動き)を調べて、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。
以下に、この指標発表時の反応を一覧整理しておきます。なお、分析表では全平均の数値を用いています。
反応性分析の結論は次の通りです。
- 前回発表時にはやや反応が大きかったようだが、過去3回〜過去20回(全平均)のグラフ形状に大きな変化はなく、この指標の反応性は安定している。これなら、発表直後の反応を見てからポジションを取っても、比較的安心できる。
- 発表直後の1分足終値がつく頃にポジションを取って10分足跳幅で解消できれば、順張りで20pipsが狙える可能性がある。また、そのまま10分足終値がつくまでポジションを解消できなかったとしても、平均値では2pipsのプラスとなっている。これは順張りの安心感を補強する。
- 1分足跳幅でポジションを取って1分足終値や10分足終値で解消するのは、逆張りとなる上に、順張りよりも小さな10pips程度しか狙えない。
【反応一致分析】
反応一致分析は、指標発表前後のローソク足の向きに特徴的な偏りがないかを調べ、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。反応一致分析では、ローソク足の向きに偏りがないかを調べるローソク足分析と、発表前後のローソク足の向きの一致に偏りがないかを調べる一致性分析と、を順に行います。
まず、ローソク足分析です。
発表10分前から発表1分前の10-1分足は、このようになっていました。
陰線4本に対し陽線13本というのは偏りと言えます。値幅(実体部の始値と終値の差)が0だった3回を除くと、この時間帯には4回に3回以上が陽線となっています(陽線率76%)。
なお、始値と終値が一致した場合を除いたのは、その場合にポジションを持っても損をしないからです(正確にはスプレッド分だけ損しますが)。
次に、発表直前の1分足を同様に始値規準で並べてみました。
陰線16本に対し陽線2本というのは偏りと言えます。値幅(実体部の始値と終値の差)が0だった2回を除くと、この時間帯には10回に9回程度が陰線となっています(陰線率89%)。
一方、指標発表直後の1分足を並べてみると、今後は(おそらく)発表結果に応じて陽線と陰線が適度にばらけていました。
同様に、指標発表直後の10分足を並べてみても、指標発表直後1分足と同じく(おそらく)発表結果に応じて陽線と陰線が適度にばらけていました。
以上のことを整理しながら、念のため先に起きたことが後に起きることと一致傾向があるかを分析しましょうう。下表をご覧ください。
前々一致率とは直前10-1分足と直前1分足の方向が一致した%です。前述の通り、なぜか直前10-1分足は陽線率が76%で、直前1分足は陰線率が89%ですから、この一致率が低くなったのは当然です。不一致率は表に載せていませんが、暗算で76%にもなることがわかりました。
前後一致率とは直前10-1分足や直前1分足の方向が直後1分足の方向と一致した%です。どちらの数字であれ70%以上もしくは30%以下になっていないかに着目しています。直前10-1分足と直後1分足の一致率が65%とやや高いものの、安心してポジションを持つ根拠にはなりません。
このブログでは、考えても訳がわからないことが多いFXをやるのだから、75%や25%といった数字を色々な判断基準にしています。75%や25%の意味は目標が3勝1敗だからです。
後々一致率とは、直後1分足と同10分足の方向が一致した%です。この%は高くて当然で、もともと70〜80%となることが多いようです。直後1分足と直後10分足の一致率は高くて当然で、低ければ1分足が「騙し」となった場合が多いことを意味するので要注意です。直後1分足と直後10分足の一致率が60%を切ると安全な順張りのポジションが持てないと割り切って、ポジションを持つのは控えます。ここでは68%なので大丈夫です。
ともあれ、反応一致分析の結論は次の通りです。
- ローソク足分析の結果、発表直前10-1分足の陽線率は76%もあり、そのうち跳幅が10pips以上となった場合が85%に達する。発表直前1分足の陰線率は89%にも達するものの、跳幅が10pipsに達したことはそのうち19%しかない。ただいずれも安心できる数字なので、どちらで/どちらもポジションを取るかは、実際の値動きをみて決めればよい。
- 一致性分析の結果、直前10-1分足と直前1分足の不一致率は76%にもなる。この結果はローソク足分析の結果を踏まえると、直前1分足が始まる直前にポジションを取って、その終値がつく前にポジションを解消することへの安心感を補強する。
- 発表直後1分足と同10分足の方向一致率は68%となっているため少し注意が必要なものの、反応性分析の結論である発表直後1分足の終値がつく頃にポジションを取っても騙されない公算が強いと言える。
【指標一致分析】
指標一致分析は、指標発表結果の方向(良否)と反応の向きに特徴的な偏りがないかを調べ、ポジションが安全に取れそうな傾向がないかを分析します。指標一致分析では、過去の指標の発表結果の方向(良否)に特徴的な偏りがないかを調べる指標分析と、発表前後にローソク足の向きとの一致に偏りがないかを調べる一致性分析と、を順に行います。
まず、指標分析を行います。
小売物価指数は次のようになっています。
次に、消費者物価指数です。
そして、生産者物価指数です。
指標の種類が多すぎてとても把握できませんね。そこで、小売物価指数と消費者物価指数は前月比・前年比・コア前年比の市場予想と発表結果の差を、生産者物価指数はコア前年比の市場予想と発表結果の差を、全て足し合わせた仮統合関数というのを仮定します。正確に書くと面倒ですが、要するに全ての予想と結果の差を足しただけです。
この仮統合関数は次のようになります。
仮統合関数を使った結果を見る限りでは、前回と予想と結果のそれぞれについて、何か規則性や傾向は伺えません。指標分析の結論は、そういうことになります。
次に、一致性分析を行います。
この関数の向きと先に挙げた時間帯毎のローソク足の向きを比べてみましょう。
まず最初に、上の表は指標分析を一覧整理したものです。
先の結論通り、予想と結果を組み合わせた差分には、N(マイナス)とP(プラス)とに偏りがないように見受けられます。市場予想が発表結果を良く見込む癖も悪く見込む癖もないようです。
次の表は、反応一致分析で用いたものです。これについては先述の通りです。
そして下の表は、指標の良し悪しと反応の方向を比べた一致性分析です。
市場予想と前回発表の一致率(不一致率も)はいずれも75%に達していません(一致率・不一致率がポジションを持つ根拠にはなりません)。
前々一致率が低いことはこれまでの分析で予想されていました。発表前には、前回結果と今回の市場予想しか情報がありません。ところが、先の反応一致分析でそんなことに関係なく、発表直前10-1分足は陽線率が異常に高く、発表直前1分足は陰線率が異常に高かったからです。
前後一致率や後々一致率もそこそこ高いので、いわゆる「材料出尽くし」で指標発表結果の良否に反する反応をすることもないでしょう。気をつけていればいいというレベルです。
つまり、最初に挙げた反応性分析の結論のように、この指標発表時には発表直後1分足の向きを見てから順張りで同10分足の跳幅を狙うしかありませんね。
指標一致分析の結論は次の通りです。
- 指標分析の結果、この指標の前回・予想・結果の間には特徴的な癖がない。
- 一致性分析の結果も同様に新たな知見は得られない。
- この結果は、英国物価指数で扱う指標が多すぎるために用いた仮統合関数が正しくない可能性がある。この点は別途検討の継続を要する。
【現状確認】
シナリオ作成の前に現状を分析しておきましょう。
まず現在のチャート状況です。
現在のGBPJPYの日足チャートを見ると、11/7始値を起点とする上昇トレンド中と見受けられます。但し、下表からは、このトレンドがGBPとUSDが拮抗しJPYが安くなって形成されています。GBPJPYは陽線が順張りという前提は、発表前にGBPとUSDの拮抗が崩れるかJPYが強くならない限り成り立ちます。
次に前後のイベントについて見てみましょう。
15日04:00の米FOMC政策金利発表と同日21:00のBOE政策金利発表が予定されています。これらイベントの影響は、前者の影響が大きい上に順序的に先のため、後者の影響は無視できると考えられます。その結果、米金利引上げという市場予想が圧倒的に強い現状では、先のGBPとUSDの拮抗が崩れる可能性があります。おそらく相対的にはUSDが強くなってGBPが弱くなるので、あとはそれ以上にJPY安が続くかどうかが問題です。
その他ファンダメンタルは、原油価格が持ち直しつつあることがGBPを強くしています。但し、今回は11月分の物価指数発表ですから、先のOPEC減産合意の影響はありません。IMM投機筋ポジションは、GBPが11月から微減していますが、大きな変化が現れている訳ではありません。
以上のことから、現状確認の結論は、
- GBPJPYは11月7日始値を起点とする上昇トレンド中で、その原因はJPY安にある。
- 今後、15日のFOMCが近づくにつれてGBPUSDの拮抗関係が崩れると、その影響でGBPJPYのトレンドにも変化があるかも知れない。
- 資源国通貨であるGBPに影響する原油価格に大きな変化はなく、IMM投機筋ポジションもGBP微減に留まっている。
【シナリオ検討】
反応性分析の結論は次の通りでした。
- 前回発表時にはやや反応が大きかったようだが、過去3回〜過去20回(全平均)のグラフ形状に大きな変化はなく、この指標の反応性は安定している。これなら、発表直後の反応を見てからポジションを取っても、比較的安心できる。
- 発表直後の1分足終値がつく頃にポジションを取って10分足跳幅で解消できれば、順張りで20pipsが狙える可能性がある。また、そのまま10分足終値がつくまでポジションを解消できなかったとしても、平均値では2pipsのプラスとなっている。これは順張りの安心感を補強する。
- 1分足跳幅でポジションを取って1分足終値や10分足終値で解消するのは、逆張りとなる上に10pips程度しか狙えない。
次に、反応一致分析の結論は次の通りでした。
- ローソク足分析の結果、発表直前10-1分足の陽線率は76%もあり、そのうち跳幅が10pips以上となった場合が85%に達する。発表直前1分足の陰線率は89%にも達するものの、跳幅が10pipsに達したことはそのうち19%しかない。ただいずれも安心できる数字なので、どちらで/どちらもポジションを取るかは、実際の値動きをみて決めればよい。
- 一致性分析の結果、直前10-1分足と直前1分足の不一致率は76%にもなる。この結果はローソク足分析の結果を踏まえると、直前1分足が始まる直前にポジションを取って、その終値がつく前にポジションを解消することへの安心感を補強する。
- 発表直後1分足と同10分足の方向一致率は68%となっているため少し注意が必要なものの、反応性分析の結論である発表直後1分足の終値がつく頃にポジションを取っても騙されない公算が強いと言える。
指標一致分析の結論は次の通りでした。
- 指標分析の結果、この指標の前回・予想・結果の間には特徴的な癖がない。
- 一致性分析の結果も同様に新たな知見は得られない。
- この結果は、英国物価指数で扱う指標が多すぎるために用いた仮統合関数が正しくない可能性がある。この点は別途検討の継続を要する。
そして現状確認の結論は次の通りでした。
- GBPJPYは11月7日始値を起点とする上昇トレンド中で、その原因はJPY安にある。
- 今後、15日のFOMCが近づくにつれてGBPUSDの拮抗関係が崩れると、その影響でGBPJPYのトレンドにも変化があるかも知れない。
- 資源国通貨であるGBPに影響する原油価格に大きな変化はなく、IMM投機筋ポジションもGBP微減に留まっている。
以上のことから、今回のシナリオは
- 反応性分析結論に依り、発表直後の1分足終値がつく頃にポジションを取って10分足跳幅で解消できれば、順張りで20pipsが狙える可能性がある。また、そのまま10分足終値がつくまでポジションを解消できなかったとしても、平均値では2pipsのプラスとなっている。これは順張りの安心感を補強するつ。
- 反応一致分析結論に依り、発表直前10-1分足の陽線率は76%もあり、そのうち跳幅が10pips以上となった場合が85%に達する。発表直前1分足の陰線率は89%にも達するものの、跳幅が10pipsに達したことはそのうち19%しかない。両者の不一致率は76%にもなるため、直前10-1分足と反対向きに、直前1分足が始まる直前にポジションを取って、その終値がつく前にポジションを解消することへの安心感は非常に強い。但し、それで稼げるpipsは小さいので無理にポジションを持つ必要はない。実際の値動きを見て決めればよい。
- 指標一致分析と現状確認からは特に有益情報がなかった。GBPJPYは現在、JPY安の影響による上昇トレンドにある。がしかし、FOMCが迫っており、GBPUSDのトレンド転換の乱高下が起きる可能性が常にあるため、GBPJPYでも注意しておくこと。
結果はいつもの通り、事後に報告いたします。
以上
結果はこちらからどうぞ。
関連記事はこちらから。
>>>「FXは上達するのか」
>>>「ファンダメンタル分析の楽しみ方」
いかがでしょう。もしこの記事が何か参考になったなら、どれか広告バナーをクリックして提携先に興味をお持ち頂けると幸いです。提携先はいずれも良心的なところを選んだつもりです。安心してください。
ーーー以下は広告ですーーー
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5700176
この記事へのトラックバック