2017年07月08日
2017年7月第1週成績と、7月第2週主要指標の過去反応pips
本成績は、2017年1月1日時点でGBPJPY1枚分の投資額の10倍(¥579,680)を元本に、本ブログ記載の方法で取引を行いつつある途中経過です。
現時点まで半年間の運用益は30%に達しており、正直言って、例年に比べて「運が良かった」ようです(例年の約2倍ペースです)。理由は、運と、取引する・しないの判定基準を70%(例年75%)まで下げて取引回数が増えたことと、本ブログを始めたことで分析用の図表類の一覧が容易になったため、と思います。
その代わりに、ブログを書いてからでないと、何か取引する気がしなくなったのがちょっと面倒です。
「アイ・ロボット」という映画のワンシーンで、主人公がロボットに「君らには感動的な芸術を生み出せないだろう」というセリフがあります。するとロボットは「あなたは?」と訊きかえすシーンがあります。芸術は私も駄目ですが、まだまだ分析して取引に臨めば、自動売買プログラムには負けません。
自動売買プログラムを否定する気はなく関心もあるのですが、あれば資金が大きいほど収益率がよくなるという噂もあります。でも「何だかわからないけど、どうやら大金を預けるほど有利になるらしい」という話ぐらい怪しい話はないでしょう。だから、この噂にはちょっとひねった悪意があるように思います。
自動売買プログラムの会社の人に悪いので、推測で恐縮ながら、これは「どうなるかわからない市場だからこそ、自動取引に判断を委ね、一旦、委ねたらある程度の期間はほっておける人が有利」ということではないでしょうか。
少なくとも一定ルールでの取引で利確・損切を躊躇なく行えるという点は、自動売買の方が人間より優れているでしょう。「1-3. 難しさの正体って何だ」にも書きましたが、これは有利です。
7月第1週の取引結果を纏めておきます。
今週は7指標で取引を行いました。
取引時間は27分3秒(1指標当たり3分52秒)、損益はいつも1枚ずつの取引で+7,676円(同+1,097円)でした。勝率は、指標単位で85%(6勝1敗)、シナリオ単位では74%(20勝7敗)でした。
問題ありません。
7月第1週の指標概要は次の通りでした。
個別の調査・分析・結果・検証の記録は以下をご参照ください。
次週6月第5週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
グラフは各指標反応の過去平均pipsです。データはまだ、各指標の前回分析時までの記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
関心を持っている内容は次の通りです。
現時点まで半年間の運用益は30%に達しており、正直言って、例年に比べて「運が良かった」ようです(例年の約2倍ペースです)。理由は、運と、取引する・しないの判定基準を70%(例年75%)まで下げて取引回数が増えたことと、本ブログを始めたことで分析用の図表類の一覧が容易になったため、と思います。
その代わりに、ブログを書いてからでないと、何か取引する気がしなくなったのがちょっと面倒です。
「アイ・ロボット」という映画のワンシーンで、主人公がロボットに「君らには感動的な芸術を生み出せないだろう」というセリフがあります。するとロボットは「あなたは?」と訊きかえすシーンがあります。芸術は私も駄目ですが、まだまだ分析して取引に臨めば、自動売買プログラムには負けません。
自動売買プログラムを否定する気はなく関心もあるのですが、あれば資金が大きいほど収益率がよくなるという噂もあります。でも「何だかわからないけど、どうやら大金を預けるほど有利になるらしい」という話ぐらい怪しい話はないでしょう。だから、この噂にはちょっとひねった悪意があるように思います。
自動売買プログラムの会社の人に悪いので、推測で恐縮ながら、これは「どうなるかわからない市場だからこそ、自動取引に判断を委ね、一旦、委ねたらある程度の期間はほっておける人が有利」ということではないでしょうか。
少なくとも一定ルールでの取引で利確・損切を躊躇なく行えるという点は、自動売買の方が人間より優れているでしょう。「1-3. 難しさの正体って何だ」にも書きましたが、これは有利です。
【1. 今週成績及び所感】
7月第1週の取引結果を纏めておきます。
今週は7指標で取引を行いました。
取引時間は27分3秒(1指標当たり3分52秒)、損益はいつも1枚ずつの取引で+7,676円(同+1,097円)でした。勝率は、指標単位で85%(6勝1敗)、シナリオ単位では74%(20勝7敗)でした。
問題ありません。
7月第1週の指標概要は次の通りでした。
- 米国指標は、景気指標・雇用指標・貿易収支が発表されました。景況感は上昇したものの平均時給と失業率が悪化し、貿易赤字前月比は減ったものの、赤字額そのものは1-3月期より大きい水準のままでした。一部で、4-6月期GDPを悲観的な解釈を解説した記事も出始めました。
- 英国指標は、PMIが製造業・建設業・サービス業のいずれも低下したことに加え、鉱工業生産指数・製造業生産指数が悪化し、貿易収支は前月より赤字額が増えました。「いいとこ無し」の発表が続いた週でした。
- 豪州経済指標は、小売売上高前月比がプラスを維持しました。がしかし、RBA声明に依れば、この程度のことは「低水準の金利」に支援されているだけなのでしょう。RBA政策金利は現状維持で、当面の利上げはないでしょう。
個別の調査・分析・結果・検証の記録は以下をご参照ください。
- 英国6月集計分製造業PMI
- 米国6月集計分ISM製造業景況指数
- 豪州5月集計分小売売上高
- 英国6月集計分サービス業PMI
- 米国6月集計分ADP民間雇用者数
- 米国6月集計分ISM非製造業景況指数
- 米国6月集計分雇用統計
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週6月第5週で関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
グラフは各指標反応の過去平均pipsです。データはまだ、各指標の前回分析時までの記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
関心を持っている内容は次の通りです。
- 次週の指標は上図以外にも多数発表が予定されています。がしかし、比較的分析しやすくて他の指標に影響緑が強い指標は上図に示したものぐらいでしょう。
大きく反応(20pips以上)する指標は英国雇用統計ぐらいしかありません。次いで米国小売売上高で、この時刻には同時に米国CPIも発表されるので、取引参加者が多くて直前の値動きが激しくなるかも知れません。 - 次週、米国は経済指標よりもFRB議長の議会証言や政策課題が取引材料になりそうです。政策課題とは100日計画が期限が迎えることです。100日計画というのは、米政権が貿易収支改善のため、通商代表部に対し相手国側を巻き込んで改善を求めた行動計画のことです。
- 先週発表された米国貿易収支は、前月より赤字幅が縮小していたものの、4・5月の平均は1-3月の平均より赤字が増えていました。100日計画期限を迎える週なので、また米政権に日本は「わーわー」言われて、その都度、USDJPYの頭を押さえそうです。日本貿易収支を見ておき、対米黒字の増減を調べておきます。日本語で読める資料で調べた方が楽ですからね。
- 英国は雇用統計が発表されます。6月集計分では先週発表されたPMIが製造業・建設業・サービス業のいずれも低下しており、雇用への影響が心配されます。
以上
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6448464
この記事へのトラックバック