2017年04月29日
2017年4月第4週までの成績と、5月第1週主要指標の過去反応pips
【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週(4月第4週)の成績を一覧集計しておきます。
今週は5指標で取引を行い、取引時間は30分40秒、損益は+4,702円でした。
シナリオ単位では10勝5敗で、シナリオの実施見送り3、シナリオ外取引2(2勝)で、指標単位は5勝0敗でした。
4月の成績は、取引時間170分26秒、損益+33,041円でした。これで、今年年初からの運用益は+20%を超えました。少し調子が良すぎるので、油断しないように気を付けます。
さて、今週市場のポイントは、
- 先週末の仏大統領選第1回投票の結果、懸念されていた極右候補が2位となり、5月本選での苦戦見通しが強まったこと(EUR買材料)
- 未だ朝鮮半島を巡る地政学的リスクを残すものの、中国の圧力によって25日の核実験・ミサイル発射実験が行われなったことで、リスク一服感が根付いたこと(JPY売材料)
- 豪州四半期CPIが市場予想を下回ったものの、2.1%に達したこと(本来AUD売材料だが、AUD買で反応した)
- ECB金融政策が緩和スタンス継続と判明したこと(本来EUR売材料だが、EUR買材料として反応した)
- 英GDP速報値が市場予想を下回ったものの年率2.1%に達していること(本来GBP売材料だが、GBP買で反応した)
- 米四半期GDP速報値・四半期PCEDが、かなり大きく市場予想を下回ったこと(本来USD売材料だが、USD買で反応した)
でした。
詳細は週末に分析しますが、発表直後の初期反応が本来とは異なる方向の指標が多い週でした。きっと、それには意味があるのでしょう。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、5月第1週で注目すべき点は、
- 中東・朝鮮半島を巡る地政学的リスクが継続し、先延ばしされた米連邦債務上限の引き上げ法案の採決期限が5月5日、仏選挙が5月7日に行われること
- 日本はGW中で、市場にはJPY絡みのポジションがかなり少なくなっていること
- 引き続き次週も反応が比較的大きい指標が多く発表されること
です。
関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、各指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
以上
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