2017年04月14日
2017年4月第2週までの成績と、4月第3週主要指標の過去反応pips
多くのFX関連書籍・記事で主流・基本だと言うトレンドフォローでの取引は、多くの結果が示す通り、ほとんどの人に適していません。普通の人がFXを始める際には、もっと適した方法があると思って、このブログを始めました。このブログでは、経済指標発表前後の短期シナリオ手法というやり方を紹介しています。詳細は「FXは上達するのか」をご覧ください。
2017年年初からの成績と、今週(4月第2週)の成績を一覧集計しておきます。
今週は5指標で取引を行い、取引時間は16分25秒、損益は+4,272円でした。
シナリオ単位では6勝3敗で4シナリオの実施を見送り、指標単位では4勝1敗でした。
先週は米軍のシリア軍基地攻撃があり、今週はダウ急落と北朝鮮リスクが起こりました。USDJPYが1時間で50pips以上低下したことが、先週末から今週にかけて3回起きています。結果、USDJPYは109円を下抜け、108円台に達しました(2016年11月以来です)。
ちなみに、先週発表された日銀短観における今年の大企業USDJPY想定レートが108円台でした。大企業の想定レートはやや円高に見積もらざるを得ないため、企業の実感でいうならやや想定より円高になっている、ということです。
(注:年度予算を見込む為替レートをやや低めで見ておけば、年度途中の売上・利益を低く見込め、最終決算で為替差益を生み出せます。がしかし、逆に年度末になってから為替差損を決算に載せると、年度途中の売上・利益が多めに見えてしまうこともあって、株主から見通しの甘さと途中報告の杜撰さを怒られてしまいます。だから、輸出企業が多い大企業の為替見通し平均は、円安よりも円高を想定したレートになってしまうのです。)
次週、4月第3週で注目すべき点は次の通りです。
その他、関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、書く指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週(4月第2週)の成績を一覧集計しておきます。
今週は5指標で取引を行い、取引時間は16分25秒、損益は+4,272円でした。
シナリオ単位では6勝3敗で4シナリオの実施を見送り、指標単位では4勝1敗でした。
先週は米軍のシリア軍基地攻撃があり、今週はダウ急落と北朝鮮リスクが起こりました。USDJPYが1時間で50pips以上低下したことが、先週末から今週にかけて3回起きています。結果、USDJPYは109円を下抜け、108円台に達しました(2016年11月以来です)。
ちなみに、先週発表された日銀短観における今年の大企業USDJPY想定レートが108円台でした。大企業の想定レートはやや円高に見積もらざるを得ないため、企業の実感でいうならやや想定より円高になっている、ということです。
(注:年度予算を見込む為替レートをやや低めで見ておけば、年度途中の売上・利益を低く見込め、最終決算で為替差益を生み出せます。がしかし、逆に年度末になってから為替差損を決算に載せると、年度途中の売上・利益が多めに見えてしまうこともあって、株主から見通しの甘さと途中報告の杜撰さを怒られてしまいます。だから、輸出企業が多い大企業の為替見通し平均は、円安よりも円高を想定したレートになってしまうのです。)
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、4月第3週で注目すべき点は次の通りです。
- 北朝鮮絡みがまだ収まっていなかった場合、加えて4月23日に予定されている仏大統領選第1回投票に向けて、週後半になるほどEURのリスクが意識されます。
- よって、EURJPYの経済指標への反応はいつもより短時間で終わったり、指標結果に関係ない動きとなる可能性があります。
- 過去の実績平均で比較的大きく反応する指標は、英国小売売上高ぐらいです。
その他、関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、書く指標の前回記事で用いた値ですから、最新の値にはなっていません(誤差が1-3pips程度あると思われます)。そのつもりでご覧ください。
以上
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