2017年04月07日
2017年4月第1週までの成績と、4月第2週主要指標の過去反応pips
多くのFX関連書籍・記事で主流・基本だと言うトレンドフォローでの取引は、多くの結果が示す通り、ほとんどの人に適していません。普通の人がFXを始める際には、もっと適した方法があると思って、このブログを始めました。このブログでは、経済指標発表前後の短期シナリオ手法というやり方を紹介しています。詳細は「FXは上達するのか」をご覧ください。
2017年年初からの成績と、今週(4月第1週)の成績を一覧集計しておきます。
先週の取引時間は53分19秒、1指標当たり平均5分55秒です。損益は+15,031円、1指標当たり+1,670円です。
シナリオ単位では負けた指標もありましたが、指標単位では8勝1敗と運が良かった。大きく分析を外したことは、英サービス業PMIと米雇用統計です。ともに初期反応が大きかったので、外したのは私だけじゃなかったのでしょう。
今週は、最後に米軍のシリア攻撃があり、3分で60pips強のリスク回避円高がありました。中国主席訪米中にこうしたことが起きるとは、誰も思っていなかったでしょう。
仏大統領選が近づいているため、EURが荒れると予想していましたが、これは見込み違いでした。
4日に公表された豪州RBA議事録では、当面の政策変更なしが確認できました。
また、同日発表された米国2月貿易収支は、反応こそ小さかったものの、中国からの輸入が対前月27%減少というのには驚きました。さすが中国です。
5日に発表された英国3月サービス業PMIでは、直後11分足跳幅が70pipsもの反応となりました。市場予想は前回結果を僅かに上回っていたものの、大きく発表結果が改善したことが意外だったのです。
その後で、米国3月ADP雇用統計が発表され、市場予想をかなり大きく上回る内容となっていました。
6日未明に公表されたFOMC議事録では、FRBのバランスシート縮小に今年中に着手する可能性が高いことが示されました。この公表に先立ち、FOMCメンバーが何人か、利上げを急がない旨、発言を行いました。
7日に発表された米国3月雇用統計は、ロイターやWSJもさっそく言い訳記事を載せているぐらいですから、私なんか外しても仕方ありませんね。
次週、4月第2週で注目すべき点は次の通りです。
その他、関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、前回記事で用いた値ですから、3月発表時の反応を踏まえた値にはなっていません。よって、3月発表時のpipsも含めると、誤差が1-3pips程度あるかも知れません。そのつもりでご覧ください。
【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週(4月第1週)の成績を一覧集計しておきます。
先週の取引時間は53分19秒、1指標当たり平均5分55秒です。損益は+15,031円、1指標当たり+1,670円です。
シナリオ単位では負けた指標もありましたが、指標単位では8勝1敗と運が良かった。大きく分析を外したことは、英サービス業PMIと米雇用統計です。ともに初期反応が大きかったので、外したのは私だけじゃなかったのでしょう。
今週は、最後に米軍のシリア攻撃があり、3分で60pips強のリスク回避円高がありました。中国主席訪米中にこうしたことが起きるとは、誰も思っていなかったでしょう。
仏大統領選が近づいているため、EURが荒れると予想していましたが、これは見込み違いでした。
4日に公表された豪州RBA議事録では、当面の政策変更なしが確認できました。
また、同日発表された米国2月貿易収支は、反応こそ小さかったものの、中国からの輸入が対前月27%減少というのには驚きました。さすが中国です。
5日に発表された英国3月サービス業PMIでは、直後11分足跳幅が70pipsもの反応となりました。市場予想は前回結果を僅かに上回っていたものの、大きく発表結果が改善したことが意外だったのです。
その後で、米国3月ADP雇用統計が発表され、市場予想をかなり大きく上回る内容となっていました。
6日未明に公表されたFOMC議事録では、FRBのバランスシート縮小に今年中に着手する可能性が高いことが示されました。この公表に先立ち、FOMCメンバーが何人か、利上げを急がない旨、発言を行いました。
7日に発表された米国3月雇用統計は、ロイターやWSJもさっそく言い訳記事を載せているぐらいですから、私なんか外しても仕方ありませんね。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、4月第2週で注目すべき点は次の通りです。
- 英豪雇用統計があり、これらは結果次第で大きく反応します。
- 米英物価指標が発表されます。ともにインフレ過熱への警戒感が高まっており、週末に解説記事が多く出るでしょう。
- 仏大統領選1回目投票が4月23日に控えています。これまでは、1回目投票は極右候補が勝ち、5月の決戦投票で極右候補が落選するという解説一色です。
その他、関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、前回記事で用いた値ですから、3月発表時の反応を踏まえた値にはなっていません。よって、3月発表時のpipsも含めると、誤差が1-3pips程度あるかも知れません。そのつもりでご覧ください。
以上
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