2017年04月08日
4-4. 英国経済指標DB(2017年4月版、4月8日一部更新)
英国の経済指標発表前後の取引はGBPJPYで行っています。
4月第2週は、11日17:30に物価指標、12日17:30に雇用指標が発表されます。いずれも30pips以上跳ねることも多いので、注意が必要です。
2017年1月17日にBOE総裁は「今後数年間の英成長は鈍化する見込み」で「個人消費の進展が政策にとっての鍵になる」と発言しています。また、2017年2月2日に四半期インフレ報告で「インフレ見通しが2017年は2.7%、2018年は2.6%」と示されました。IMFでは、この期間の経済成長を1.5%・1.4%と予想しています。3月16日のMPCでは、昨年7月以来の利上げ主張する委員が現れました。
(1) BOE政策金利・MPC議事録・四半期インフレ報告(2017年3月16日21:00発表予定、事前分析済)
製造業の景況感が悪化し始めると、サービス業もそれを追いかける、という言い伝えがあります。近年、この法則に当てはまらない事例が多々見受けられます。4月発表(3月分データ)では、製造業が低下、サービス業が改善となっていました。特に、サービス業は何と70pipsもの反応をしています。
(1) 製造業PMI(2017年4月3日発表結果検証済)
(2) サービス業PMI(2017年4月5日発表結果検証済)
主要国でCPI・RPI・PPIが一度に発表されるのは英国だけです。CPIやRPIの発表結果が揃って改善/悪化すると、驚くほど大きく反応するので注意が必要です。なお、3月発表(2月集計分)では、BOEのインフレ目標2%に達しています。今後ますますCPIと金利との関係解説記事が増えることでしょう。
(1) 消費者物価指数・小売物価指数・生産者物価指数(2017年4月11日発表結果検証済)
英国経済指標は、指標発表結果に対して素直な反応をしがちです。がしかし、雇用統計だけは別です。指標発表結果の良し悪しこそ予想できたとしても、それでどちらに反応するかがわからない指標です。発表を跨いでポジションを取っても良い指標ではありません。十分大きな反応が予想され、どちらに転ぶかわからない以上、追いかけてポジションを持つべき指標です。
(1) 失業保険申請件数・失業率(2017年4月12日発表結果検証済)
IMF予想によれば、英国の2017年経済成長は1.5%となっています。これはPIGS諸国を抱えるEUの1.6%を下回っており、2018年は英国が1.4%、EUが1.6%と、その差が広がる予想となっています。現状はその差の広がり方が緩やかに見えるので、この差が広がるスピードが速まるような話(懸念であっても)が出れば、GBPは一気に売られるリスクを抱えています。
EU離脱国民投票後、一時は成長がマイナスになるという解説記事さえあったものの、2016年はかなり好調でした。それだけに2017年は成長鈍化と見込まれています。さすがにマイナスという解説はなくなりましたが。
(1) 四半期GDP速報値(2017年4月28日発表結果検証済)
(2) 四半期GDP改定値(2017年2月22日発表結果検証済)
(3) 四半期GDP確定値(2017年3月31日発表結果検証済)
4月発表結果(2月分データ)は、小売が好調だったものの、生産がかなり悪化しました。景況感を示すPMIよりも遅れて反応するという解釈が基本ですが、4月発表では製造業・サービス業ともにPMIの3月分データと方向が一致しました。実態指標の方が景気指標よりも先行するのは異常です。
(1) 小売売上高指数(2017年4月21日発表結果検証済)
(2) 鉱工業生産(2017年4月7日発表結果検証済)
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4月第2週は、11日17:30に物価指標、12日17:30に雇用指標が発表されます。いずれも30pips以上跳ねることも多いので、注意が必要です。
【4-4-1. 政策決定指標】
金融政策
2017年1月17日にBOE総裁は「今後数年間の英成長は鈍化する見込み」で「個人消費の進展が政策にとっての鍵になる」と発言しています。また、2017年2月2日に四半期インフレ報告で「インフレ見通しが2017年は2.7%、2018年は2.6%」と示されました。IMFでは、この期間の経済成長を1.5%・1.4%と予想しています。3月16日のMPCでは、昨年7月以来の利上げ主張する委員が現れました。
(1) BOE政策金利・MPC議事録・四半期インフレ報告(2017年3月16日21:00発表予定、事前分析済)
景気指標
製造業の景況感が悪化し始めると、サービス業もそれを追いかける、という言い伝えがあります。近年、この法則に当てはまらない事例が多々見受けられます。4月発表(3月分データ)では、製造業が低下、サービス業が改善となっていました。特に、サービス業は何と70pipsもの反応をしています。
(1) 製造業PMI(2017年4月3日発表結果検証済)
(2) サービス業PMI(2017年4月5日発表結果検証済)
物価指標
主要国でCPI・RPI・PPIが一度に発表されるのは英国だけです。CPIやRPIの発表結果が揃って改善/悪化すると、驚くほど大きく反応するので注意が必要です。なお、3月発表(2月集計分)では、BOEのインフレ目標2%に達しています。今後ますますCPIと金利との関係解説記事が増えることでしょう。
(1) 消費者物価指数・小売物価指数・生産者物価指数(2017年4月11日発表結果検証済)
雇用指標
英国経済指標は、指標発表結果に対して素直な反応をしがちです。がしかし、雇用統計だけは別です。指標発表結果の良し悪しこそ予想できたとしても、それでどちらに反応するかがわからない指標です。発表を跨いでポジションを取っても良い指標ではありません。十分大きな反応が予想され、どちらに転ぶかわからない以上、追いかけてポジションを持つべき指標です。
(1) 失業保険申請件数・失業率(2017年4月12日発表結果検証済)
【4-4-2. 経済情勢指標】
IMF予想によれば、英国の2017年経済成長は1.5%となっています。これはPIGS諸国を抱えるEUの1.6%を下回っており、2018年は英国が1.4%、EUが1.6%と、その差が広がる予想となっています。現状はその差の広がり方が緩やかに見えるので、この差が広がるスピードが速まるような話(懸念であっても)が出れば、GBPは一気に売られるリスクを抱えています。
経済成長
EU離脱国民投票後、一時は成長がマイナスになるという解説記事さえあったものの、2016年はかなり好調でした。それだけに2017年は成長鈍化と見込まれています。さすがにマイナスという解説はなくなりましたが。
(1) 四半期GDP速報値(2017年4月28日発表結果検証済)
(2) 四半期GDP改定値(2017年2月22日発表結果検証済)
(3) 四半期GDP確定値(2017年3月31日発表結果検証済)
実態指標
4月発表結果(2月分データ)は、小売が好調だったものの、生産がかなり悪化しました。景況感を示すPMIよりも遅れて反応するという解釈が基本ですが、4月発表では製造業・サービス業ともにPMIの3月分データと方向が一致しました。実態指標の方が景気指標よりも先行するのは異常です。
(1) 小売売上高指数(2017年4月21日発表結果検証済)
(2) 鉱工業生産(2017年4月7日発表結果検証済)
以上
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