2017年02月25日
2017年2月までの成績
多くのFX関連書籍・記事で主流・基本だと言うトレンドフォローでの取引は、多くの結果が示す通り、ほとんどの人に適していません。普通の人がFXを始める際には、もっと適した方法があると思って、このブログを始めました。このブログでは、経済指標発表前後の短期シナリオ手法というやり方を紹介しています。詳細は「FXは上達するのか」をご覧ください。
来週後半は3月に入ります。このブログでは、来週からの取引は3月1週目として集計します。
では、ここまでの週次・月次・年次(2月まで)の成績集計を下図に示します。
先週は利益率が低かったものの、指標単位での取引結果は全て勝てました(先週に限らず、勝てそうな指標でしか取引しないから)。シナリオ単位ではいくつか損切となったものの、その検証は指標毎の記事で反省を載せているので、ここでは考察しません。
このブログを始める前から、本来は、期待的中率75%以上か25%以下のシナリオが成り立つ取引しかやらなかったのですが、欧州指標での取引を始めたことと、リクエストにより期待的中率70%以上か30%以下に取引するように条件を緩和しています。
おかげで、多少勝率が下がっているようですが、損益はかなり順調です。
予習に相応の時間をかけて取引している以上、この結果は当然です。
気になる点は、取引指標が増えたことでポジション保有時間が増えていることです。とりあえず、今のところ約3時間/月には抑えられています。もう少し取引時間を減らすため、取引する指標も少し減らすつもりです。
先週はそれを意識したこともあって、ポジション保有時間は30分未満になりました。中古住宅販売件数とFOMC議事録公表を寝てて取引できなかったことも、ポジション保有時間抑制に繋がりました。
平均では1指標あたり5分弱の取引の週でした。
運用益について、2か月で10%強というのは十分すぎる結果と言えます。
ただ、ポジション保有時間を増やして成績を上げるのでは意味がありません。ポジション保有時間が長ければ、確率通りにいずれ予見不可能な事態で大きな損失を負うことになるでしょう。せめて、月2.5時間にポジション保有時間を抑えたいものです。
投資をし続ける限り、必ずいつかは予見不可能な大きな損失を被ります。予見不可能ゆえに、防止策も限られています。逆指値注文も防止柵のひとつですが、このブログでは、短時間取引と放置(無監視)ポジションを持たないこと、で対処しています。
来月以降、ポジション保有時間を2時間程度に抑えて、平均値を2.5時間/月に向けて調整していきます。
FXに限ったことではありませんが、勝てるようになることはそれほど難しくありません。勝ち方をとにかく勉強し続けていれば、いずれ勝てるようになれます。月並みのことを長々と恐縮ながら、負けにくい投資スタイルに徹することの方がずっと難しいのです。
少し今年は収益ペースが早いので、こういうときこそ要注意です。
いわゆる、プロや業界関係者が載せている市場予想は、本当に良く外れています。
数字が当たらないのは許せます。がしかし、前回結果との大小関係すら結構外すのはどういうことなのでしょう。
100発100中の予想を求めているのではなく、せめて指標発表結果の大小関係ぐらいは50%以上当ててほしいものですね。プロは反応方向を明言して外すと大変だから(法的にも問題がありそうです)、そこまでは求めませんが。
あと、指標の過去推移を表すグラフには、過去の予想と結果が同時に載っているものです。グラフを見て今回の予想を行う前に、よく自分に言い聞かせてから考えるようにしましょう。
すなわち、今回の予想で必要な予想は今回の分だけです。予想と結果の差がどう反応に結び付いたかを分析するとき以外には、グラフに載っている過去の予想はノイズ以外の何ものでもありません。
このブログでも過去の予想と結果を両方ともグラフに載せていますが、この点はなるべく早く改めるようにしたい、と思います。
【1. 2017年2月までの成績】
来週後半は3月に入ります。このブログでは、来週からの取引は3月1週目として集計します。
では、ここまでの週次・月次・年次(2月まで)の成績集計を下図に示します。
先週は利益率が低かったものの、指標単位での取引結果は全て勝てました(先週に限らず、勝てそうな指標でしか取引しないから)。シナリオ単位ではいくつか損切となったものの、その検証は指標毎の記事で反省を載せているので、ここでは考察しません。
このブログを始める前から、本来は、期待的中率75%以上か25%以下のシナリオが成り立つ取引しかやらなかったのですが、欧州指標での取引を始めたことと、リクエストにより期待的中率70%以上か30%以下に取引するように条件を緩和しています。
おかげで、多少勝率が下がっているようですが、損益はかなり順調です。
予習に相応の時間をかけて取引している以上、この結果は当然です。
気になる点は、取引指標が増えたことでポジション保有時間が増えていることです。とりあえず、今のところ約3時間/月には抑えられています。もう少し取引時間を減らすため、取引する指標も少し減らすつもりです。
先週はそれを意識したこともあって、ポジション保有時間は30分未満になりました。中古住宅販売件数とFOMC議事録公表を寝てて取引できなかったことも、ポジション保有時間抑制に繋がりました。
平均では1指標あたり5分弱の取引の週でした。
運用益について、2か月で10%強というのは十分すぎる結果と言えます。
ただ、ポジション保有時間を増やして成績を上げるのでは意味がありません。ポジション保有時間が長ければ、確率通りにいずれ予見不可能な事態で大きな損失を負うことになるでしょう。せめて、月2.5時間にポジション保有時間を抑えたいものです。
投資をし続ける限り、必ずいつかは予見不可能な大きな損失を被ります。予見不可能ゆえに、防止策も限られています。逆指値注文も防止柵のひとつですが、このブログでは、短時間取引と放置(無監視)ポジションを持たないこと、で対処しています。
来月以降、ポジション保有時間を2時間程度に抑えて、平均値を2.5時間/月に向けて調整していきます。
FXに限ったことではありませんが、勝てるようになることはそれほど難しくありません。勝ち方をとにかく勉強し続けていれば、いずれ勝てるようになれます。月並みのことを長々と恐縮ながら、負けにくい投資スタイルに徹することの方がずっと難しいのです。
少し今年は収益ペースが早いので、こういうときこそ要注意です。
【2. 所感】
いわゆる、プロや業界関係者が載せている市場予想は、本当に良く外れています。
数字が当たらないのは許せます。がしかし、前回結果との大小関係すら結構外すのはどういうことなのでしょう。
100発100中の予想を求めているのではなく、せめて指標発表結果の大小関係ぐらいは50%以上当ててほしいものですね。プロは反応方向を明言して外すと大変だから(法的にも問題がありそうです)、そこまでは求めませんが。
あと、指標の過去推移を表すグラフには、過去の予想と結果が同時に載っているものです。グラフを見て今回の予想を行う前に、よく自分に言い聞かせてから考えるようにしましょう。
すなわち、今回の予想で必要な予想は今回の分だけです。予想と結果の差がどう反応に結び付いたかを分析するとき以外には、グラフに載っている過去の予想はノイズ以外の何ものでもありません。
このブログでも過去の予想と結果を両方ともグラフに載せていますが、この点はなるべく早く改めるようにしたい、と思います。
以上
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