2017年02月13日
2017年2月14日18:30発表ー英国物価指標「小売物価指数・消費者物価指数・生産者物価指数」発表前後のGBPJPY反応分析(結果検証済)
2017年2月14日18:30に英国物価指標「小売物価指数・消費者物価指数・生産者物価指数」の発表が行われます。今回の発表は、2017年1月分のデータが公表されます。
以下にポイントを整理しておきます。
以下の「T.調査」「U.分析」は事前投稿し、「V.結果」「W.検証」は事後投稿しています。事後の投稿日時は「V.結果」のタイトル行付近に記載しています。
事前投稿した分析は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。それでも的中率は75%程度で、100%ではありません。
残念ながら、ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となり、本ブログ情報に基づいた取引で生じたいかなる損害についても、当会は責任を負いかねます。その点を予めご了承の上、ポジションを持つ上でご参考になれば幸いです。
物価は、生産者→小売→消費者の順に波及すると考えられます。他の主要国ではこれら物価指数が別々に発表されますが、英国は一度に発表しています。
消費者物価指数(CPI)とは消費者の製品・サービス購入価格を指数化した指標で、どの国でも最重視されています。英国は年2%のインフレ目標が設定されています。CPIコアは、CPIから価格変動の激しいエネルギー・食品・タバコ・アルコールを除いた数値を指しています。英国ではタバコ・アルコールの価格変動が大きいのでしょうか。
小売物価指数(RPI)に含まれてCPIに含まれない対象に住宅費があります。RPIではCPIよりも数値が高くなります。RPIコアは、RPIから価格変動の激しいエネルギー・食品・タバコ・アルコールを除いた数値を指しています。英国では年金給付額が法律によってRPI規準で決定されます。
生産者物価指数(PPI)はあまり大きな反応を生じないように見受けられます。
本指標は、過去平均から言って20-30pipsぐらい動きます。比較的反応が大きな指標と言えるでしょう。
本指標について既に公開されている情報を整理します。
以下の調査・分析は2015年1月以降前回発表までの24回分のデータに基づいています。
発表結果に対し最も素直に反応する直後1分足跳幅平均値は30pipsとなっています。そして、平均値である30pipsを超えたことは42%です。調査期間中、最も反応が大きかったときは69pipsでした。
本指標の過去の動きを下図に示します。
全般的には、2015年10月頃から改善傾向が続いています。英中銀のインフレ目標2%のにCPIが達するのにあと僅かです。もし市場予想を超え2%を上回った場合、短期的に利上げが意識され、その後は現在のEU離脱交渉への不安から大きく戻すのではないでしょうか。
但し、前回発表で先行するPPIコアは悪化(停滞?)に転じています。またCPIの前月比が大きく悪化しました。それらの点で改善基調が続いているとは言え、反応を陽線に絞り込むには不安があります。
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を以下に示します。
直前10-1分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ15pips・8pipsとなっています。
後記する反応一致性分析に依れば、直前10-1分足と直前1分足の方向一致率は38%(不一致率は62%)となっています。そして、直前10-1分足は陽線率76%で、直前1分足の陰線率は81%です。
直前1分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ10pips・6pipsとなっています。
直後1分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ30pips・17pipsとなっています。
着目すべき点は、事前差異と直後1分足の方向一致率が76%、事後差異と直後1分足の方向一致率が83%と高い点です。これは、英国指標発表時のGBP初期反応が素直になりがちだという点を踏まえると、市場予想が当たりがちで、今回の事前差異はマイナスゆえ陰線で反応する公算が高いということです。
直後11分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ36pips・19pipsとなっています。
過去データを見る限り、直後1分足と直後11分足の方向一致率は65%となっています。そして、それらの方向が一致したとき、直後11分足終値が直後1分足終値の方向で伸びたことは40%しかありません。
割愛します。
解釈・コメントは「T. 調査」の該当箇所に記載済のため、以下は分析結果のみを示します。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。
指標一致性分析では、事前差異と事後差異の方向に偏りがないかを調べています。
以上の調査・分析結果に基づき、以下のシナリオで取引に臨みます。
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
次回参考のため、本指標結果についてブルームバーグ記事(2017年2月14日 19:33) を要旨抜粋して引用します。
すなわち、英国では1月にインフレがエコノミスト予想ほどは加速せず、BOEの目標にも市場予想にも達しませんでした。がしかし、燃料コスト上昇とポンド安が相まって、インフレ率はBOEが目標とする2%を近く超える見通しです。一部エコノミストは年内に3%に達すると見込んでいます。論拠のひとつとして、生産者物価の仕入価格は2008年以来の大幅上昇となり物価圧力が高まる兆候を示しています。この日の発表によると、総合インフレ率を押し上げたのは自動車燃料で、食料品価格の下落率はここ2年余りで最小でした。1月の輸入物価は前年同月比で20%余り上昇し、2008年以来の高い伸びを記録。原油は88%値上がり。21世紀に入ってから最大の上げを演じています。
なお、本要点抜粋において誤りがあれば、それはブルームバーグの責ではなく全て引用者の責に帰します。
取引結果は次の通りでした。
事前分析で「全般的に2015年10月頃から改善傾向が続いており、英中銀のインフレ目標2%のにCPIが達するのにあと僅かです。もし市場予想を超え2%を上回った場合、短期的に利上げが意識され、その後は現在のEU離脱交渉への不安から大きく戻すのではないでしょうか」と見解を述べていました。
今回は市場予想を下回る結果だったので、本分析の正否は確認できていません。
また「前回発表で先行するPPIコアは悪化(停滞?)に転じており、CPIの前月比が大きく悪化していました。それらの点で改善基調が続いているとは言え、今回の反応を陽線に絞り込むには不安がある」と分析していました。
結果は分析通り悪化となりました。
事前の反応一致性分析では「直前10-1分足と直前1分足の方向一致率は38%(不一致率は62%)」となっていました。
結果は、直前10-1分足が同値終了で、直前1分足が陰線でした。本ブログの分析では、比較する一方ないしは両方が同値の場合、分析正否のカウントには入れません(損益無しとなるため)。詳しくは「4-4. 反応一致性分析」をご参照ください。
事前に過去データを見た限りでは、直後1分足と直後11分足の方向一致率は65%となっていました。そして、それらの方向が一致したとき、直後11分足終値が直後1分足終値の方向で伸びたことは40%でした。指標発表直後の初期反応を見てポジションを持つには不安がある数字でした。そして、そのままポジションを持ち続けても良い数字ではありませんでした。
結果は分析に反して、直後1分足と直後11分足は同方向で値幅は伸びました。
また、着目すべき点として、事前差異と直後1分足の方向一致率が76%、事後差異と直後1分足の方向一致率が83%と高い点を挙げていました。これは、英国指標発表時のGBP初期反応が素直になりがちだという点を踏まえると、市場予想が当たりがちで、今回の事前差異はマイナスゆえ陰線で反応する公算が高い、という傾向を挙げて説明しました。そして、早めのポジション解消を推奨しました。
結果は分析通り、事前差異・事後差異ともにマイナスで陰線で反応しています。おかげで、比較的短時間のうちにそこそこのpipsが稼げました。
幸い、3つのシナリオを用意し、3つとも利確できました。シナリオ及びポジション取得・解消のタイミングに問題はありません。
結果的に、直後1分足より直後11分足の終値は伸びて、ポジション解消が早すぎるようにも見えます。
がしかし、事前分析では両者方向一致時に反応が同方向に伸びた過去確率は40%でした。このような数字を見て、ポジションを保持したまま利益を伸ばすことには抵抗があります。結果的には利確が早すぎたように見えますが、これはこれで良しとします。
本ブログを始めて、本指標でのシナリオ取引数が10回に達しました。そこで今後、シナリオ検証は数字で確認していきます。
別にいまさら自慢したい訳でもありませんが、ここに挙げた数字が悪化し始めたら、分析方法を見直す必要があるということです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以下にポイントを整理しておきます。
- 全般的には、2015年10月頃から改善傾向が続いています。英中銀のインフレ目標2%のにCPIが達するのにあと僅かです。もし市場予想を超え2%を上回った場合、短期的に利上げが意識され、その後は現在のEU離脱交渉への不安から大きく戻すのではないでしょうか。
但し、前回発表で先行するPPIコアは悪化(停滞?)に転じています。またCPIの前月比が大きく悪化しました。それらの点で改善基調が続いているとは言え、今回の反応を陽線に絞り込むには不安があります。 - 反応一致性分析に依れば、直前10-1分足と直前1分足の方向一致率は38%(不一致率は62%)となっています。そして、直前10-1分足は陽線率76%で、直前1分足の陰線率は81%です。
直前10-1分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ15pips・8pipsとなっています。そして、直前1分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ10pips・6pipsとです。 - 過去データを見る限り、直後1分足と直後11分足の方向一致率は65%となっています。そして、それらの方向が一致したとき、直後11分足終値が直後1分足終値の方向で伸びたことは40%しかありません。
指標発表直後の初期反応を見てポジションを持つには不安がある数字です。そして、そのままポジションを持ち続けても良い数字ではありません。 - 着目すべき点は、事前差異と直後1分足の方向一致率が76%、事後差異と直後1分足の方向一致率が83%と高い点です。これは、英国指標発表時のGBP初期反応が素直になりがちだという点を踏まえると、市場予想が当たりがちで、今回の事前差異はマイナスゆえ陰線で反応する公算が高いということです。
但し、この場合にも直後1分足の値幅を超えて直後11分足終値が伸びることは、過去実績から40%しか期待できません。早めのポジション解消は意識しておいた方が良いでしょう。
直後1分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ30pips・17pipsです。
以下の「T.調査」「U.分析」は事前投稿し、「V.結果」「W.検証」は事後投稿しています。事後の投稿日時は「V.結果」のタイトル行付近に記載しています。
事前投稿した分析は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。それでも的中率は75%程度で、100%ではありません。
残念ながら、ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となり、本ブログ情報に基づいた取引で生じたいかなる損害についても、当会は責任を負いかねます。その点を予めご了承の上、ポジションを持つ上でご参考になれば幸いです。
T.調査
物価は、生産者→小売→消費者の順に波及すると考えられます。他の主要国ではこれら物価指数が別々に発表されますが、英国は一度に発表しています。
消費者物価指数(CPI)とは消費者の製品・サービス購入価格を指数化した指標で、どの国でも最重視されています。英国は年2%のインフレ目標が設定されています。CPIコアは、CPIから価格変動の激しいエネルギー・食品・タバコ・アルコールを除いた数値を指しています。英国ではタバコ・アルコールの価格変動が大きいのでしょうか。
小売物価指数(RPI)に含まれてCPIに含まれない対象に住宅費があります。RPIではCPIよりも数値が高くなります。RPIコアは、RPIから価格変動の激しいエネルギー・食品・タバコ・アルコールを除いた数値を指しています。英国では年金給付額が法律によってRPI規準で決定されます。
生産者物価指数(PPI)はあまり大きな反応を生じないように見受けられます。
本指標は、過去平均から言って20-30pipsぐらい動きます。比較的反応が大きな指標と言えるでしょう。
【2. 既出情報】
本指標について既に公開されている情報を整理します。
以下の調査・分析は2015年1月以降前回発表までの24回分のデータに基づいています。
発表結果に対し最も素直に反応する直後1分足跳幅平均値は30pipsとなっています。そして、平均値である30pipsを超えたことは42%です。調査期間中、最も反応が大きかったときは69pipsでした。
(2-1. 過去情報)
本指標の過去の動きを下図に示します。
全般的には、2015年10月頃から改善傾向が続いています。英中銀のインフレ目標2%のにCPIが達するのにあと僅かです。もし市場予想を超え2%を上回った場合、短期的に利上げが意識され、その後は現在のEU離脱交渉への不安から大きく戻すのではないでしょうか。
但し、前回発表で先行するPPIコアは悪化(停滞?)に転じています。またCPIの前月比が大きく悪化しました。それらの点で改善基調が続いているとは言え、反応を陽線に絞り込むには不安があります。
(2-2. 過去反応)
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を以下に示します。
直前10-1分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ15pips・8pipsとなっています。
後記する反応一致性分析に依れば、直前10-1分足と直前1分足の方向一致率は38%(不一致率は62%)となっています。そして、直前10-1分足は陽線率76%で、直前1分足の陰線率は81%です。
直前1分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ10pips・6pipsとなっています。
直後1分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ30pips・17pipsとなっています。
着目すべき点は、事前差異と直後1分足の方向一致率が76%、事後差異と直後1分足の方向一致率が83%と高い点です。これは、英国指標発表時のGBP初期反応が素直になりがちだという点を踏まえると、市場予想が当たりがちで、今回の事前差異はマイナスゆえ陰線で反応する公算が高いということです。
直後11分足跳幅・値幅の過去平均値は、それぞれ36pips・19pipsとなっています。
過去データを見る限り、直後1分足と直後11分足の方向一致率は65%となっています。そして、それらの方向が一致したとき、直後11分足終値が直後1分足終値の方向で伸びたことは40%しかありません。
(2-3. 関連指標)
割愛します。
U. 分析
解釈・コメントは「T. 調査」の該当箇所に記載済のため、以下は分析結果のみを示します。
【3. 反応性分析】
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。
【4. 反応一致性分析】
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。
【5. 指標一致性分析】
指標一致性分析では、事前差異と事後差異の方向に偏りがないかを調べています。
【6. シナリオ作成】
以上の調査・分析結果に基づき、以下のシナリオで取引に臨みます。
V. 結果
2017.2/14.18:30発表
2017年2月16日10:30追記
【7. 発表結果】
(7-1. 指標結果)
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
次回参考のため、本指標結果についてブルームバーグ記事(2017年2月14日 19:33) を要旨抜粋して引用します。
すなわち、英国では1月にインフレがエコノミスト予想ほどは加速せず、BOEの目標にも市場予想にも達しませんでした。がしかし、燃料コスト上昇とポンド安が相まって、インフレ率はBOEが目標とする2%を近く超える見通しです。一部エコノミストは年内に3%に達すると見込んでいます。論拠のひとつとして、生産者物価の仕入価格は2008年以来の大幅上昇となり物価圧力が高まる兆候を示しています。この日の発表によると、総合インフレ率を押し上げたのは自動車燃料で、食料品価格の下落率はここ2年余りで最小でした。1月の輸入物価は前年同月比で20%余り上昇し、2008年以来の高い伸びを記録。原油は88%値上がり。21世紀に入ってから最大の上げを演じています。
なお、本要点抜粋において誤りがあれば、それはブルームバーグの責ではなく全て引用者の責に帰します。
(7-2. 取引結果)
取引結果は次の通りでした。
W. 検証
【8. 調査分析検証】
事前分析で「全般的に2015年10月頃から改善傾向が続いており、英中銀のインフレ目標2%のにCPIが達するのにあと僅かです。もし市場予想を超え2%を上回った場合、短期的に利上げが意識され、その後は現在のEU離脱交渉への不安から大きく戻すのではないでしょうか」と見解を述べていました。
今回は市場予想を下回る結果だったので、本分析の正否は確認できていません。
また「前回発表で先行するPPIコアは悪化(停滞?)に転じており、CPIの前月比が大きく悪化していました。それらの点で改善基調が続いているとは言え、今回の反応を陽線に絞り込むには不安がある」と分析していました。
結果は分析通り悪化となりました。
事前の反応一致性分析では「直前10-1分足と直前1分足の方向一致率は38%(不一致率は62%)」となっていました。
結果は、直前10-1分足が同値終了で、直前1分足が陰線でした。本ブログの分析では、比較する一方ないしは両方が同値の場合、分析正否のカウントには入れません(損益無しとなるため)。詳しくは「4-4. 反応一致性分析」をご参照ください。
事前に過去データを見た限りでは、直後1分足と直後11分足の方向一致率は65%となっていました。そして、それらの方向が一致したとき、直後11分足終値が直後1分足終値の方向で伸びたことは40%でした。指標発表直後の初期反応を見てポジションを持つには不安がある数字でした。そして、そのままポジションを持ち続けても良い数字ではありませんでした。
結果は分析に反して、直後1分足と直後11分足は同方向で値幅は伸びました。
また、着目すべき点として、事前差異と直後1分足の方向一致率が76%、事後差異と直後1分足の方向一致率が83%と高い点を挙げていました。これは、英国指標発表時のGBP初期反応が素直になりがちだという点を踏まえると、市場予想が当たりがちで、今回の事前差異はマイナスゆえ陰線で反応する公算が高い、という傾向を挙げて説明しました。そして、早めのポジション解消を推奨しました。
結果は分析通り、事前差異・事後差異ともにマイナスで陰線で反応しています。おかげで、比較的短時間のうちにそこそこのpipsが稼げました。
【9. シナリオ検証】
幸い、3つのシナリオを用意し、3つとも利確できました。シナリオ及びポジション取得・解消のタイミングに問題はありません。
結果的に、直後1分足より直後11分足の終値は伸びて、ポジション解消が早すぎるようにも見えます。
がしかし、事前分析では両者方向一致時に反応が同方向に伸びた過去確率は40%でした。このような数字を見て、ポジションを保持したまま利益を伸ばすことには抵抗があります。結果的には利確が早すぎたように見えますが、これはこれで良しとします。
本ブログを始めて、本指標でのシナリオ取引数が10回に達しました。そこで今後、シナリオ検証は数字で確認していきます。
別にいまさら自慢したい訳でもありませんが、ここに挙げた数字が悪化し始めたら、分析方法を見直す必要があるということです。
以上
もしこの記事が何か参考になったなら、どれか広告バナーをクリックして提携先に興味をお持ち頂けると幸いです。提携先はいずれも良心的なところを選んだつもりです。安心してください。ーーー以下は広告ですーーー
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5935740
この記事へのトラックバック