2018年11月11日
2018年11月12日〜16日経済指標
【前週備忘】
成績を気にするのは、各経済指標の詳細分析記事の結論である事前取引方針の妥当性を検証し続けるためです。
前週の事前分析成績は6勝3敗(的中率67%)、前提を満たさなかったことが4回、判定不可が2回でした(予想有効率60%)。判定は、リンク先の詳細分析記事の結論が、今回の発表でも通用したかを判定しています。
前週の取引成績は3勝、それとは別に事前方針にない取引で1勝、取引中止が1回でした。取引時間は11分41秒で、損益は+19.15pipsでした。
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7日(日本時間)、中間選挙は市場予想通り、上院が共和党過半数、下院が民主党過半数となりました。10時(上院共和党過半数見込み)と12時過ぎ(下院民主党過半数見込み)で少し動きがあったものの、市場予想通りの結果だったためか、全体的には落ち着いたものでした。
10日の米中閣僚対話は不調で、互いに批難し合うだけで終わりました。
RBNZ金融政策は「市場予想通り現状維持」で、次の利上げ見通しは2020年3Qとのことでした。
FOMCは「市場予想通り現状維持」で、来月12月の利上げ予想はそのままでした。
欧州では、9日、伊国副首相が「(財政赤字を)必要なら追加の歳出削減を実施して目標達成する」と発言しました。ただ、今朝(11日)の読売新聞では、まだEUが制裁を検討していることしか報じていません。
英国関連は、政争で現地報道が過熱しているせいか、GBPは短時間の取引に向かなくなっています(国内へのニュース配信がワンテンポ遅れ、急な動きへの対応が遅れてしまいます)。
原油先物価格が約10年ぶりの10日連続下落となっています。
露・サウジが減産していないなか、イラン原油の供給が止まると思っていたら、当面は8か国への供給が継続されることになったため、と思われます。
原油価格下落にも関わらず、中間選挙の影響でJPY安になっています。12月FOMCでの利上げまでに、もう一度株価を大きく下げる可能性があると見ています。それが今週かどうかはわかりません。
【今週経済指標】
米国指標は全体的に好調と予想され(10月はハリケーンの影響あり)、英国指標は指標結果の影響持続時間が短くなる可能性が高い、と見込めます。
11月12日(月)
注目指標なし
11月13日(火)
18:30 9月・10月集計分英国雇用統計
19:00 11月集計分独国ZEW景況感調査
11月14日(水)
08:50 7-9月期日本GDP速報値
16:00 7-9月期独国GDP速報値
18:30 10月集計分英国物価統計
22:30 10月集計分米国CPI
11月15日(木)
09:30 10月集計分豪州雇用統計
18:30 10月集計分英国小売売上高指数
22:30 10月集計分米国小売売上高・11月集計分米国Phil連銀製造業景気指数・11月集計分米国NY連銀製造業景気指数・10月集計分米国輸入物価指数
11月16日(金)
23:15 10月集計分米国設備稼働率・鉱工業生産・製造業生産
以上
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