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2019年04月17日
4月18日経済指標(結果検証済)
日米貿易交渉初会合が終わりました。17日午前のUSDJPYは112.15円に上昇し、112.10円下付近のレジスタンスを一時上抜けました。このまま112円台に落ち着くか否か、19日金曜からの欧米祝日を控えてまた111円台に戻すか、わかりません。
ここ最近は112.00円を挟んで小さな動きが続いており、どちらに大きく抜けるか見通せません。来週後半になれば日本の10連休を控えてJPY買が強まるとの予想が多いだけに上に抜けても勢いは小さい気がします。
明日18日は、
10:30 3月集計分豪州雇用統計
16:30 4月集計分独国PMI速報値
17:30 3月集計分英国小売売上高指数
21:30 3月集計分米国小売売上高・4月集計分米国Phil連銀製造業景気指数
の発表があります。
豪州雇用統計
市場予想(前回結果)
・雇用者数増減+1.2万人(+0.46万人)
・失業率5.0%(4.9%)
・労働参加率65.6%(65.6%)
事前差異判別式の解は+0.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均)
・直前10-1分足8/5(6/4)
・直前1分足7/5(6/5)
・直後1分足31/24(21/15)
・直後11分足36/26(24/18)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならショートをオーダーし、直前10-1分足が陰線を形成中なら指標発表2分前から陽線側に5pips跳ねるのを待って逆張りショートします。ともに、利確/損切の目安は3・4pipsとしておきましょう。
・前月集計分のANZ広告求人件数前月比の符号と、雇用者数増減の事前差異の符号が異なるとき、ANZ広告求人件数前月比の符号と同じ方向に指標発表直前にオーダーします。
ANZ広告求人件数の前月集計分(2月集計分:3月4日発表)は△0.9%でした。3月集計分雇用者数増減の事前差異は△2.71万人です。両者の符合はマイナスで一致しており、当月はANZを参考にオーダーできません。
・直前1分足が陰線のとき(陰線で終わりそうなとき)、指標発表直前にロングです。利確/損切は18pipsとします。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。そして、遅くとも指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
・直後1分足形成中に40pipsに達したら追撃開始とし、仮に直後1分足終値がそれより戻しても気にしません。直後1分足順跳幅から直後1分足終値が10pips以上戻したときは、直後1分足終値でナンピンで追撃ポジションを加えます。最初の追撃ポジションだけでの利確/損切の目安は20pips、ナンピンも加えたときは、ふたつの追撃ポジションで40pipsを利確/損切の目安とします。
抜けたら追う閾値が発表1分以内の40pipsです。
独国PMI速報値
市場予想(前回結果)
・製造業45.0(44.1)
・サービス業55.1(55.4)
・総合51.7(51.4)
事前差異判別式の解は+3.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均)
・直前10-1分足9/5(7/4)
・直前1分足4/3(3/2)
・直後1分足11/8(17/12)
・直後11分足19/14(26/20)
過去傾向に基づく取引方針
・事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき、直後1分足の方向を確認してから追撃を始めることにします。そして、利確/損切の目安は5pips程度にします。
米国小売売上高・米国Phil連銀製造業景気指数
チャートへの影響力は、小売売上高>Phil連銀指数、です(もちろん、小売売上高結果が市場予想と一致し、Phil連銀指数が極端に市場予想と乖離したようなときは、その逆になることもあり得ます)。
ここでは、過去実績から小売売上高の影響力が大きい、としてPhil連銀指数のことは無視して記載します。
市場予想(前回結果)
・前月比+0.9%(△0.2%)
・コア前月比+0.7%(△0.4%)
事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均:2019年平均)
・直前10-1分足5/3(5/3:3/2)
・直前1分足4/2(2/1:2/1)
・直後1分足19/13(7/5:15/9)
・直後11分足24/18(11/7:19/14)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならばショートをオーダーし、利確・損切りの目安は2pips程度です
・前月比が+1以上か△0.5以下だった翌月は、市場予想ほどの反動が起きなかったことが80%あります。そして、コア前月比が+0.7以上か△0.7以下だった翌月は、市場予想を超えて反動が起きたことが80%あります。
前回発表の前月比は△0.2、コア前月比は△0.4、でした。よって、当月取引の参考になりません。
・直前10-1分足か直前1分足の跳幅が10pips以上に達したら、指標発表直前にそれら値幅方向にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。これらが矛盾する場合、直前10-1分足の跳ねを優先します。
・指標発表後の初期反応を確認後は早期追撃開始です。発表から数分以内の利確を狙います。3pipsも取れたら、すぐに利確でも構いません。
・再追撃も、発表から数分以内なら3pipsを狙って繰り返しますが、事後差異が0〜△1.1の範囲内だったときは行いません。
平均的には直後11分足終値は直後1分足終値より反応を伸ばしているものの、たまに反転したときに大きく反転するので、再追撃は利確/損切の目安を小さくして繰り返す方が無難です。
以下は4月19日に追記しています。
豪州雇用統計
指標結果は雇用者数増減が+2.57万人と予想を上回り、反応は陽線でした。豪州雇用統計直後1分足は、今回で10連続陽線です。
独国PMI速報値
注目の製造業は予想より悪化したものの、前回よりは少し改善しました。反応は陰線で、欧州連休前のせいか大きくEURは売られました。
米国小売売上高
結果は改善で、反応は陽線でした。がしかし、欧米連休前ということもあり、112円の上抜けがなかなか成功しませんでした。結局、少し上抜けても、また111円台に戻されました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
ここ最近は112.00円を挟んで小さな動きが続いており、どちらに大きく抜けるか見通せません。来週後半になれば日本の10連休を控えてJPY買が強まるとの予想が多いだけに上に抜けても勢いは小さい気がします。
明日18日は、
10:30 3月集計分豪州雇用統計
16:30 4月集計分独国PMI速報値
17:30 3月集計分英国小売売上高指数
21:30 3月集計分米国小売売上高・4月集計分米国Phil連銀製造業景気指数
の発表があります。
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豪州雇用統計
市場予想(前回結果)
・雇用者数増減+1.2万人(+0.46万人)
・失業率5.0%(4.9%)
・労働参加率65.6%(65.6%)
事前差異判別式の解は+0.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均)
・直前10-1分足8/5(6/4)
・直前1分足7/5(6/5)
・直後1分足31/24(21/15)
・直後11分足36/26(24/18)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならショートをオーダーし、直前10-1分足が陰線を形成中なら指標発表2分前から陽線側に5pips跳ねるのを待って逆張りショートします。ともに、利確/損切の目安は3・4pipsとしておきましょう。
・前月集計分のANZ広告求人件数前月比の符号と、雇用者数増減の事前差異の符号が異なるとき、ANZ広告求人件数前月比の符号と同じ方向に指標発表直前にオーダーします。
ANZ広告求人件数の前月集計分(2月集計分:3月4日発表)は△0.9%でした。3月集計分雇用者数増減の事前差異は△2.71万人です。両者の符合はマイナスで一致しており、当月はANZを参考にオーダーできません。
・直前1分足が陰線のとき(陰線で終わりそうなとき)、指標発表直前にロングです。利確/損切は18pipsとします。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。そして、遅くとも指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
・直後1分足形成中に40pipsに達したら追撃開始とし、仮に直後1分足終値がそれより戻しても気にしません。直後1分足順跳幅から直後1分足終値が10pips以上戻したときは、直後1分足終値でナンピンで追撃ポジションを加えます。最初の追撃ポジションだけでの利確/損切の目安は20pips、ナンピンも加えたときは、ふたつの追撃ポジションで40pipsを利確/損切の目安とします。
抜けたら追う閾値が発表1分以内の40pipsです。
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独国PMI速報値
市場予想(前回結果)
・製造業45.0(44.1)
・サービス業55.1(55.4)
・総合51.7(51.4)
事前差異判別式の解は+3.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均)
・直前10-1分足9/5(7/4)
・直前1分足4/3(3/2)
・直後1分足11/8(17/12)
・直後11分足19/14(26/20)
過去傾向に基づく取引方針
・事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき、直後1分足の方向を確認してから追撃を始めることにします。そして、利確/損切の目安は5pips程度にします。
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米国小売売上高・米国Phil連銀製造業景気指数
チャートへの影響力は、小売売上高>Phil連銀指数、です(もちろん、小売売上高結果が市場予想と一致し、Phil連銀指数が極端に市場予想と乖離したようなときは、その逆になることもあり得ます)。
ここでは、過去実績から小売売上高の影響力が大きい、としてPhil連銀指数のことは無視して記載します。
市場予想(前回結果)
・前月比+0.9%(△0.2%)
・コア前月比+0.7%(△0.4%)
事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均:2019年平均)
・直前10-1分足5/3(5/3:3/2)
・直前1分足4/2(2/1:2/1)
・直後1分足19/13(7/5:15/9)
・直後11分足24/18(11/7:19/14)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならばショートをオーダーし、利確・損切りの目安は2pips程度です
・前月比が+1以上か△0.5以下だった翌月は、市場予想ほどの反動が起きなかったことが80%あります。そして、コア前月比が+0.7以上か△0.7以下だった翌月は、市場予想を超えて反動が起きたことが80%あります。
前回発表の前月比は△0.2、コア前月比は△0.4、でした。よって、当月取引の参考になりません。
・直前10-1分足か直前1分足の跳幅が10pips以上に達したら、指標発表直前にそれら値幅方向にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。これらが矛盾する場合、直前10-1分足の跳ねを優先します。
・指標発表後の初期反応を確認後は早期追撃開始です。発表から数分以内の利確を狙います。3pipsも取れたら、すぐに利確でも構いません。
・再追撃も、発表から数分以内なら3pipsを狙って繰り返しますが、事後差異が0〜△1.1の範囲内だったときは行いません。
平均的には直後11分足終値は直後1分足終値より反応を伸ばしているものの、たまに反転したときに大きく反転するので、再追撃は利確/損切の目安を小さくして繰り返す方が無難です。
以上
以下は4月19日に追記しています。
【事後検証】
豪州雇用統計
指標結果は雇用者数増減が+2.57万人と予想を上回り、反応は陽線でした。豪州雇用統計直後1分足は、今回で10連続陽線です。
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独国PMI速報値
注目の製造業は予想より悪化したものの、前回よりは少し改善しました。反応は陰線で、欧州連休前のせいか大きくEURは売られました。
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米国小売売上高
結果は改善で、反応は陽線でした。がしかし、欧米連休前ということもあり、112円の上抜けがなかなか成功しませんでした。結局、少し上抜けても、また111円台に戻されました。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
広告以上
2019年04月14日
前週備忘、及び、4月15日〜19日経済指標
【前週備忘】
10日のECB理事会では、9月から実施する長期リファイナンスオペの内容を今後の会合で決定する、と発表しました。
11日公表されたFOMC議事要旨(3月19・20日分)に依れば、FF金利誘導目標レンジを年内変えずにいることが正当化される公算が大きいと、過半数の参加者が予想したそうです。
また11日は、EU臨時首脳会議が英国の離脱期限を10月末まで再延期する妥協案で合意しました。
こうしたことにも関わらず、EURやGBPは意外にも週足チャートで目立った特徴が対USD・対JPYともにない週でした。
一方、USDJPYは112円台を回復しており、週足一目均衡表の雲上端を上抜けました。また、AUDJPYが年明け以降のレジスタンスだった80円を上抜けました。
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前週の成績を纏めておきます。
- 事前分析成績は4勝3敗(分析採用回数7回、的中率57%)
- 事前分析の取引方針を採用できなかったことは、前提を満たさずに取引できなかったことが4回、判定不可及び取引不可だったことが0回で、計4回です(11回の取引を事前準備し、うち7回で取引可能=方針採用率64%)
- 過去分析に基づく事前方針に沿った取引は4勝2敗でした(勝率67%、事前準備した取引方針11回に対する方針実施率55%)
- それとは別に、過去分析に基づかない、もしくはポジション保有時間延長による取引は2勝でした(全取引に対する方針順守率78%)
- 取引時間は8分5秒、損益は+8.16pips、1分足1本当たりの損益は+1.0pipsでした。
【今週指標】
今週は金曜休暇の国が多く、実質4日間の取引日です。
米中貿易交渉の妥結が見え始めたり、英国のEU離脱が延期になったら、今度は米欧・日米貿易問題です。
米政権はEUからの輸入品に関税を課すことを表明しており、EUは報復措置を匂わせる報道が見受けられます。そもそもEUはECBがインフレ率を下方修正しており、EUが報復措置を表明してもしなくてもEURは弱いと思われます。
また、15日は米国為替報告書が公表されるとの情報があり、15・16日は日米貿易交渉が始まります。昨年の為替報告で日本は為替監視対象国となっており、続く日米交渉への影響が懸念されています。既に米国は、韓国・カナダ・メキシコ・中国との協議で通貨安政策を牽制する条項を盛り込んでいるため、日本に対しても同様の要求が行われる可能性が高いと思われます。米国による日本の金融緩和政策への牽制が行われると、JPY買が進む可能性があり、現在のUSDの強さと矛盾します。
USDJPYはしばらく激しい上下動になるかもしれません(まず下、そして戻し?)。
経済指標は、独国PMI速報値・中国GDP(AUD)・米国小売売上高、あたりでの取引で稼ぎたいものです。英国指標は、結果と反応の程度と方向を注視して、そろそろまた英国指標での取引を行うか今週決めたいと思います。
4月15日(月)
21:30 4月集計分米国NY連銀製造業景気指数
4月16日(火)
10:30 豪中銀(RBA)金融政策会合議事要旨公表
17:30 2・3月集計分英国雇用統計
18:00 4月集計分独国ZEW景況感調査
22:15 3月集計分米国設備稼働率・鉱工業生産・製造業生産
4月17日(水)
11:00 1-3月期集計分中国GDP
17:30 3月集計分英国物価統計
21:30 2月集計分米国貿易統計
4月18日(木)
10:30 3月集計分豪州雇用統計
16:30 4月集計分独国PMI速報値
17:30 3月集計分英国小売売上高指数
21:30 3月集計分米国小売売上高・4月集計分米国Phil連銀製造業景気指数
4月19日(金)米欧英豪休日
注目指標なし
以上
2019年04月11日
4月11日経済指標(結果検証済)
本日は
21:30 3月集計分米国PPI
が発表されます。
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3%(△0.1%)
・前年比+1.9%(+2.0%)
・コア前月比+0.2%(+0.3%)
・コア前年比+2.4%(+2.6%)
事前差異判別式の解は+0.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年平均)
・直前10-1分足5/3(3/1)
・直前1分足3/2(1/1)
・直後1分足11/8(8/7)
・直後11分足16/10(19/19)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足が10pips以上跳ねた場合は、直後1分足の反応方向を示唆している可能性があります。この場合、指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にオーダーします。
・指標発表直後に追撃を開始するなら、短期でなければいけません。初期反応方向に追撃し、発表後3分以内に利確/損切です。
・その後は欲張り禁物で、上下動を利用して2・3pips程度を繰り返し狙う方が良いでしょう。
・抜けたら追うべき閾値は、直後1分値幅が陽線であれ陰線であれ15pips程度のように見受けられます。直後1分足値幅が15pipsに達していたら、直後1分足終値が付く頃に再追撃です。
なお、本指標の影響力はあまり強くありません。1時間足チャートのレジスタンスやサポートを抜けることは滅多にありません。5分足や15分足のチャートのレジスタンスやサポートは、事前に押さえておきましょう。
以下は4月11日23時頃に追記しています。
米国PPI
発表時における1時間足一目均衡表では111.27円付近に雲上端がありました。指標発表後は、このレジスタンスを少し上抜けて停滞しました。
指標結果は上昇で、反応は素直でした。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
21:30 3月集計分米国PPI
が発表されます。
ーーー$€¥£A$ーーー
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3%(△0.1%)
・前年比+1.9%(+2.0%)
・コア前月比+0.2%(+0.3%)
・コア前年比+2.4%(+2.6%)
事前差異判別式の解は+0.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年平均)
・直前10-1分足5/3(3/1)
・直前1分足3/2(1/1)
・直後1分足11/8(8/7)
・直後11分足16/10(19/19)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足が10pips以上跳ねた場合は、直後1分足の反応方向を示唆している可能性があります。この場合、指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にオーダーします。
・指標発表直後に追撃を開始するなら、短期でなければいけません。初期反応方向に追撃し、発表後3分以内に利確/損切です。
・その後は欲張り禁物で、上下動を利用して2・3pips程度を繰り返し狙う方が良いでしょう。
・抜けたら追うべき閾値は、直後1分値幅が陽線であれ陰線であれ15pips程度のように見受けられます。直後1分足値幅が15pipsに達していたら、直後1分足終値が付く頃に再追撃です。
なお、本指標の影響力はあまり強くありません。1時間足チャートのレジスタンスやサポートを抜けることは滅多にありません。5分足や15分足のチャートのレジスタンスやサポートは、事前に押さえておきましょう。
以上
以下は4月11日23時頃に追記しています。
【事後検証】
米国PPI
発表時における1時間足一目均衡表では111.27円付近に雲上端がありました。指標発表後は、このレジスタンスを少し上抜けて停滞しました。
指標結果は上昇で、反応は素直でした。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
広告以上
タグ:米国PPI
2019年04月09日
4月10日経済指標(結果検証済)
10日は臨時欧州首脳会議が開催予定です。英国指標では取引しません。また、FOMC議事要旨はきっと寝ていて取引できません。
・17:30 2月集計分英国月次GDP・2月集計分鉱工業生産指数・製造業生産指数
・20:45 欧中銀(ECB)金融政策
・21:30 ECB総裁会見・3月集計分米国CPI
・27:00 FOMC議事要旨公表
何がどうあれ、今夜(9日夜)からは英国の離脱延期に関わる話が最も大きなテーマです。そのため、経済指標での取引は影響持続時間が短いと思っておきましょう。
欧中銀(ECB)金融政策
市場予想(前回結果)
・金利 現状維持(現状維持)
今回のECB理事会では、流動性供給オペ(TLTRO)の詳細内容の発表有無に関心が集まっています。
前回3月7日の理事会結論は、@ 少なくとも2019年末までは金利を据え置く予定(それまでの「2019年夏まで」を延期、A 貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)を9月に開始し期間2年、B 2019年成長率とインフレ率見通しを従来から下げた、という内容でした。
@Aは従来の緩和的だった政策を更に緩和側にシフトするため、反射的にEUR買と思いきや、前回発表直後は陰線側に振れました。利上げ延期と欧州経済の悪さが意識されたためと推察されます。
過去平均順跳幅/同値幅pips(前回)
・直前10-1分足9/6(3/2)
・直前1分足9/7(1/0)
・直後1分足19/13(28/23)
・直後11分足23/15(32/15)
過去傾向に基づく取引方針
・定時から10秒後に伸びた方向に追撃します。
米国CPI
同時刻にECB総裁会見があります。CPI発表結果の影響は定時から1・2分、と思っておきましょう。
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3%(+0.2%)
・前年比+1.8%(+1.5%)
・コア前月比+0.2%(+0.1%)
・コア前年比+2.1%(+2.1%)
事前差異判別式の解は+0.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均:2019年平均)
・直前10-1分足6/4(4/2:2/2)
・直前1分足5/4(2/1:2/1)
・直後1分足17/12(10/4:8/5)
・直後11分足23/16(12/8:12/9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2pipsとします。
・指標発表直前に、直前10-1分足が陰線だったときに指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切です。
但し、直前1分足が10pips以上跳ねたときは、直前1分足と逆方向にオーダーすることを優先します。
・指標発表後に反応方向を確認したら追撃は早期開始です。けれども、発表から1分を過ぎると、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が反応を伸ばしていたことは42%しかありません。早期に追撃開始した場合、利確は早い方が良いでしょう。
以下は4月11日に追記しています。
ECB金融政策
ECB理事会結論要点は、
・金利を少なくとも年末まで現行水準に据え置くこと
・保有債券の満期償還金再投資は利上げ開始より後まで続けること
・先に発表した新たな長期リファイナンスオペについての詳細は発表せず、次回6月理事会(6月6日)での発表が見込まれること
でした。
まぁ、がっかりという内容で、反応も小さく収まりました。
米国CPI
指標結果は予想に対し低下(事後差異)、前回に対し上昇(実態差異)、でした。反応は、発表直後が陰線で、その後陽線に転じました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
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・17:30 2月集計分英国月次GDP・2月集計分鉱工業生産指数・製造業生産指数
・20:45 欧中銀(ECB)金融政策
・21:30 ECB総裁会見・3月集計分米国CPI
・27:00 FOMC議事要旨公表
何がどうあれ、今夜(9日夜)からは英国の離脱延期に関わる話が最も大きなテーマです。そのため、経済指標での取引は影響持続時間が短いと思っておきましょう。
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欧中銀(ECB)金融政策
市場予想(前回結果)
・金利 現状維持(現状維持)
今回のECB理事会では、流動性供給オペ(TLTRO)の詳細内容の発表有無に関心が集まっています。
前回3月7日の理事会結論は、@ 少なくとも2019年末までは金利を据え置く予定(それまでの「2019年夏まで」を延期、A 貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)を9月に開始し期間2年、B 2019年成長率とインフレ率見通しを従来から下げた、という内容でした。
@Aは従来の緩和的だった政策を更に緩和側にシフトするため、反射的にEUR買と思いきや、前回発表直後は陰線側に振れました。利上げ延期と欧州経済の悪さが意識されたためと推察されます。
過去平均順跳幅/同値幅pips(前回)
・直前10-1分足9/6(3/2)
・直前1分足9/7(1/0)
・直後1分足19/13(28/23)
・直後11分足23/15(32/15)
過去傾向に基づく取引方針
・定時から10秒後に伸びた方向に追撃します。
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米国CPI
同時刻にECB総裁会見があります。CPI発表結果の影響は定時から1・2分、と思っておきましょう。
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3%(+0.2%)
・前年比+1.8%(+1.5%)
・コア前月比+0.2%(+0.1%)
・コア前年比+2.1%(+2.1%)
事前差異判別式の解は+0.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均:2019年平均)
・直前10-1分足6/4(4/2:2/2)
・直前1分足5/4(2/1:2/1)
・直後1分足17/12(10/4:8/5)
・直後11分足23/16(12/8:12/9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2pipsとします。
・指標発表直前に、直前10-1分足が陰線だったときに指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切です。
但し、直前1分足が10pips以上跳ねたときは、直前1分足と逆方向にオーダーすることを優先します。
・指標発表後に反応方向を確認したら追撃は早期開始です。けれども、発表から1分を過ぎると、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が反応を伸ばしていたことは42%しかありません。早期に追撃開始した場合、利確は早い方が良いでしょう。
以上
以下は4月11日に追記しています。
【事後検証】
ECB金融政策
ECB理事会結論要点は、
・金利を少なくとも年末まで現行水準に据え置くこと
・保有債券の満期償還金再投資は利上げ開始より後まで続けること
・先に発表した新たな長期リファイナンスオペについての詳細は発表せず、次回6月理事会(6月6日)での発表が見込まれること
でした。
まぁ、がっかりという内容で、反応も小さく収まりました。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国CPI
指標結果は予想に対し低下(事後差異)、前回に対し上昇(実態差異)、でした。反応は、発表直後が陰線で、その後陽線に転じました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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独自ドメイン、データベース、FTP アカウントの設定数の上限を、
以下のようにに変更いたしました。
・独自ドメイン設定数の上限: 50個 → 無制限!
・データベース作成数の上限: 50個 → 70個〜
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