2019年04月09日
4月10日経済指標(結果検証済)
10日は臨時欧州首脳会議が開催予定です。英国指標では取引しません。また、FOMC議事要旨はきっと寝ていて取引できません。
・17:30 2月集計分英国月次GDP・2月集計分鉱工業生産指数・製造業生産指数
・20:45 欧中銀(ECB)金融政策
・21:30 ECB総裁会見・3月集計分米国CPI
・27:00 FOMC議事要旨公表
何がどうあれ、今夜(9日夜)からは英国の離脱延期に関わる話が最も大きなテーマです。そのため、経済指標での取引は影響持続時間が短いと思っておきましょう。
欧中銀(ECB)金融政策
市場予想(前回結果)
・金利 現状維持(現状維持)
今回のECB理事会では、流動性供給オペ(TLTRO)の詳細内容の発表有無に関心が集まっています。
前回3月7日の理事会結論は、@ 少なくとも2019年末までは金利を据え置く予定(それまでの「2019年夏まで」を延期、A 貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)を9月に開始し期間2年、B 2019年成長率とインフレ率見通しを従来から下げた、という内容でした。
@Aは従来の緩和的だった政策を更に緩和側にシフトするため、反射的にEUR買と思いきや、前回発表直後は陰線側に振れました。利上げ延期と欧州経済の悪さが意識されたためと推察されます。
過去平均順跳幅/同値幅pips(前回)
・直前10-1分足9/6(3/2)
・直前1分足9/7(1/0)
・直後1分足19/13(28/23)
・直後11分足23/15(32/15)
過去傾向に基づく取引方針
・定時から10秒後に伸びた方向に追撃します。
米国CPI
同時刻にECB総裁会見があります。CPI発表結果の影響は定時から1・2分、と思っておきましょう。
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3%(+0.2%)
・前年比+1.8%(+1.5%)
・コア前月比+0.2%(+0.1%)
・コア前年比+2.1%(+2.1%)
事前差異判別式の解は+0.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均:2019年平均)
・直前10-1分足6/4(4/2:2/2)
・直前1分足5/4(2/1:2/1)
・直後1分足17/12(10/4:8/5)
・直後11分足23/16(12/8:12/9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2pipsとします。
・指標発表直前に、直前10-1分足が陰線だったときに指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切です。
但し、直前1分足が10pips以上跳ねたときは、直前1分足と逆方向にオーダーすることを優先します。
・指標発表後に反応方向を確認したら追撃は早期開始です。けれども、発表から1分を過ぎると、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が反応を伸ばしていたことは42%しかありません。早期に追撃開始した場合、利確は早い方が良いでしょう。
以下は4月11日に追記しています。
ECB金融政策
ECB理事会結論要点は、
・金利を少なくとも年末まで現行水準に据え置くこと
・保有債券の満期償還金再投資は利上げ開始より後まで続けること
・先に発表した新たな長期リファイナンスオペについての詳細は発表せず、次回6月理事会(6月6日)での発表が見込まれること
でした。
まぁ、がっかりという内容で、反応も小さく収まりました。
米国CPI
指標結果は予想に対し低下(事後差異)、前回に対し上昇(実態差異)、でした。反応は、発表直後が陰線で、その後陽線に転じました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
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・17:30 2月集計分英国月次GDP・2月集計分鉱工業生産指数・製造業生産指数
・20:45 欧中銀(ECB)金融政策
・21:30 ECB総裁会見・3月集計分米国CPI
・27:00 FOMC議事要旨公表
何がどうあれ、今夜(9日夜)からは英国の離脱延期に関わる話が最も大きなテーマです。そのため、経済指標での取引は影響持続時間が短いと思っておきましょう。
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欧中銀(ECB)金融政策
市場予想(前回結果)
・金利 現状維持(現状維持)
今回のECB理事会では、流動性供給オペ(TLTRO)の詳細内容の発表有無に関心が集まっています。
前回3月7日の理事会結論は、@ 少なくとも2019年末までは金利を据え置く予定(それまでの「2019年夏まで」を延期、A 貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)を9月に開始し期間2年、B 2019年成長率とインフレ率見通しを従来から下げた、という内容でした。
@Aは従来の緩和的だった政策を更に緩和側にシフトするため、反射的にEUR買と思いきや、前回発表直後は陰線側に振れました。利上げ延期と欧州経済の悪さが意識されたためと推察されます。
過去平均順跳幅/同値幅pips(前回)
・直前10-1分足9/6(3/2)
・直前1分足9/7(1/0)
・直後1分足19/13(28/23)
・直後11分足23/15(32/15)
過去傾向に基づく取引方針
・定時から10秒後に伸びた方向に追撃します。
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米国CPI
同時刻にECB総裁会見があります。CPI発表結果の影響は定時から1・2分、と思っておきましょう。
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3%(+0.2%)
・前年比+1.8%(+1.5%)
・コア前月比+0.2%(+0.1%)
・コア前年比+2.1%(+2.1%)
事前差異判別式の解は+0.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年平均:2019年平均)
・直前10-1分足6/4(4/2:2/2)
・直前1分足5/4(2/1:2/1)
・直後1分足17/12(10/4:8/5)
・直後11分足23/16(12/8:12/9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2pipsとします。
・指標発表直前に、直前10-1分足が陰線だったときに指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切です。
但し、直前1分足が10pips以上跳ねたときは、直前1分足と逆方向にオーダーすることを優先します。
・指標発表後に反応方向を確認したら追撃は早期開始です。けれども、発表から1分を過ぎると、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が反応を伸ばしていたことは42%しかありません。早期に追撃開始した場合、利確は早い方が良いでしょう。
以上
以下は4月11日に追記しています。
【事後検証】
ECB金融政策
ECB理事会結論要点は、
・金利を少なくとも年末まで現行水準に据え置くこと
・保有債券の満期償還金再投資は利上げ開始より後まで続けること
・先に発表した新たな長期リファイナンスオペについての詳細は発表せず、次回6月理事会(6月6日)での発表が見込まれること
でした。
まぁ、がっかりという内容で、反応も小さく収まりました。
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米国CPI
指標結果は予想に対し低下(事後差異)、前回に対し上昇(実態差異)、でした。反応は、発表直後が陰線で、その後陽線に転じました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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独自ドメイン、データベース、FTP アカウントの設定数の上限を、
以下のようにに変更いたしました。
・独自ドメイン設定数の上限: 50個 → 無制限!
・データベース作成数の上限: 50個 → 70個〜
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