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2023年12月10日

コラッツ予想(その21)

 従来のコラッツの数式の数列は、全て、「コラッツの大木」のスタイルでも表示できる事になります。

 簡単な例として、12の数列を「コラッツの大木」の形で表現してみましょう。12の数列とは、次のようなものでした。

12、6、3、10、5、16、8、4、2、1

 これが、「コラッツの大木」のグラフに当てはめると、こんな感じになります。

1
2
4
8
16、5、10・・・
・   3
・   6
・   12
    ・
    ・


 つまり、奇数の数字にぶつかる度に、直角に曲がっていく訳です。あえて省略しましたが、「・・・」には、倍数の数列が無限に続いていく事になります。
 そして、この形の数列は、すっぽり、「コラッツの大木」の中にはまり込んでしまうのであります。

 この12の数列だけではありません。実際には、コラッツの数式の数列は、全部、「コラッツの大木」の中に組み込む事ができるのです。

 いや、これまで提示されてきたコラッツの数式の数列の数々の方こそが、正確には、「コラッツの大木」の一部に過ぎなかった、と考えるべきだったのかも知れません。

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