2019年07月22日
「時間砲計画」
今回、買いまくったジュニアSFシリーズの一冊。角川文庫版の「時間砲計画」。
あらためて読んで、感じたのですが、本作は、タイムトラベルものと言うよりも、秘境探検ものに近いです。子供っぽい冒険シーンの数々を見ると、こんなに映像向けの作品が、なぜ今まで原作採用されなかったのだろう、と言う印象も受けました。
登場人物が沢山いて、いずれもステレオタイプのキャラばかりなのですが、逆に分かりやすくて、小気味がいいです。悪者のタイプも様々だし、男気のある漢も登場します。主人公の映二君は、いつも、真っ先に同級生の亜由子さんの事を思い浮かべるようで、その色気づきぶりは笑えました。でも、実際の亜由子さんも、話が進むほど、茶目っ気が出てきます。
この小説は、続編もあって、最初はそちらも読むべきかどうか悩んだのですが、でも、どうせ読まなきゃ、ずっと気になってしまうのだろうから、思い切って買う事にしました。
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