2018年01月16日
「侵略宇宙人たちの横顔」プラチク星人
プラチク星人は、実はもっと違う計画を目論んで地球に飛来していた可能性がある。
それが、地球軍のヒヨッコ兵士であるアオキが、プラチク星人の宇宙戦車を早期に発見していたにも関わらず、自力だけでは撃退し損ねた上に、逃したあとも、個人的損得勘定から、宇宙戦車を見た事を上部に報告しなかったものだから、プラチク星人の方だって、地球軍の戦力や統制力など恐れるに足りない、と誤解してしまったらしいのだ。
しかも、やはり個人的損得勘定から、アオキは、地球軍の兵器マグマライザーを奪いやすいような細工まで施してくれた。ここまでお膳立てしてもらったら、プラチク星人も、全ての予定を変更して、地球軍の野戦訓練の襲撃も強行したくなると言うものなのである。
また、プラチク星人がそこまで大胆になれたもう一つの理由としては、プラチク星人自身が秘めた、骨になってもまだ死なないほどの強い生命力、を過信していたからとも考えられるだろう。
しかし、実際に、野戦訓練襲撃を行なってみると、地球軍を十分に壊滅させるまでには至らず、すぐに反撃される事態になってしまった。特に、ウルトラセブンは、想定外の強さであり、なりふり構わず、謝るふりをしてから、必殺のプラスチック液を浴びせたりもしたものの、全く効かない有様である。
ある意味、プラチク星人は、アオキの思惑に乗せられて、すっかり自分の実力不相応の行動を取ってしまい、最後までアオキに振り回された気の毒な侵略者だった、とも呼べるのかもしれない。
「悪の組織の大研究」
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