2013年02月21日
F.anthracinus・F.sublaevis・F.decipiens の考察 1
まず F.anthracinus・F.sublaevis・F.decipiensの分類が非常に複雑で厄介です。
F.anthracinusはF.sublaevisのシノニムとする研究者もいるような種類です。
調べてみるとF.sublaevis・F.decipiensの同定がはっきりしないことがわかります。
それぞれが別種であることは明白なのですが、
F.sublaevisの記載文の絵を見ると新大図鑑の同定が正しいように思われますが
分布域に問題が出てきます。
新大図鑑でF.sublaevisとされている種類はBartolozzi L. & Werner K. 2004などでは
F.decipiensとされていて 分布はサオトメ・プリンシペ・トーゴになります。
F.sublaevisの基準産地は不明。
そこで F.anthracinusがF.sublaevisの同種か似た種類であるならば、
新大図鑑のF.sublaevis・F.decipiensの同定は逆となります。
F.sublaevisとF.anthracinusが同種かどうかについては
Peringuey,1908ではザンジバルの個体と比較して異なる種である としています。
Bartolozzi & Monte. 2005でも書かれてますが
こちらは未見です。
なにぶん古くに記載された種類で
その後に色々な研究者が考察を書いていたりして複雑になってしまっているので
現在の分類とは異なる F.sublaevis=F.decipiens、独立種でF.anthracinus
ということもあり得るのかもしれません。
F.anthracinusはF.sublaevisのシノニムとする研究者もいるような種類です。
調べてみるとF.sublaevis・F.decipiensの同定がはっきりしないことがわかります。
それぞれが別種であることは明白なのですが、
F.sublaevisの記載文の絵を見ると新大図鑑の同定が正しいように思われますが
分布域に問題が出てきます。
新大図鑑でF.sublaevisとされている種類はBartolozzi L. & Werner K. 2004などでは
F.decipiensとされていて 分布はサオトメ・プリンシペ・トーゴになります。
F.sublaevisの基準産地は不明。
そこで F.anthracinusがF.sublaevisの同種か似た種類であるならば、
新大図鑑のF.sublaevis・F.decipiensの同定は逆となります。
F.sublaevisとF.anthracinusが同種かどうかについては
Peringuey,1908ではザンジバルの個体と比較して異なる種である としています。
Bartolozzi & Monte. 2005でも書かれてますが
こちらは未見です。
なにぶん古くに記載された種類で
その後に色々な研究者が考察を書いていたりして複雑になってしまっているので
現在の分類とは異なる F.sublaevis=F.decipiens、独立種でF.anthracinus
ということもあり得るのかもしれません。
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