2013年01月10日
ミナハサ・ネブトの変異について
特殊な生態のため 同じ山でもポイントによって変異が出てきます。
ポイントごとに閉鎖されたされた環境であるためと思われます。
8年くらい前に採集されていた個体群はオガサワラ・ネブトを小さくしたような感じですが、
最近採集されるものは内歯の発達がかなり弱いです。
中には頭部が小さく 体・前胸は幅が狭く ケイセツも太く 全体が艶消しの
少なくとも亜種くらいにはなりそうな個体群も得られています。
艶消し個体群もたまたま混ざっているのではなく ポイントで棲み分けされているようです。
飛ばない虫とはいえ このように同じ山のポイントごとに変異が見られるのは希な例かもしれません。
生息数が少ないので1回の採集で10頭も得られませんが、
採集するごとに同じような特徴の個体群が得られます。
8年前の採集ポイントは伐採されてしまい
絶滅したかもしれないという話も現地人からあったようです。
左:2005年 右:2010年
艶消し個体群 F氏所蔵
すべてMt.Makabengbeng産
ポイントごとに閉鎖されたされた環境であるためと思われます。
8年くらい前に採集されていた個体群はオガサワラ・ネブトを小さくしたような感じですが、
最近採集されるものは内歯の発達がかなり弱いです。
中には頭部が小さく 体・前胸は幅が狭く ケイセツも太く 全体が艶消しの
少なくとも亜種くらいにはなりそうな個体群も得られています。
艶消し個体群もたまたま混ざっているのではなく ポイントで棲み分けされているようです。
飛ばない虫とはいえ このように同じ山のポイントごとに変異が見られるのは希な例かもしれません。
生息数が少ないので1回の採集で10頭も得られませんが、
採集するごとに同じような特徴の個体群が得られます。
8年前の採集ポイントは伐採されてしまい
絶滅したかもしれないという話も現地人からあったようです。
左:2005年 右:2010年
艶消し個体群 F氏所蔵
すべてMt.Makabengbeng産
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