アニメ偉言

真央「歩美お姉ちゃん!
キャンディが大変なの!」

三沢 真央（5）。
歩美の近所に住んでいる女の子が、
キャンディ（犬）と散歩中にはぐれてしまった。
犬はフォックス便という宅配便の車に乗ってしまったという。

狐に乗り込む犬…
それはともかく、犬探しなんて

コナン「おいおい、それは少年探偵団の」

灰原「仕事よ」

てなわけで全員出動。
だが、少年探偵団が関わると、
単なる犬探しが爆弾事件に様変わり…!?

TRY AGAIN (名探偵コナン盤)(初回限定生産)


コナン「ねえ千葉刑事。
何か事件でもあったの?」

少年探偵団が見つけたフォックス便の車にはキャンディは乗っていなかった。
だがそこには千葉刑事がおり、事件のにおいを嗅ぎ付けたコナンは嬉しそうだ。
高木刑事も駆けつけてきて、これは間違いなく事件だと、
コナンの探偵モードにスイッチが入る。

まずコナンは蘭に電話を入れた。
小五郎が今どうしているかの確認だ。
案の定、小五郎は真昼間から酒を掻っ食らって眠りこけていた。
まさに眠りの小五郎。

まあこれこそがコナンの狙い通りで、
小五郎の声色を使って目暮に事件への協力を申し出る。
本物の小五郎が眠っている間に事件解決に導こうとするコナン。
こりゃホントに眠りの小五郎別バージョンだな。

その日、朝から2件連続で爆破事件が起きていた。

最初の被害者は地方裁判所判事、殿村 幸三（58）。
次の被害者は地方検察庁検事、佐伯 和彦（45）。
2件とも宅配便で送られて来た時限式爆弾による犯行で、
2人とも重傷だが、幸い命に別状はなかった。

おや珍しい。
誰も死なないパターン?

すでに犯人も逮捕されていた。
爆発物取締法違反の前科がある宇津木 正人（35）。
宇津木は先月まで服役していたばかり。
被害者の2人によって牢屋送りになったのだ。

動機は単純に復讐。
だが事件にはまだ続きがあった。
宇津木はもう一人に爆弾を送っていたのだ。

相手は元刑事、兼子 重吉（65）。

兼子元刑事の安全は確保できたものの、
肝心の爆弾がまだ回収できていない。
爆破予定時刻の午後4時まであと90分…

千葉刑事「ええ、爆弾が積まれているとはつゆ知らず」

悪い時に悪いことが重なるのは世の常だが、
コナン世界では特に不運の連続が起こりやすい。
爆弾を乗せた車は、別の場所で強盗を働いた男2名に奪われ、
おまけにキャンディ（犬）まで乗り込んで行ってしまった。

というわけで、コナンは犬探しもかねて爆弾捜索を開始。

キャンディ「あん!　あんあんあん」

キャンディ（犬）は強盗犯になついてしまった。
この鳴き声…大谷育江（光彦の声の人）かな。
大谷キャンディって、スマイルプリキュアくる!

スマイルプリキュア! いつでもどこでも!ふわふわキャンディ


そういやこのキャンディ（犬）、
どことなくスマプリのキャンディに似ているような…
「キャンディは犬じゃないクル!」

コナン「逃走中の犯人の心理からして、
渋滞を横切ってわざわざ向こう側へ渡る確率は低い」

コナンのプロファイリングが冴え、
強盗犯と爆弾と犬を乗せたフォックス便を捉えた。
一度は引き離されたが、阿笠博士のビートルで追跡開始!



…しようとしたが見つからず、
行く先を推理する手がかりさえなく暗礁に乗り上げる。
爆発まで30分を切り、コナンは別の作戦に切り替えた。

再び小五郎の声色を使い、目暮警部に指示を出す。
強盗犯が警察無線を傍受していることを逆手に取った作戦だ。
偽の検問情報で強盗犯の車をおびき出したのだが…

強盗犯は車に積まれていた荷物を落として再び逃走。
落ちた荷物の中に爆弾はなく、走る時限爆弾は続行中。
コナンはスケボーで配送車に追いつくことはできた。
だが爆弾を処理しようにも時間も場所もない。

コナンは強盗犯に訴えるしかなかった。
少しでも広い場所に車を移動させること。
初めは嘘だろうと笑っていた強盗犯だが、
コナンの剣幕についに折れ、車を移動させる。

根っからの悪人ではないようだ。
強盗を働いたのも、やむにやまれぬという奴だろう。

爆弾は爆発寸前にコナンが川に投げ込んで事なきを得た。
キャンディ（犬）も真央のもとに戻り、犬探しも一件落着。
逮捕された強盗団も何か嬉しそうだった。

で、手柄は全部、眠り（酔っ払い）の小五郎のものに。



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