アニメ偉言

トリコ「強えー!」

トリコも感嘆するライブベアラーの強さ。
捕獲レベル60を誇る猛獣、岩マジロにいとも容易く勝利、調理、完食。
70ポイントゲットで、計290ポイント。
トリコチーム310ポイントを射程に捉えた…



続いてサンズガワドクトカゲ。
猛毒を持った特殊調理食材を簡単に完食し、
150ポイントゲットの計440ポイント。

最後はアタリ食材の「にんにくガニ」。
軽く完食して200ポイントゲットの計640ポイント。
トリコチームに倍以上の差をつけた。

ライブベアラーはカードをヒットさせるのに
何らかのイカサマを使っているのは間違いない。

だがそれと料理は別。
ライブベアラーの食材をさばく技術、調理の腕は、
小松も見惚れるほどの「本物」だった。

本物は本物を知る。
ライブベアラーは小松の食歴を吸い尽くしてやりたいと、
快感の脳汁を溢れ出させていた。

ライブベアラー（そう、このゲームは
いかにして途中リタイアしないかが肝）

次のトリコチームのターン、ココはわざと外してきた。
これまでこのグルメテイスティングに挑戦して来た者の多くが、
ハズレ食材を引いたことによるリタイアで負けていったのだ。

ココは引くカードの中身までは把握できない。
1枚目で完食が難しいと判断すれば、わざと次に回す。
だがそれでも、ライブベアラーの勝利は揺るがないと、相当の自信だ。

ライブベアラーは「イカサマコンタクトレンズ」で、
カードの中身まで全部お見通し。
実際に確かめるまでも泣く、ハズレを避けるのは思いのまま。
そこにココへのアドバンテージがある。

ライブベアラーの3ターン目。
油断することなく畳み掛けてくる。

石じゃが　60P
脳うに　30P
しびレモン　200P

計930ポイントとなり、トリコチームに3倍の大差をつけた。
ココは次も外し、ライブベアラーはさらに勢いに乗る。

味アリ　40P
泡美（あわび）　20P
ゴールドシュリンプ　200P

計1190ポイント。
だがそこまではココの計算どおりだった。
本当の勝負はここから。

ココ（奴が意図的に避けているカード。
それがおそらく最悪のハズレカード。
勝機はそこにある!）

死中に活、ハズレで勝つ!
ココがついに勝負に出始めた。

まずは普通にポイントを取るべく、
アトラスクラブをチリソースであえて30Pゲット。
トリコチーム、計340ポイント。

次にココがめくったのは、ポイズンポテト〓。
フグクジラの20倍の毒性を持ち、かつ解毒の成功例がない。
つまり、今まで誰一人食べた者がいない超特殊調理食材なのだ。
毒マスターのココでさえ、この毒への抗体は持っていないという。

次にココが引いたのはジョーカー食材、ニトロチェリー。
食べた後でも体内で爆発する危険性のあるまさに爆弾さくらんぼ。
結局、ココはパスして次のチャンスに賭けることに。

続いてはライブベアラーのターン。
引いたのはジョーカー食材、般若パンダ。
捕獲レベル80の猛獣だが、ライブベアラーならばどうにかできそうだ。


ライブベアラー「めんどくさ」

ところがライブベアラーは般若パンダをパス。
次にわざとトロルチーズを引いてターンエンド。
トロルチーズは息もできないほどの強烈な臭いを放つという。
これも食べられたものではないらしい。

ココのターン。
ウニネズミにシザースネーク。
いずれもハズレ食材。

カードの種類は出尽くし、ライブベアラーのターンへ。
しかしライブベアラーはわざと外しパス。再びトリコチーム。
ここからがココの逆転勝利への本当の勝負となる。

まずは般若パンダへの挑戦から。
というところで次回に続く。

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