アニメ偉言

勝本大作「俺を殺せるもんなら
殺してみろ
部屋の扉を開けて
待っているぞ
返り討ちにしてやるよ」

ビール（泡）、コーヒー（湯気）、タバコ（煙）。
それぞれを呑む3人の男女宛に、
不穏なメールが送りつけられた。

送り主は勝本 大作（58）、出版社社長。
その挑戦を実行した人物がいた。
勝本は相手を返り討ちできず、殺されてしまう。
自宅マンションからの転落死に見せかけられて…

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容疑者は勝野にメールを送りつけられた3人。
勝本とは同じ雑誌社に勤める関係だ。（一人はフリーだが）

荻野 啓佑（34）、カメラマン（フリー）。
月原 香（28）、雑誌編集者。
袖崎 和友（31）、ライター。

現場には、前回の事件で転落にトラウマのある高木刑事と、
スキーに向かう途中だったコナンと灰原、そして昴が駆けつけていた。

容疑者3人は勝本と同じマンションに住んでいる。
3人は3階、勝本は26階と、大きな差はあったが。

高木は3人を事情聴取しようと警察署へ呼ぼうとするが、
（正確にはまだ容疑者ではないので、任意）
コナンは3人の部屋を調べるべきだと主張。
マンションの中へ入っていった。

部屋を調べて意味があるのかと灰原が言うと、昴が説明。

犯人が26階から勝本を突き落としたのだとすれば、
3階の自宅に戻っている暇はなかったはず。
つまり、先程まで部屋にいたことが証明できれば、
その者は容疑者から外れる、と。

灰原「あら、随分
『コロシ』のことに詳しいのね」

昴「ええ、シャーロキアンですから」

シャーロック・ホームズの熱狂的ファンをそう呼ぶらしい。
本場イギリスでは、ホームジアンと呼ぶのだとか。
じゃあコナンファンは何と言うんだろう?　コナニスト?

…コナニストで検索したら、未来少年コナンのほうが出てきた。



荻野の部屋には、泡の残ったビールが。
月原の部屋には、湯気の立つコーヒーが。
袖崎の部屋には、煙の辛うじて残っていたタバコが。

それぞれ、3人が部屋から出て間もない証拠といえたが…

荻野「言えなかったんだよ!　その弟は、
彼女の父の不倫相手の隠し子だったから」

勝本殺害の動機に繋がりそうな事件が説明された。
雑誌グレイトに掲載された不倫疑惑の記事で、女優が投身自殺。

当初、その記事は3人が協力して仕上げたものだったが、
不倫相手が女優の腹違いの弟だと分かり、ボツにした。
しかし、編集長勝本が勝手に掲載してしまい、事件は起きたのだった。

その記事が動機なら、女優の遺族も捜査線上に上がることになる。
だが、この3人が最も怪しいのも事実。
コナンは、泡か湯気か煙、どれかが
アリバイトリックではないかと疑うが…

ネクストコナンズヒント「商売道具」。
次回は実験でトリックを検証するみたいだ。



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