アニメ偉言

蒼龍レオンvs櫂トシキ。
櫂はドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオンで
レオンに激しい怒りをぶつけます。



櫂「これは
お前に裏切られた3つのクランの怒りだ!
ヴァーミリオン・サンダーボルト!!」

3だけにサンダーボルトなんちゃって。
レオンは寒いギャグでも受け流すように櫂の攻撃にも動じない。
アクアフォースと蒼龍一族の味わってきた苦渋の歴史に比べれば、
3クラン封印の怒りなど取るに足りないものだと思っているのだ。

レオン「見よ。あらゆる悪徳を洗い流す、
激しき潮の流れを。その名は正義!」

レオンの代名詞たる蒼嵐竜 メイルストローム現る。
ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオンとのドラゴン対決だ。
まるで2体のギャラクシーアイズ激突みたいな構図だな。



その共鳴現象のせいか、アイチが頭痛を引き起こしてしまう?
いや、どうやら虚無（ヴォイド）の力が増しているせいだった。
同じくPSYクオリアを持つレンも頭痛が痛そうにしていた。
いやな風邪、いや、風だと悪寒のような嫌悪感を示しながら…

レオン「行け、ペンギン兵!」

この緊迫した場面にはちょっと似つかわしくないモンスター登場。
「竜騎激突」から発光信号のペンギン兵。

いや、カードの絵柄は結構渋いんだけどさ、
アニメだと攻撃を仕掛けたヴァーミリオンとの体格差が違いすぎて
ギャグにしか見えなかったんだよ。



櫂もメイルストロームの攻撃をガードするのに結構可愛い奴を出してきた。
同じく竜騎激突からスパークエッジ・ドラコキッド。
可哀想に、すぐに消されてしまった。




レオン「永遠の苦痛を
味わわせてやる。我が一族が味わった
忘却の孤独と絶望を思い知るがいい!」

櫂「知っているさ。お前と同じ
運命と戦ってきたファイターを!」

櫂はレオンとアイチの境遇が似ていると思っていた。
アイチもまた、ロイヤルパラディン消失の記憶を抱えながら
ここまで悩み、苦しみ、戦い抜いてきたのだ。

期間の長さは関係ない。

レオンは忘却の孤独と絶望に負けヴォイドに魂を売った。
しかしアイチならば、決してヴォイドに屈することはないだろう。
だからこそ櫂はアイチにこれ以上の負担を強いたくない。
ここで忌まわしき運命を終わりにすべく、さらに熱く血を滾らせる!

櫂「クロスライド!　ザ・ヴァンガード!!
白き翼を銀の剣に!　天空のドラゴン!!
ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン “THE BLOOD”!!!」



ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオンの進化形態出現!!
竜騎激突を代表するキーカードの1枚といっていいだろう。
アニメの中では実在を疑われるほどの伝説のカードだ。
そんなものをどこでどうやって櫂は手に入れたのか

もひとつおまけに竜騎激突から
ダストプラズマ・ドラゴンを召喚。



櫂「お前はもう立ち上がれない!」

櫂「天空の裁き!
ヴァーミリオン・カタストロフ!!」

一種のファイナルターン宣言?
でもこれ、かえって櫂の逆転敗北が濃厚になってきてるよなぁ。
忍び寄る虚無の恐怖というか、レオンにはまだ見せてない底があるというか。

レオン「風を横糸、
海を縦糸に紡いで生まれし竜よ。
伝説に応え、あるべき形に!
蒼嵐覇竜 グローリー・メイルストローム
にクロスライド!!」



ほらキター!!
竜騎激突からメイルストロームの進化形態もご登場。
これも2体のネオ・ギャラクシーアイズの激突に似た構図だな。

遊戯王ゼアルでのネオギャラクシー同士の対決は、
タキオンドラゴンがフィールドをぶっ壊してしまいドロー。
しかしヴァンガードの竜騎激突究極ドラゴン対決は、
メイルストロームがヴァーミリオンを下して完全決着。

アイチ「やだ…いなくならないで、櫂くん!」

虚無空間での敗北は死も同然。
実際は地球に戻されるだけだけど、
その喪失感たるや、さすがヴォイドというか。

友を、ライバルを失った怒りと悲しみを
たたえた主人公がラストに立つ。
王道展開で次回に続く!

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