アニメ偉言

動画：ダンボール戦機W 第45話「パーフェクトワールド」

ミゼル「これはミゼルトラウザー。僕のデバイス」

巨大戦闘機エクリプスが驚異のトランスフォーム。
超巨大LBXのごときミゼルトラウザーがバンたちを見下ろす。
ミゼルはこれをデバイス（周辺機器）と言い切った。
LBX（ロボット）というよりCCM（コントローラー）そのものとでもいうかのような。

トラウザー（trouser）とは「ズボンの片方（の足）」の意。
trousersで完全なズボンとなるのだが、
ミゼルにとっては片方で充分ということなのか…

1/1 ダンボール戦機W (ダブル) LBXイカロス・ゼロ LBXイカロス・フォース LBXミネルバ改 (LBXパラダイス攻略セット)


ミゼル「人間に告ぐ。僕の名はミゼル。
この地球というシステムを、最適化する」

ミゼルの目的は、合理的で無駄のない世界。
すなわち「パーフェクトワールド」の構築だった。
概念としては分かるが、具体的には一体?
バンたちにとどめを刺さず、あえて飛び去るミゼルトラウザー。

ジン「制圧―いや、制御というべきかもしれない」

ジンはミゼルの目的をそう推測した。
世界を破壊するのではなく、制御下に置くこと。
ミゼルという「意志」をもって世界を統一しようとしている?

機械文明に頼りきった人間にとって、
全ての機械がミゼルの制御下に置かれるとなれば、
確かに世界はミゼルの下に統一されざるをえないが…

ミゼル「どうして
地球のアルゴリズムには、
こんなにバグが多いのかな。
バグは正しく修正されないと、
プログラムは正しく機能しない」

バグ＝馬鹿な人間?

ミゼルは地球を秩序正しいプログラムで動く
システムとして機能させたいようだが、
いまいち真意が見えてこない。

それとも真意などなく、地球を
ただ管理することがミゼルの存在意義なのか。
ミゼルもまた、システムの一端に過ぎない?

ならば、ミゼルをそのようなものとして作り出した別の存在があるはず。
それは人間なのか、それともアダムやイブのような高度な人工知能なのか。
人工知能であるならば、やはりそれを作り出した人間がいたわけで…

ミゼルに繋がる「はじまりの意志」たる何かが、
この事件を解き明かし解決する鍵になるのではなかろうか。



山野博士「やはりあれを…
失われた設計図を見つけ出すしかないのか」

一方、山野博士は何やら悩んでいた。
次回予告を見る限り、どうやらゴーストジャックに対抗するための
LBX開発の切り札となるのが「究極のプロトタイプ」で、
それこそが「失われた設計図」のようだが…?

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