2012年10月22日
#78「合体30倍! 36連ツイン釘パンチ!」トリコ・名言
トリコ「18+18…食らえ!
36連・ツイン釘パンチ」
トリコは両手から18連・釘パンチを発動。
36連相当の釘パンチがデスフォールを貫いた。
これにはトリコなりの直観力が働いており、サニーは驚いた。
直観は訓練と経験の量がものをいう。
無論トリコの訓練と経験に申し分はないだろう。
だが、それを直観として会得するにはまた時間がかかるもの。
それをトリコは、サニーの見よう見まねでものにしてしまった。
その美食屋としての類まれなる「センス」に、サニーはちっと嫉妬。
しかし磨かれた直観力という意味では、今のサニーのほうが上手だろう。
サニーはクインからの警告フェロモンもあり、何かを感じ取った。
サニー「ヤな予感がする。直感だがな―」
漠然とした不安は、直観というよりは直感だ。
その直感はすぐに実感へと変わった。
デスフォールの上から、「山」がまるまる一つ落ちてくる。
5000メートル級はあろうかという巨大な山が。
サニー「星くらいの超巨大隕石をも
跳ね返すのが俺の目標だが―
正直今はムリ!」
サニーはあっさり降参宣言。
触覚(髪)1本の張力が300kgで、最大1000倍までの力を受け流せるという。
つまりサニーの髪1本で300トン相当の威力を受け流せるわけだ。
30万本ヘアーを総動員すれば、9000万トンまでは耐えられるが…
落ちてくる山はそんなものでは済まない。
おそらく数兆トンは下らないだろうとサニーも匙を投げる。
スーパーフライ返しを全開にしても押し潰されるだけが関の山だと。
だがトリコは発想を変え、スーパーフライ返しの別の使い道を思いついた。
トリコの36連・ツイン釘パンチをスーパーフライ返しで増幅し、山に打ち込むのだ。
練習なしの一発勝負。失敗すればサニーが大ダメージを受けてしまうが…
サニー「30倍スーパーフライ返し!!」
36連・ツイン釘パンチ×30倍スーパーフライ返し。
単純計算で1080連相当の威力が山を、粉々に粉砕した!
後は一気にサンサングラミーの待つ滝の洞窟内部に進入。
体力を使い果たしたトリコとサニーに代わり、小松が洞窟を進む。
小松はメルクの星屑を松明&命綱として活用しながら(貴重なので後で回収予定)、
持ち前の食運でサンサングラミーの生息する泉へと辿り着いた。
ここへ小松一人で来ることになったのも、その食運ゆえだとトリコは直観。
そして、その直観は当たっていた。
一龍「もしもトリコとサニーが
サンサングラミーの棲家に
辿り着いたとしても、
その魚はそれだけで
ビックリして死んでしまうじゃろう」
サンサングラミーの捕獲レベルは80以上とされているが、
それはデスフォールを越えるために必要なレベルで、
サンサングラミー本体の捕獲レベルは1以下だった。
しかし、その繊細な弱さゆえに、強者が捕まるのは至難の業。
人間国宝の節乃でさえ、生け捕りにするのは不可能だと一龍会長は言うが…
非力な小松にはサンサングラミーを捕まえることはできた。
ところがサンサングラミーに触った途端、黄金の輝きが消え、死んでしまう。
特殊調理食材サンサングラミー。小松に最後の難関が立ちはだかった。
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