2012年09月22日
#670「くらやみ塔の秘宝(後編)」名探偵コナン・名言
ツトム「クレソンの、
あの青い色が食欲をそそるんです」
クレソン(クレス)。オランダガラシ(和蘭芥子)。
水中または湿地に生育するアブラナ科の多年草。
半水生なので水耕栽培に向いており、
特に弱アルカリ性の水でよく生育する。
光学メーカーを営む鏡堂家の長男、ツトムは、
鏡よりも青物野菜の料理と研究に余念がない。
何にどう興味を持つかは人それぞれ。
生まれや育ちは関係ない。信じた道を突き進め。
とはいえ、ツトムはあまりに他のことに無関心すぎた?
ツトムは、遺体となった義母・桃枝の第一発見者だったのだが…
コナン「騙されるな! 錯覚だ。
回転してるのは壁だけ…え?」
鏡堂家先代当主、征太郎の仕掛けたカラクリ屋敷に翻弄される少年探偵団。
桃枝を殺害した犯人(?)が、鏡の虚像に紛れて少年探偵団を襲っていく!?
さしものコナンも焦りを覚えるが、名探偵のプライドでどうにか冷静さをキープ。
このカラクリ屋敷に隠された謎と、桃枝殺害の真実を突き止めることに…?
ナナミ「そんなものどうだっていい!
子供たちさえ無事でいてくれたら…」
鏡堂家長女、ナナミ。
淡白な兄ツトムとは違い、彼女は熱血かつ情に厚い(普段はお気楽だが)。
くらやみの塔に隠された秘宝よりも、行方不明の少年探偵団を心配する。
行方不明なのがもう一人。
先代の助手である長瀬研作。
長瀬が桃枝を殺害し、コナンたちを襲った犯人なのか!?
ナナミ「くらやみの塔が背伸びしてる!」
くらやみの塔内部に辿り着いたコナンがスイッチをポチッとな。
入り口がないと思われていたくらやみの塔が競り上がり、隠されていた扉が出現。
塔内部では、コナンが小五郎を頂上部に呼び寄せるが…
目暮「彼(毛利小五郎)は
高い所は苦手じゃなかったかね?」
そんな設定あったっけ?
しかし、小五郎はお宝に目がくらんで高い階段をスタコラサッサ。
コナンの麻酔針プスッ。案の定、眠りの小五郎スタンバイOKとなった。
眠りの小五郎(コナン)「鏡堂夫人の転落は、
殺人事件などではなく、事故だったんですよ」
普段とは逆パターンの真相にちょっと驚き。
桃枝はあるものに驚いて塔の上から転落したのだった。
赤青緑の三色ボタンのうち、青いボタンを押すと現れる、あるものに。
コナン「理論的にはずっと前から分かっていたけど、レーザー光を使ってホログラムが発明されたのが1971年…ってこの間テレビでやってたよ」
それは征太郎の遺したビックリホログラフィ。
40年前の技術とは思えないクオリティの高さだった。
(コナン作中では半年も経っていないけど、時代は進んでいるというミステリィ)
目暮「日本語の曖昧さが生んだ悲劇と言えますな…」
宝は三色ボタンのうち、緑を押すことで出現する。
だが桃枝は青のボタンを押して、征太郎のホログラフィに仰天、転落してしまった。
原因は、ツトム(幼い頃に宝を見ている)が、緑色を青と表現する癖があったからだ。
不幸な事故としか言いようがない。
では、緑のボタンを押したら出現する宝とは?
長瀬が少年探偵団を引き連れ戻ってくる。(犯人ではなく、子供たちを保護しただけ)
宝とは、征太郎がツトムに鏡堂家の未来を託そうとする想い、願いだった。
光彦「超大型のカレイドスコープ(万華鏡)です!」
幻想空間 万華鏡
RGB、光の三原色が織り成すイリュージョン。
ツトムが忘れていた、幼い頃の夢を思い出す。
鮮やかに蘇った原色の夢、というところかな。
鏡堂家三代目がここに起つ。
夢は叶えるためにある。頑張れ。
次回は怪盗キッド。
一年後じゃなかったのか。
また騙されたぜ。
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