アニメ偉言

ヒロキ「正義に犠牲はつきもんだ。
ヒーローの俺様さえ強けりゃいいんだよ」

正義に犠牲は付き物。多少なら物語のいいエッセンスになるけれども、
あまりに強調されるとヒーロー物の醍醐味である爽快さが損なわれてしまう。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカがまさにそれで失敗してたんだよなあ…

月刊ブシロード 28年6月号




ヒロキ「ホント。ヴァンガードは最高だぜ。
思う存分悪を叩きのめせるからな」

まったく、ヴァンガードは最高だぜ!!


タイヨウ「負けたら悪だなんて乱暴すぎるよ!」

ヒロキ「フン!　バカめ。
それが世界の真理であり託宣なのだ」

来月発売される逆転裁判6でも託宣によって問答無用で判決が下っちゃうんだよな。
弁護士が弁護しようものなら弁護罪なんてものに問われてしまう。


アム「ストライドゲートが開き、
完全な未来をこの世界へ導くことができれば、
お父さんもお母さんも目覚める。
今までの不幸が帳消しになる」

アム「私はピースメイカー。
惑星クレイから召喚されたユニットを操り、
ストライドゲートを開く者」

アムの両親は交通事故に遭い今も眠り続けている。
リューズの望む完全なる未来とやらが実現すれば
アムの両親も治る（?）ということだがどういう理屈だ。
そこに至るまで失うものもまた大きい気もするけど。


タイヨウ「正義が正義がって
言ってるけど本当は不安なんだ」

タイヨウ「1人じゃないと、自分だけが強くないと、
安心できないだね。だから君は正義にすがったんだ」

ネット上で傍若無人に振る舞ってる輩もこういう心理なんだろうね。
キャラクターの強さ議論で○○最強とか言い張ってるのなんかまさにそう。
特に酷いのがアメコミ厨なんだよなあ。ヒロキみたいにワガママで。
けど本当は弱いと認めたくない不安で不安でたまらない可哀想な人なのかも。


タイヨウ「僕も昔、怖くて逃げて、強さにすがった。
でも、そんな僕に手を差し伸べて、
待っててくれた人たちがいた。
そのときもらったものを…その思いを…
僕は守りたい。ストライドジェネレーション!
旭光剣爛 グルグウィント!」

タイヨウ「仲間とために…
仲間とともに。前へ進む力を!」

タイヨウ「これが僕のヴァンガードだ!」

今日の遊戯王ARC-Vと見事に対照的なファイトだ。
どちらも1人vs仲間の絆という構図になってて、
片や1人を重んじたほうが勝ち、
片や仲間の絆を重んじたほうが勝った…!

トライスリーではなく、アムとルーナ、タイヨウのバトル（カード特性もうまく使って）「一人でいる事」と「仲間といる事」を描き、それは作品のテーマにも繋がってる。上手いね。
でも最後のクロノは、いまさら感がある。#cfvanguard pic.twitter.com/EIfdsDnEln

— パトラ@三十郎 (@ypatorako) 2016年5月15日

城之内死すクラスのネタバレ予告ww#cf_vanguard #離脱中 pic.twitter.com/HTg1szspwe

— 億丈目@低浮上 (@okujoume) 2016年5月15日

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