アニメ偉言

先導エミ「アイチ〜!　アイチ〜!　起きたぁ?　アイチ
朝ごはんできてるよ　早く下りてきなさいね」

リミットブレイクな朝が来た?
いや、可愛い妹の声に揺り起こされても、先導アイチに覇気はない。
アイチ愛用のロイヤルパラディンが消え、ゴールドパラディンデッキに様変わり。
しかしそれは以前からのことだと、異変に気付く者は本人以外いなかった。

櫂トシキ「デッキとテーブルがあれば
どこだって戦場になる　それがヴァンガードだ」

櫂のデッキも変化していたが、本人にはその自覚がない。
だが櫂はアイチの言葉を信じないわけではなかった。
カードファイターならば、カードファイトで答えを見つけ出す。
ヴァンガードの原点に立ち返り、櫂とアイチはスタンダップ。

櫂トシキ「お前はお前のイメージに縛られて
自分自身で自分の限界を作り
その殻の中に閉じこもっているだけだ」

櫂のデッキ回しは手馴れたものだったが、アイチは不安の不慣れ。
まるでヴァンガードと出会う前の腑抜けに戻ってしまったようだと櫂は言う。
櫂は新スキル「リミットブレイク」を発動し、アイチの目を覚まさせようとするが―

ヴァンガードファイトサーキット、通称「VFサーキット」開幕。
櫂とアイチの道は分かれ、再び交差するその日まで…
世界をまたに、限界を超える旅路が始まった。

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