アニメ偉言

ウイス「ホント悟空さんもベジータさんも
私の下で修行したいなんて変わった方ですねえ。
ビルス様のそばに来たいって人、
なかなかいないんですけどねえ」

なかなかいない。
言い換えれば、たまにはいる（いた）ってこと?
悟空たちのような修行目的じゃなくて、
ビルスに取り入ろうとした輩だろうか―

ドラゴンボール超 2016カレンダー 壁掛け A2




ウイス「ダメですよ。
飛びションなんてはしたない」

ウイス「お漏らしなんかしたら
このまま地球へ送り返しちゃいますからね」

緊張したのか、超空間で催してしまった悟空。
ドラゴンボールでお漏らしというと、初期のブルマや
映画のちびトランクスという例があったが、
まさか大人の悟空がその危機に見舞われるとは。


ベジータ「お帰りか?」

予言魚「おお〜。やっとお前も
神の気を感じられるようになったのか」

予言魚も神の気を感じられるのかな。
だからと言って予言魚がビルスやウイス並みに強いわけではなかろう。
界王神や界王、デンデもビルスの気を感じることはできるから、
予言魚も一応は神の端くれってことになるのかね。


ベジータ「おかえりなさい。ウイス様」

ウイスを出迎えたベジータ。
こんな礼儀正しいベジータはフリーザの部下だったとき以来じゃない?
ビルスに対しては単にゴマを擦ってただけだったから。
それにしても戦闘服にエプロンって。


悟空「ふーん。凄ぇなベジータ。
そこまで力つけるなんてよ。
もしかしたら、もうオラ以上に
強ぇんじゃねえか?　地球にいたときとは
気の質が全然違うぞ。一瞬ベジータだって
わかんなかったなあ。変なエプロン着けてっし」

ベジータ「そこに触れるな!」

やはり、ベジータはゴッド吸収を経ずに
修行で神の領域に上がってきたようだ。
悟空が地球からベジータの気を捉えられなかったのも、
神の気に変化していたからと考えてよさそうだ。


ベジータ「そんなところで
立ちションするな〜!
トイレはあっちだ!」

悟空「うわ〜漏れる漏れる〜!」

ドラゴンボール初期の悟空を思い出す。
神様の修行を受ける前も「漏る!　漏る!」言ってたっけ。
だけどそのときの悟空はちゃんと自分から便所の場所を聞いてたぞ。
子供のころのほうが分別あったんじゃなかろうか悟空。


悟空「このでっけえ
蛇みてえな像なんだ?」

ベジータ「知らん」

悟空「いっぺえある砂時計みたいなんは?」

ベジータ「目覚まし時計だ。
触るなよ。爆発するぞ!」

ビルスの寝所を案内するベジータ。
目覚まし爆弾は映画ではおなじみ。


悟空「でもよ、どうやって
シーツと毛布を替えんだ?」

ベジータ「チャンスを待て」

悟空「待つんか。オラ苦手だなあ」

悟空も道着にエプロンを着けて修行開始。
まずは寝ているビルスのシーツと毛布替え。

待つのは苦手と言ってる悟空だけど、
神様の修行でもそういうのあったよなあ。
空よりも静かに。それが気を消す極意だったはず。
まあシーツと毛布替えなんて修行の毛色が随分違うからね。


悟空「悪ぃウイスさん。
これなんとかして」

ビルスの寝返りで吹っ飛んだベジータが目覚まし爆弾にぶつかった。
目覚まし爆弾が爆発する前に悟空がそれをウイスのもとへ瞬間移動。
自爆形態のセルを界王星に連れてきたときみたいなことしやがって。
しかも今度は自分だけちゃっかり逃げるというね。

この場面の意図するところは、悟空はウイスの気を感知できたということか。
映画のウイスは、あらゆる危機を体が勝手に回避するのが理想と言ったけど、
この爆発はわざわざ回避するほどの危機ではなかったということなのか。


ベジータ「はいはいビルス様〜。
煮干しですよ〜。煮干し煮干し〜。
美味しい煮干しですよ〜。
はいそのまま〜。…OK」

シーツと毛布替え完了。
ベジータも慣れたものだ。
修行は修行でも花嫁修行かこれ。


ベジータ「誰が修行と言った。
これはただの…家事手伝いだ!」

えーっ!?
って悟空と同じ反応をしてしまった。
ニートとか揶揄される悟空やベジータが家事手伝い。
なんという皮肉だ。


ベジータ「修行させてもらう交換条件だ。
言っとくがカカロット、家事手伝いは
ほかにもまだまだあるぞ」

ベジータ「予言魚様の鉢だ。
綺麗になるまで終わらんぞ」

ベジータ「嫌なら帰れ」

ベジータ「修行は家事手伝いのあとだ」

亀仙流の修行を思い出すなあ。
そっちはちゃんと修行も兼ねていたけど。
本当はこの家事手伝いも修行の一環じゃないのかね。


ウイス「あなたには
新しい道着を用意しておきました」

ウイス「私が特別に
悟空さんのためにデザインしたんです。
ベジータさんとお揃いにしようと
思ったんですけど、ベジータさんの服は
愛妻のブルマさんの贈り物ですからねえ」

悟空が復活のFバージョンに。
ウイスデザインだったのか。


ウイス「ベジータさん。今までの
ものより重さを倍にしてあります」

ドラゴンボールではよくある重り修行。
ブウ編のノーマル悟空は40トンで動けなくなったけど、
あれは単に気を抑えていたか、大界王星の重力が強かったかだろうね。
ゴッド吸収後の悟空なら地球でも軽々持ち上げられそうだ。


ウイス「道から落ちたら
異次元に放り出されて、二度と
帰ってこられなくなりますよ」

脱出不能の異次元というとGTのスゴロク次元を思い出す。
精神と時の部屋も時の異次元と呼ばれてたっけ。


予言魚「修行さあ、ちょっとキツすぎないか?
このままじゃあの2人、ホントに死んじゃうぞ。
せめて超サイヤ人とかって奴にしてやんないと」

ウイス「それではダメなんですよ」

予言魚「ダメ?」

ウイス「まだ2人のレベルはようやく
神の気が感じられるようになった程度。
仮にあの城を神の領域だとすれば
2人の力はこの程度。もっともっと
気のレベルを上げてそのうえで
超サイヤ人にならなくては、
強くなったと言ってもたかが知れてます。
さらなる先の世界は見えませんからねえ。
たぶんあの2人もわかっているんでしょう。
超サイヤ人になってはいけないなんて、
私、一言も言ってませんからねえ」

予言魚「ふーん。どうでも
いいけど殺さないでくれよ」

ウイス「おや珍しい。
予言魚さん、おふたりのことを
心配しているんですか?」

予言魚「あいつが
来てからおやつが増えた。
死んだらなくなっちゃう」

ウイス「そういうことですか」

ウイスは今の悟空たちを1本の木に例えた。
戦闘力的にはそこまでの差はないと思うんだが…

だって映画「神と神」ではゴッド吸収したノーマル悟空が
ビルスと戦えていたし、「復活のF」では悟空が
超サイヤ人になる必要はないとも言っていた。
ゴッド吸収後はノーマルと超化の差が縮まったように思える。

ウイスが言いたいのは、まだ悟空たちが上手く
神の気をコントロールできてないってことなのかね。
「神と神」の悟空は無意識に力を引き出していたのかも?


ウイス「全然スピードが足りませんね。
2人とも頭で考えて動いているからです。
特にベジータさんはその傾向が強いですよ。
それでは速さに限界があります」

ウイス「五感。そして脳から神経を通って
体に伝わるまでには時間がかかるんですよ」

ウイス「体じゅうのあらゆるところが
勝手に判断して行動できるようになれば
いいんですが、これがとても難しい」

ウイス「ビルス様だって
まだまだ完璧じゃありませんからね。
克服できればどんな危機も
回避できるんですがねえ」

復活のFの冒頭と同じようなシーンだ。
ドラゴンボールの戦いは頭で考え云々というレベルを
すでに遥かに超越して超光速バトルに突入してるはずなんだが、
気で超強化された神経伝達をさらに上回れってことなのか。

体のあらゆるところが勝手に反応するという概念は、
トリコの猿武のそれっぽい。F悟空もどこかトリコっぽい。


悟空「でもウイスさん。うんち踏んでっぞ」

ウイス「ああっ!?　オホホホ…
靴は勝手に判断してくれませんからね」

これも復活のFと同じやり取り。
さっきは目覚まし爆弾も回避できなかったウイスさん。
踏んだうんちはアラレちゃんでおなじみの派手なピンク色。


ソルベ「それでも宇宙最強と
恐れられたフリーザ軍の精鋭か!」

ソルベ登場。
宇宙船にはタゴマ、シサミの姿もある。
いよいよ「復活のF」本格始動だ。
さらに…


ヴァドス「シャンパ様、着きましたよ」

シャンパ「うむ。間違いない。
思ったとおりだ。ヴァドス」

ヴァドス「またですか?
たまには自分でおやりに
なられたらどうですか?」

シャンパ「いいからやれ!」

第6宇宙の破壊神シャンパとその付き人ヴァドスが登場。
シャンパの声は岩田光央、ヴァドスは山口由里子。
ワンピースのイワさん、ロビンのコンビだ。


シャンパ「うーむ。外れか」

ヴァドス「やはり違いましたね」

シャンパ「わかってたんなら
さっさとそう言え!」

ヴァドス「言っても
聞かないじゃないですか」

シャンパ「次だ!」

何かを求めて第7宇宙の惑星を消していくシャンパたち。
破壊を実行しているのはシャンパではなくヴァドスだ。
16話で界王神が魔法のように消えた星2つというのは
どうやらヴァドスが破壊したもので間違いなさそうだ。

他の宇宙に出向いての破壊行為は許されるのものなのか。
そして、シャンパが求めるものとは一体何か。

漫画版では巨大なドラゴンボールを見つけたようだが、
ナメック星のものとは違うさらに大きなドラゴンボール?
それは、星を破壊しないと見つけられないものなのか―!?

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