アニメ偉言

キビト神「あれから特に変わったことは
起きてないようですが、だとしたら
初めに消えたあの2つの星は
なんだったのでしょう」

老界王神「ビルス様が破壊なさったんじゃろ」

キビト神「そうでしょうか。それにしては
破壊された痕跡がありませんでしたし、
どちらかというと魔法のように
消えた感じでしたが…」

キビト神が言ってる星2つってどれのことだ?
ビルスは第1話で星半分、第2話で星1つ破壊しているが、
どちらも老界王神がビルスの破壊だと認知しているし、
第3話ではビルスが目覚めて半日で星が8つ半消えたとも言っている。

Vジャンプ版「超」と同じくシャンパの仕業かね?
漫画のシャンパは第7宇宙で巨大なドラゴンボールを見つけた様子。
それはナメック星のものか、それとも別のドラゴンボール―!?

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老界王神「おお〜。ほれそこ。
もっと右じゃ。右、右。
おお、ええぞ、ええぞ」

突然老界王神が生々しい表情で興奮した。
キビト神はまたエッチな覗き見をしてるのかと思ったが…


老界王神「けっ、負けた〜」

キビト神「負けた?
何をご覧になっていたんですか?
…カ、カブトムシ?」

老界王神「カブトムシの戦いじゃ。
何を見てたと思ったのだ?」

老界王神が見ていたのはカブトムシの戦いだった。
何このやり取り。ムシキングの宣伝か何か?
ってムシキングはセガだ。バンダイナムコではないね。


悟空「それよかクリリン。
ちょっと運転代わってくんねえか?
座ってばっかじゃ体がなまっていけねえや。
まだまだ修行して強くなんねえと
ビルス様には追い着けねえかんな」

眠りながら器用に耕運機を運転していた悟空。
そんなに修行したいなら、手で耕せばいいのに。
亀仙人のところでそういう修行やってたでしょ。


クリリン「悟空。
一発殴ってくれないか。
今の悟空がどんなに
強いか知りたいんだ」

18号「悟空に殴ってもらうなんて
何考えてるんだか」

クリリン「本当に格闘家を
辞めてよかったのか迷ってたけど、
これで区切りはついた。やるぞーっ!」

格闘家ではなく武道家といってほしいな。
クリリンはこれから警官になるのかな?

セルゲーム前のアニメオリジナルシーンで
クリリンが悟空に石をぶつけたことがあったけど、
（超サイヤ人でも痛ぇものは痛ぇと悟空は言った）
今回はその逆という感じの場面だった。

超サイヤ人ゴッドの世界を吸収した今の悟空は、
ノーマル状態で以前の超サイヤ人3を遥かに超えてるわけだから、
たしかにクリリンも無茶をしたなあ。手当てする18号が甲斐甲斐しい。


ベジータ（まだまだこの程度か。
必ずカカロットを超えてみせる。
己自身の力で神の域を超えてみせる!）

ベジータは本気で独力でゴッドを超えるつもりのようだ。
超サイヤ人ゴッドのベジータも見たかったんだけどなあ。
フリーザと同じく修行で神の域に到達するってことか。


ウイス「すみませんねえ。
ブルマさんにはいつも美味しいものを
ご馳走してもらって」

ブルマ「当たり前じゃない。
あたしたち友達なんだから」

ウイス「はい」

ブルマ「あたしたちは友達。
今度またビルス様が地球を破壊しに来ても
当然あたしとトランクスだけは
助けてくれるよう頼んでくれるよね〜?」

いつの間にかウイスと親しげになっていたブルマ。
自分とトランクスだけはって、両親やベジータはいいのか。


ブルマ「あたしたちあれから
妙に気が合っちゃってさ。
ウイスもちょこちょこ地球に
遊びに来てるのよね〜」

ブルマ「嫉妬してるのね?
ま、美人の妻がウイスと2人っきりで食事。
夫として心配になるのはわかるけど」

初めはウイスのほうからブルマに連絡してきたのかな。
互いに利用し合ってる美男美女。なんか絵になるね。


ベジータ（なんだ?　この相手を
寄せ付けぬ無気の気は?　攻撃に踏み出せん）

ベジータ「ウイス!　貴様何者だ!?
単なるビルスの世話役じゃないな!」

ウイス「あれ、言ってませんでしたっけ?
私、ビルス様の師匠ですけど」

ブルマ「つまりビルスより強いってこと?」

ウイス「オホホ。それはどうでしょう」

ビルスの強さを10とすればウイスは15。
1.5倍も戦闘力差があれば雲泥の差と言ってもいい。
ビルスはどうしてウイスを超えようとしないのかと思ったけど、
漫画版によればどうやらウイスもまだまだ強くなっている様子。

Vジャンプ 2015年 12 月号 [雑誌]


シャンパの付き人にして師匠は、
ウイスの姉ヴァドスであることが判明した。
1000年前はヴァドスのほうがウイスより強かったが、
今はどうなっているかわからないらしい。

ちなみにヴァドスの名前の由来はリンゴの蒸留酒カルヴァドス。
ドラゴンボールのネーミングとしてはかなり上級だね。
ヴァのつくキャラもドラゴンボール史上初でしょ。
（アルファベットでVの頭文字のキャラは結構いるけど）


ウイス「ベジータさん、
一言だけアドバイス。修行の成果でしょうか、
かなりパワーを上げられましたね。
でもそのやり方ではいつまで経っても
ビルス様には勝てませんよ。
もっと気を制御する方法を覚えなくては。
それができれば、あの孫悟空とかいう
サイヤ人も超えられるでしょうね」

ベジータ「お前には教えられるのか?
その気を制御する方法を。…くっ。
お前の下で修行させてくれ!」

ウイス「いいですよ。あなたが
破壊神になったらの話ですけどね」

やはり独力では限界があるのか。
神の気を身に着けるには、神の気を持つ者に教わるしかないと。
ベジータはプライドを捨ててウイスに弟子入り志願。

映画のウイスは悟空を次期破壊神に誘ってたけど、
ベジータも見所ありってことなのか。

界王や界王神は芯人と呼ばれる種族しかなれないけど、
破壊神はその付き人に認められれば誰でもなれるってことかね。
デンデが地球の神にあっさりなれたのもポポが認めたからなのか。

「残念ながら神も死ぬのだ」と先代の神は言った。
ビルスは破壊神として数億年もの長きを生きているようだが、
それはビルス（と双子の兄弟シャンパ）が長命な種族だからなのか、
あるいはウイス（ヴァドス）の力でそうなっているのか。

考え出すときりがない。
まだまだ奥深くなるドラゴンボール。


ベジータ「だったら!　フハハハハハ…
オレが地球でいちばん美味いものを
食わしてやる?　それならどうだーっ!?」

ベジータ「そうだウイス。
地球でいちばん美味いものだぞ〜」

ベジータ「知・り・た・け・れ・ば!
着いてきな!」

ベジータ「いいかー!　この店の天ぷらは
サクサク!　プリプリ!　カリカリ!
うまうま〜!　一度食べたら、うひょ〜!
もうほっぺた落ちまくりで…」

ベジータ「う〜ん、たまらないぜこの香り!
この店は秘伝のタレに選り抜きのウナギ…」

ベジータ「ここも来たのか!
このそば屋も?　このステーキハウスも?
この店のおでんは!?」

ベジータ「こうなったら…
オレの手料理で落とすまでだーっ!
覚悟しろ!　まずはベジータ特製オムライス」

ビンゴダンス以上に弾けるベジータ。
ネット上じゃベジータがキャラ崩壊しすぎ
「プリンスどうした」「孤独のグルメかよ」とか
話題になっているようだが、ニワカの反応だよなあ。

ブウ編のベジータを見てればまったく違和感はないのにねえ。
「サイヤの誇りを持った地球人」であるGTベジータにも繋がっていくわけで。

「そば処 固茹」。ジャコの固茹さん?
「ステーキハウス PENGUIN KID」はペンギン村?
小ネタが散りばめられているのもいい感じ。

しかし、ベジータおすすめの店はすでにブルマが紹介済みだった。
つまり、ベジータとブルマはよく一緒に食事に行ってるってことかね。
初登場時のベジータはどこぞの惑星人の死体をボリボリ貪り食ってたが、
そのときから今のベジータを誰が想像できただろうか。（いやできない）


ベジータ「ウイス。お前今まで
ブルマに何食わせてもらった?」

ウイス「天ぷら、ウナギのかば焼きに、
おでん、すき焼き、かにしゃぶ、もつ鍋。
懐石料理にも行きました」

ベジータ「思ったとおりだ。
ブルマは地球でいちばん
美味いものを隠している!」

ウイス「いちばん美味いもの?」

ベジータ「ブルマが1週間に一度は
食べずにいられない代物だ!」

それはカップ麺だった。
漫画版の展開に繋がったよ。
ビルスもカップ麺を第7宇宙で最も
美味しい食べ物だとシャンパに紹介していた。




ウイス「フフフ…
カップ麺の存在をバラされて
ブルマさん酷く怒ってましたねえ」

ベジータ「まさかお前、ブルマが
何かを隠しているのを知ってて…」

ウイス「いえいえ。別にそこまでは…」

ウイスには他人の心を読む力はあるのかないのか。
ともかくベジータはブルマから渡された新たな戦闘服を手に、
ウイスとともにビルスの星へ向かう。復活のFは着々と…!?

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