アニメ偉言

白馬探「はっ!　このクラスにこんな美人が!?」

一瞬とはいえ、紅子の美貌に見惚れた白馬。
快斗には通用しない紅子のテンプテーション能力も、白馬には有効だった。

白馬の出番は今回はこれだけ。スパイダーもヨーロッパツアー中とかで出番なし。
華麗なるライバルたち―って、前回あれだけ盛り上げといて、別の話かい!
一杯食わされた。これも怪盗キッドたる所以なのか…



ジョディ「日本人は平和ボケしてるって本当みたいね」

ジョディ「でも所詮、彼（黒羽盗一）も私の祖父も、
さっきのスリと同じ。人の目をごまかして
金を巻き上げる、ただの小ずるいペテン師よ」

青子の財布をスリからスリ返す腕前。
祖父は炎の魔術師の異名を持ったジェームス・ホッパー。
ホッパー奇術団・団長、ジョディ・ホッパー。
だが何故か、彼女は自分の職業をスリ同然とバカにする。

青子「紅玉（ルビー）なのに青く光るのねぇ…綺麗」

ジョディに誘われたディナーショーで、青子はジョディの胸に宝石に見惚れる。
ホッパー奇術団のトレードマークであり、世界最大のルビー、レッド・ティアー。
青子が見つめたから青くなった、というわけではなく、光の反射具合のようだ。
この宝石は、手に入れようとする者に必ず災いをもたらす悪魔の石とも伝えられていたが…

キッド「私は奪いに来たんじゃない。
守りに来たんですよ。貴女と宝石をね」

一度はキッドもレッド・ティアーを盗もうと予告状を出していたが、
わざわざ「予告取り消し状」を送りなおしてジョディの護衛に入る。
ジョディを狙うのは、「パンドラ」を追う謎の組織であり、快斗の父の仇。
果たして組織の魔の手からジョディとレッド・ティアーを守りきったキッド。

キッド「レッド・ティアー…赤い涙」

ジョディ「赤…炎の赤」

キッド「そう。御覧なさい。貴女の祖父、
炎の魔術師、ジェームス・ホッパーが
この世に遺した最後のマジックだ」

青いレッド・ティアーが、炎の光を受けて赤く輝いた。
光の中に映し出される、幼い頃のジョディや、彼女の父と母。
ジョディの祖父、ジェームスが宝石をプロジェクターのように加工していたのだ。

ジョディがマジックを忌み嫌っていたのは、父と母を火事で亡くす原因にもなったから。
レッド・ティアーが悪魔の石と恐れられるようになったのも、それに関係していた。
だが、マジックにもレッド・ティアーにも罪はなかった。

火事の炎で焼かれてしまったジョディのマジックに対する愛情が、情熱が今、
レッド・ティアーの炎によって再び燃え上がり始める。
キッドも粋な真似をしたものだ。さしずめ白騎士（ホワイトナイト）?



その反対の黒騎士（ダークナイト）、バットマン…のパロディも今回登場していた。
新宿ムラノ座、特別出演のコナンが見上ていたポスター
「THE KNIGHT TOWN A SNOW FALLS」というのが、それ。
ダークナイト ライジングのパロディなんだろうなあ。間違いなく。

で、快斗と青子が観た映画「ANGELS」もアベンジャーズのパロディっぽい。
クロスオーバー作品であるアベンジャーズと、コナンと快斗の共演を引っ掛けたんだろうか。
次回はコナン本編にキッドが登場。夏の怪盗キッド祭りはまだまだ続く。



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