アニメ偉言

サジタリウス「あと12時間。
止められるものなら止めてみたまえ。
私とジェミニが、プレゼンターに会いに行くことを」

プレデターのようにも聞こえたが、プレゼンターで間違いないようだ。
サジタリウス（我望）とジェミニ（ユウキ）、「星の声」を聞いた者同士。
その「星の声」の主こそが『プレゼンター』なのか?
エイリアン?　異星人との邂逅が待っているのか―!?



我望「近いな…闇が完全に勝利する時が」

ユウキはジェミニに覚醒した際、「光」と「闇」に分離している。
12時間後にはどちらか一方が、唯一のユウキとして存在を確立する。
優勢なのはジェミニに変身する「闇ユウキ」のほうだった。
これは闇遊戯。

賢吾「プレゼンターという言葉―
人類に対して働きかける宇宙の意志。
命名者は江本さんだ。特定の条件を満たした者だけに届く
宇宙からのメッセージのようなものらしい。

賢吾「ゾディアーツになる人間は多かれ少なかれ、
そうした声に導かれているのかもしれない。
星からの声に魅入られた人間、それがゾディアーツ」

プレゼンター…語源にはポイントプレザントの悪夢がありやなしや?
ポイントプレザント地方では、神の声を聞く預言者めいた者が多発したという。
その「神の声」は決してキリスト教の神などではなく、悪戯者の異星人とでもいうような―



闇ユウキ「存在が濃いほうが本物だってば。
それに、記憶も能力もほとんど私のもの。
勝ちは動かない!」

存在の薄れた光ユウキに勝ち誇る闇ユウキ。
まるで純粋悪（ガリガリ）と善（デブ）に分離した魔人ブウのようだ。
純粋悪ブウは善ブウを吸収することで、より強力な「悪」のブウに変化したが…?

存在の薄れた光ユウキは、闇というよりもはや影に近かった。
弦太郎たちから偽者ユウキと追い立てられ、ジェミニと化すも力が出ない。
賢吾の洞察力が、どうにか光ユウキの消滅を食い止めたのだが、
残る時間は10時間を切り、文字通り時間の問題となっていた。

如月吾郎「家捜しは人生のアルバム整理だからな」

ユウキを元通りにする手がかりが弦太郎の実家にあった。
少年時代の弦太郎が、少女時代のユウキから受け取った「約束の物」。
弦太郎は祖父・吾郎が寝ているのにも構わず家中をひっくり返す。

「げんたろう用　宇宙いきチケット　一生ゆうこう」

ユウキの夢、宇宙飛行士を最初に応援したのは弦太郎だった。
そんな弦太郎にユウキは手製の宇宙旅行チケットを渡していた。
地上では聞こえなくても、宇宙に行けば、宇宙の声はもっと聞きやすくなる。
それがユウキからの弦太郎への恩返し。今のユウキの存在の根本―

小さな光だが、闇を払うにはじゅうぶんだった。
光のユウキは闇ユウキから力と記憶を取り戻し、存在の優劣を逆転。
闇ユウキがジェミニに変身しようが、光を脅かすことはもはや不可能。

弦太郎「誰の心にだって、そりゃ黒い部分はある。
でもな、それをお互い乗り越えるためにダチはいるんだ」

今回の「宇宙キターッ」はこれまでで最大規模がキタ。
超銀河団を超えて、宇宙の果てまで行ってしまったんじゃないか。
今日のゴーバスターズともかぶる教訓でもある。（善悪併せ呑んでこそ本当の自分）

メテオフュージョン、そしてピスケス覚醒への予兆?
今だ果たされぬプレゼンターとの邂逅。
流星と友子の強引カップリング。（一生有効、超友好）
フォーゼの物語はいよいよ最終局面へ―

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