アニメ偉言

ルーク「ところで翔悟、お茶はまだかい?」

ギルバート「皆さんも、のん気にお茶なんて
してる場合じゃないでしょ!?」

日本に帰国した翔悟たちはやけに落ち着いていた。
ギルバートの反応こそ視聴者の反応というべきもの。
圧倒的すぎる敵の前に諦めてしまったとしか思えない。
翔悟は何か一皮剥けたような成長感を感じさせるが…

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ギルバート「何か
勘違いしてるんじゃないですか。
特に竜神翔悟は…たた一発…
一発決まっただけなのに。
彼らは身を退いただけです。
少しも本気を出してはいなかったのに!
竜神翔悟は自分が退けたとでも…
何か勘違いしているんじゃないですか!?」

アントニオ「単純すぎるんだよ。
動きも、考え方も。勘違いしているのはお前だよ。
だから坊やだっていうんだ。何も分かってない。
人それぞれ戦い方は違うもんさ。
翔悟はもう戦ってるんだ」

ギルバートの台詞が視聴者の意見なら、
アントニオは制作サイドの代弁みたいものかね。

視聴者としては、アニメ・マジンボーンは
内容が初めから今まで停滞気味でつまらない。
制作サイドはこれでマジンボーンが面白いと
何か勘違いしてやいやしないか。

いやいや。制作サイドとしてはむしろ
勘違いしているのは一部視聴者だと言いたいのか。
アニメの観方は人それぞれだから、感想も様々だと。

制作サイドも視聴者も戦っているんだ!　みたいな?
（一体みんな何と戦っているんだ…）


ダークホース「一人で来るか?
一人で地球を守るか?」

ドラゴンボーン「いや、そんな
でっかいものは俺の手には負えないよ。
俺は、ただいつもの普通の生活を…
ただ何気ない、何気ない日常を守りたいだけだよ」

これが翔悟が変わった理由か。
日常を離れて初めて日常の大切さが分かる。
今週号のトリコでも同じことを言ってたな。
トリコの声はダークホースと同じ人。

守りたいもの、取り戻したいもの。

ヒーローバンクのカイトは取り戻したいもののために
変わろうとして、結局は元の自分のままでいることを選んだ。
マジンボーンの翔悟は守りたいもののために変わることを選んだ。


ドラゴンボーン「俺も家族や
早穂たちの日常の一部だから、
俺がいなくなるってことは、俺は
みんなの日常を壊すことになるから!」

自分も含めた日常を守る。小さな決意、大きな覚悟。
思いの強さがボーンの力を高めるのか。
ドラゴンボーンは思いのほかパワーアップしていた。

これだよこれ。
ようやく主人公が主人公らしくなった。
ここまで来るのにどんだけかかってんだよ。
ドラゴンボーン。もうドラゴンボールとか言わせない!?

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