アニメ偉言

ウイング「発とはオーラを自在に操る技術。
つまり念能力の集大成といえ、
次の6つのタイプに大別されます」

　強化系…物の持つ働きや力を強くする
　放出系…オーラを飛ばす
　変化系…オーラの性質を変える
　具現化系…オーラを物質化する
　操作系…物質や生物を操る
　特質系…上記5つとは違う他に類のないオーラ

　　　強
放　　　　 変

操　　　　 具
　　　特

これら六性は身に着けようと思えばどれでも身に着けられるが、
身に着けやすさは能力者の先天的資質と後天的能力に左右される。
自分のオーラが属している系統にあった能力を選ぶのが習得の早道だ。
そのためにまず水見式と呼ばれる方法で、オーラの系統を判別する…



コップいっぱいに注いだ水に葉っぱを浮かべ、「練」を行う。
水が増えれば強化系、葉が動けば操作系、水の味が変われば変化系、というように。
（ゴンとウイングは強化系、ズシは操作系、キルアは変化系）
また、水見式自体が発の修行にもなっており、ゴンたちはオーラ開発に努めた。

そして四週間後―

ウイング「ゴン=フリークス君、裏ハンター試験合格!」

念能力会得がハンターの最低条件だった。
「表」の試験でライセンスを取得した後、「裏」で念も習得しなければならない。
わざわざ「裏」とするのは、念能力の悪用を防ぐためでもあった。
キルアはこれで来年度のハンター試験に合格すれば晴れて表裏制覇だ。

ゴンとキルアはウイングの下を卒業するが、ズシは残る。
ズシが念能力を習得するにはまだまだ時間が必要だった。
それは、ゴンとキルアとの明らかな才能の差を意味したが…

ウイング「自信を持ちなさい。
あなたの上達の早さは並じゃない。
十万人に一人の才能です。ただあの二人が、二人とも
一千万人に一人の才能を持っていたというだけです」

慰めになっていないが、それでもズシの才能も大したものだということだ。
おそらく、才能という点ではゴンはヒソカ以上のものを秘めているのだろう。
だが世の中才能だけが全てではない。その才能をどう磨き、どう伸ばすか。



ヒソカは自分の合った応用力抜群の念能力（変化・具現化）を開発済みだ。
対するゴンは強化系と分かっただけで念能力に関してはまだまだ素人同然。
ゴンがヒソカに付け入る隙があるとすれば、ヒソカのズッキューン（自信の高さ）?

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