2014年03月02日
#143(II-70)「孤高の決闘者『ナッシュ』 宿命のラストバトル!!」遊戯王ZEXAL II・名言
希望皇vs冀望皇。
ビヨンド・ザ・ホープがバリアンを破壊した。
しかしナッシュはまだ終わらない。
すぐさま罠「七皇転生」(セブンス・アラウンド)を発動し、
カオス・オーバーレイ・ユニットごと冀望皇バリアンを除外して
ダメージをゼロにしてやり過ごす。
さらにランク3以下のエクシーズを特殊召喚し、
その攻撃力分のダメージを相手に与える―!
ナッシュが召喚したのは攻撃力2100のブラック・レイ・ランサー。
ゼアル(遊馬)のライフは残り1200だ。
するとゼアルはビヨンド・ザ・ホープのオーバーレイ効果を発動。
ビヨンド・ザ・ホープを除外して墓地から通常のホープを召喚し、
その攻撃力の半分のライフを回復し、2450に。
ダメージ加算で残りライフ350。
ナッシュはカードを1枚伏せてターンエンド。
ゼアルは解除され遊馬とアストラルに分かれ、
ナッシュも凌牙の姿に戻った。
凌牙「俺たちはとっくに分かり合ってんだよ」
凌牙「だが人には分かり合ってても
引くに引けない時がある」
凌牙は大事なもの、バリアンの仲間たちを守るために戦っている。
それを聞いた遊馬にふと「扉の声」が思い出された。
力の代償に大事なものを失う。それが今なのか。
遊馬が失うのは、アストラルか、凌牙か。
遊馬はどちらも失ってたまるかとデュエル続行。
ホープでブラック・レイ・ランサーを攻撃。
すると凌牙は墓地のキラー・ラブカを除外し、
ホープの攻撃を無効化しつつ攻撃力を500下げた。
遊馬はカードを伏せてターンエンド。
凌牙のターン。
再びナッシュの姿に変身し、ドロー。
魔法「エクシーズ・トレジャー」発動。
場にいるエクシーズの数、2枚カードをドロー。
そして魔法が発動されたことを条件に
手札からビッグ・ジョーズを特殊召喚。
さらにスカル・クラーケンを通常召喚。
潜航母艦エアロ・シャークにオーバーレイ。
ナッシュはエアロ・シャークのオーバーレイ効果を発動。
手札1枚につき400のダメージを遊馬に与えようとする。
ナッシュの手札は1枚、遊馬の残りライフは350。
すると遊馬は罠「テイク・オーバー・ダメージ」で迎撃。
ダメージをゼロにしてこのカードをホープのユニットとした。
ホープの攻撃力は無効化したダメージ分下がり、1600に。
ならばとナッシュはブラック・レイ・ランサーでホープを通常攻撃。
させるかと遊馬はホープのユニット効果ムーンバリアで攻撃を無効化。
もうホープのユニットはないとナッシュはエアロ・シャークでホープを攻撃。
ナンバーズはナンバーズでしか破壊できないためホープは無事。
しかし、遊馬のライフは残り50となってしまう。
ナッシュはカードを1枚伏せてターンエンド。
遊馬は道が見出せず諦めかけるが…
小鳥「最後までシャンとしなさい! 遊馬!!」
アストラルいわく明里に似てきた小鳥の励ましで再起。
再びゼアルとなってデュエルを続行する。
シャイニングドロー。
ZW―天風精霊翼(ゼアル・ウェポン―シルフィード・ウィング)。
ホープの装備カードとなり、ホープの攻撃力を800アップ。
シルフィードチェンジしたホープの攻撃力は2400に。
ゼアルはシルフィードホープでエアロ・シャークを攻撃。
するとナッシュは罠「七皇再生」(セブンス・アライバル)で迎撃。
場のエクシーズを全てリリースする代わりに、前のターン
七皇転生で除外したエクシーズを特殊召喚する。
冀望皇バリアン復活。
そのままでは攻撃力0だが、
七皇再生でリリースしたカードの数+1、
カオス・オーバーレイ・ユニットを復活させた。
これにより冀望皇バリアンの攻撃力は3000に。
ただし、ユニットを使うことはできなくなっている。
ちなみにユニットとして復活したのはダーク・ナイト、
ラグナ・インフィニティ、ノーブル・デーモン。
自分とメラグとドルベのカードを選んだわけだ。
その瞬間、天風精霊翼の効果発動。
ホープの攻撃力がさらに1600アップし4000に。
ゼアル「ホープ剣・シルフィード・スラッシュ!」
するとナッシュは罠「ドロー・リセット・バトル」を発動。
互いのプレイヤーがカードを1枚ドローすることでバトルを無効化。
さらに、ドローしたカードをこのターンに使わなければ
そのプレイヤーは敗北するという特殊条件付きだった。
ナッシュはバリアンズ・カオス・ドロー。
ゼアルはシャイニングドロー。
創造されたカードは…
ダブル・アップ・チャンスだった。
シャイニングドローって新規カードだけじゃなくて
既存カードも創造できるんだ。へえ。
しかしダブル・アップ・チャンスは真ドンを制したキーカード。
ナッシュとの決着にも相応しい1枚かもしれない。
ゼアルはホープの攻撃力を倍化、8000で再攻撃…
しなかった。遊馬は自らゼアルを解除し、
ダブル・アップ・チャンスの発動を中止したのだ。
その真意は…
遊馬「俺が失う一番大事なもの。
それは、俺自身のことなんだ」
ついに扉の声の答えが明らかに。
遊馬は力を手にした代わりに、今の自分を捨てることになる。
敵味方関係なく、ともに笑ってデュエルできる日が来ると信じていた自分を。
ここでナッシュを倒してしまえばまさにその通りになるのだ。
遊馬はそれを拒んだ。
今の自分を捨て去らず、新たな未来を見出すために。
遊馬は天風精霊翼の効果を発動。
天風精霊翼をホープのユニットとし、攻撃力を8000から5600に下げた。
さらに、そのユニットを使用することでホープ自身の攻撃を無効化する。
ナッシュ「どういうつもりだ? 遊馬」
遊馬「どうもこうもねえよ、シャーク。
俺はお前を犠牲にする未来なんていらねえ」
ナッシュ「それがこのデュエルで
お前たちが見つけた答えか?」
遊馬「後悔はしねえ。
俺が俺自身であるために、
仲間は誰も見捨てない。それが
俺のかっとビングだ!」
遊馬の導き出した答え。それは、
答えが見つかるまでナッシュの攻撃に耐え続けること。
自分からナッシュを倒すことはしないということだった。
今度はナッシュが先ほどドローしたカードを使用する。
魔法「栄光の七皇」(グローリアス・セブン)。
変身前の七皇のシルエットが描かれていた。
冀望皇バリアンのカオスオーバーレイユニットが完全復活。
勢揃いした七皇の魂により、攻撃力7000に。
このターン、バトルでの破壊もダメージも無効化する。
そして、バトルで発生したダメージは相手に跳ね返る。
もしゼアルがあのままダブル・アップ・チャンスで攻撃していたら、
ゼアルに1000のダメージが発生して勝敗は決していた。
しかし、遊馬の信念が流れを変えたのだ。
栄光の七皇はバトル終了時、自分のライフを
相手のライフが変化した数値と同じにする。
つまり、残りライフ50の遊馬のライフが0になれば、
ナッシュのライフは50となったはずだった。
しかし、このターン遊馬のライフ変動は0。
よって、ナッシュのライフは0となった。
ほとんどナッシュが自爆する形となった決着だ。
凌牙「遊馬。人は大抵
成長する中で大事なものを捨てちまう。
だが、お前は絶対捨てるなよ。
人を信じる力、諦めない心。
絶対に捨てんじゃねえぞ」
凌牙「ありがとうよ。遊馬、
アストラル。俺の生涯の友」
我が生涯に一片の悔いなし、という感じで散っていった凌牙。
北斗七星由来のバリアン七皇の最期として相応しすぎる散り際だった―
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