アニメ偉言

マオ「天狗になってました。
今考えると、ほんまにガキやった思います。
今もガキですけど。でも…上には上がいる。
ガンプラには果てがない。それをあの人が…
師匠が教えてくれはったんです!」

幼稚園の頃からガンダムを観て育ち、自分より
ガンプラ作りが上手い奴なんていないと思っていたマオ。
しかし、珍庵師匠、ガンプラ心形流との出会いがマオの自信を打ち砕いた。

自分も色んなアニメのファンとしてそこそこ自負はあるけど、
ファンという道も確かに上は果てしないというところはあるね。
まるで戦闘力が億兆京と跳ね上がっていくドラゴンボールのような
アメコミヒーローも裸足で逃げ出すスーパーインフレを見ているようだ…!?

ガンダムトライエイジ/ビルドエムエス3弾/B3-065　ヤサカ・マオ　M


セイ「あ〜人類はニュータイプになっていつか
時間さえ支配することができるというのに〜」

ガンプラバトル選手権決勝トーナメントの組み合わせが
発表される日、セイとレイジは寝坊してしまった。
ラルさんは寝坊した時「戦いの中で戦いを忘れた」とか
言ってたけど、セイは人類の未来を言い訳にしやがった。

セイとレイジの初戦の相手はマオに決まった。
マオは自分が勝てるイメージが思い浮かばず、
師匠の技を教えてもらいに京都に駆け戻るが…

珍庵「人様が作ったガンプラをそっくり
真似て作っただけで満足できるんか?
そんなん、わしが追い求めとるガンプラやない。
心形流はそんなもんやない。

ガンプラは想像力と独創性。それは己自身で
見つけなあかん。正解なんてないんや。
自分が経験したものを糧にイメージを膨らませ
心の中に浮かんだ理想を形をしていく。
それがガンプラ心形流や」

ガンプラ心形流はプラフスキー粒子をイメージ通り、
いや、イメージ以上に操ることのできる極意があるようだ。

それはプラフスキー粒子が人のイメージに反応するからなのか?

そもそもガンプラバトルはどうやってガンプラの性能を再現してるんだろ。
こういうふうにガンプラを作ったらこういう性能になる、みたいな
ガイドラインがシステムに組み込まれてるのかね?

珍庵「好きなもんに理屈なんぞいるかい!
ただ好きでおればええんや。そうやろ、マオ」

珍庵はガンダムの女性キャラではマリュー・ラミアス一択だそうな。
ボイスつきで乳揺れつきという豪華なイメージで再現されたぞ。
珍庵和尚がリン子を見てその声を聞いたらどう反応するだろうね。



結局マオは技を教えてもらうことはできなかったが、
初心に返ることはできた。ガンプラが好き。
エマ・シーンが好き。



マオはセイとレイジとのバトルを楽しんだ。
ガンプラ心形流はその心をガンプラを通じて具現化する流派。
無心になることこそが心形流の第一歩であり、そして極意でもある。

マオ「これがわいの…魔王剣や!」

レイジ「行くぜ、ビルドナックル!」

マオはサテライトシステムを利用したオーラブレードような技で。
レイジはディスチャージを利用したシャイニングナックルのような技で。

激突。粉砕。決着。

勝ち進んだのはセイ&レイジ組。
マオはこの敗北を糧に、さらなる高みを目指すのだった―

動画：ガンダムビルドファイターズ 第17話「心の形」

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