アニメ偉言

美食會副料理長トミーロッド、四天王サニー。
美的感覚の相容れぬ二人だったが、激闘は善悪を超えた。

「副料理長トミーロッド、死亡―」

と原作ではナレーションが入った。
男塾ならば王大人が「死亡確認!」というところだ。
アニメトリコでは、トミーの死は無言、無音の静けさが演出する―

"・魁!!男塾 〜日本よ、これが男である! 〜（初回封入特典：男塾芸人サンドウィッチマンの２人をプレイアブルキャラとして使用できるプロダクトコード付き塾生証） "


展開が早くなってきた。
番組前半でサニーvsトミー戦が決着。
今度はブランチvs不老のエルグ戦が急ピッチで進む。
原作で色々あったブランチの電気についての解説が大幅カット。

ブランチ「不老不死の生物といわれとるベニクラゲも
実際には老化する。老化した細胞が死滅する前に
コピーして新しい体を再生してるだけや」

原作ではナレーションのところを、ブランチがかなり端折って解説した。
不老不死ではなく、万能細胞による再生機能に過ぎないと。

神秘のベニクラゲと海洋生物の歌―“不老不死の夢”を歌う


しかしエルグの再生能力は常軌を逸していた。
ブランチに粉々にされた破片が全て「本体」として復活したのだ。
無数のエルグが、電気の減って弱ったブランチに総攻撃。

エルグ「プラナリアは体が切れるとそこから
切れた部分を再生する。体の中に新しい脳を作る
『ノウダラケ遺伝子』の再生能力だ」

ここもエルグが原作を端折って解説した。
原作だとここでブランチが自分の電気技を解説するんだけども、
アニメでは先駆放電（ステップトリーダ）、帰還電撃（リターンストローク）も
説明してくれない。雷速についての勉強になるんだけどね。

ちなみに先駆放電は秒速200km、約マッハ600。
帰還電撃は秒速1万km、実にマッハ3万。
光速には及ばないがとんでもない速さなのだ。

切っても死なない無敵の生きもの プラナリアって何だろう?


と思ったら戦闘中に解説しだした。
そうこうしているうちにブランチがエルグに勝利。
永遠に続く電撃に、エルグのグルメ細胞が再生を諦めたのだ。

ほんと早いな。
原作3話分くらいを一気に消化したぞ。

アニメ4年目に行くのか行かないのか微妙になってきた…?

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