アニメ偉言

キングジコチューの心臓部にトランプ王国国王の姿があった。
王を助けるためには、キングジコチューの体内に入るしかない。
キュアハートたちは無事に王を助け出すことができるのか―!?

川村敏江 東映アニメーションプリキュアワークス(仮)


ハート「できる!　あたしを誰だと思ってるの?
大貝第一中学生徒会長、相田マナよ!」

キュアハートが自信満々に気合を入れた。
その叫びはリフレインし、TV中継されてしまう。
ここまで大々的に正体ばらしたプリキュアって初めて!?
やっぱりドキプリは最初から最後までスケールが違うわあ。



二階堂「道理で見覚えがあるはずだ。
頑張れマナ〜!　俺が付いてるぞ〜!」

ごめん。二階堂くん。見覚えがないって
わけじゃないけど、よく覚えてないわ。君のこと。
とにかく二階堂をはじめ、大貝中学全体がマナを応援。
やがては街が、世界が「頑張れプリキュア」コール。

イーラ「キングジコチュー様はジャネジーの塊だぞ。
そんな中に入ったらどうなるか、お前でも分かるだろ!」

ダイヤ「困った時には手を差し伸べる。
それが友達。あなたなら分かってくれるはずよ」

イーラはキュアダイヤを心配して立ちはだかるのだった。
しかしダイヤは傷つかない。ハートのためマナのため、
ともにキングジコチュー体内への侵入を試みる。
浸入口はまさに口。隙を作るのは…



超絶巨大化したランスだった!
ランス本人ではなく、ロゼッタが作り出したバルーン?

妖精たち「耳は…耳はダメ〜＞＜」

巨大ランスはヘッポコだったが、
キングジコチューの気を引くには充分だった。
まるでジャレ付くように戦うランスとキング。

ジコチュー細胞「我々はキングジコチュー細胞。
キングジコチューの体内に入り込んだ
バイ菌を排除する!」

キングジコチュー体内はジコチューの巣窟。
心臓部には特に強力な集団が待ち構えていた。
王は目の前だというのに、近づくこともできない。

ダイヤ「プリキュア!
ダイヤモンドブリザード!!」

キングジコチュー喉の付近で壁役を買ったキュアダイヤ。
ジコチュー軍団の物量に押されるが、ダイヤモンドスワークルの
上位版を発動し、何と自らとともにジコチューを凍結してしまう。

途中で一人残り戦うソードも、外で巨大ラケルを操るロゼッタも、
死力を尽くし、キングジコチューの力を少しでも削いでいく。

ハート「あたしはレジーナと亜久里ちゃん、
アイちゃんをもう一度お父さんと会わせてあげたい。
そのためなら、この命が燃え尽きるまで、
あたしは絶対に諦めない。何故ならあたしは…
あたしは…漲る愛!　キュアハートだから!!」

ソード「愛に罪はない。悪いのは、
人を愛する心を利用したあなたたちよ!」

王の目覚め。ハートの奔流。ソードの帰還。
愛でピンクで闇が消滅。アン王女も少しばかり復活。
レジーナ、エース、アイちゃんが王様と手を取り合い、
キングジコチューの浄化が達成された。

レジーナ、エース、アイちゃんはそのままなのか。
そして、破壊された街も元に戻る気配がない。

ベール「バカめ…闇は永遠に消え去ることがない」

僅かに残った闇（キングジコチュー）の欠片。
それを取り込んだベールこそが真のラスボス化…!?

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