アニメ偉言

誠之助「計画は二段三段構え。
事故に見せかける準備も万端整えた」

モヨノ「毒薬の用意は私もとっくにできているわ」

清閑寺「あいつにも赤い血が
流れていることを確認してやろう」

誠之助「我々の共通目的はただ一つ。
和泉治三郎を殺害すること」

長田誠之助（60）、能面美術館 マネージャー。
清閑寺達郎（45）、能面美術館 支配人。
壬生モヨノ（38）、能面美術館 経理兼フロント。

三人寄れば殺人会議。
三人の標的は和泉治三郎（65）、能面美術館 オーナーだ。
彼らは美術館が休館の日曜日に計画を実行しようと企んでいたが、
匿名で毛利探偵事務所に計画を洩らした者がいて…?

ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE オリジナル・サウンドトラック


赤座「渋い好みのお嬢さんですなあ」

赤座奈留也（40）、治三郎の知人 プロモーターが笑う。
小五郎は乗り気ではなかったのだが、コナンがその気にさせた。
コナン自身は能面が見たいとか理由をこじつけていたが、
それがどういうわけか蘭の趣味にされてしまった。

蘭「あの、屋敷神って何ですか?」

赤座「昔ながらの屋敷では敷地の西北に
祖先を祀る習わしがあるのですよ」

足の悪い治三郎は屋敷神の間まで車椅子に乗り、
鳥羽初穂（28）という専属ナースに付き添われてきた。
その途中でコナンたちと出会い、さらに殺人計画の第一弾に遭遇する。

階段の上から転がってきた丸太の束（誠之助が仕掛けた罠）に
押し潰されそうになった治三郎だったが、コナンたちが気付いてどうにか回避する。

コナン「何が起きるか分からない
世の中だよ。用心第一だね」

コナン（ヤバい!
アナフィラキシーショックで
死ぬ可能性があるぞ）

言ってるそばから殺人計画第二弾発動。
モヨノがスズメバチ二匹を放った。
治三郎は一度刺されたことがあるため、
二度目はアレルギー反応で死んでしまう恐れがある。

しかし、蘭が見事な蹴りでスズメバチ一匹を仕留めた。
もう一匹はコナンが上着をかぶせ、小五郎が踏み潰す。

治三郎「囲炉裏の火に照らされて
一家みんなが話しに興じる。
するとほれ、面（おもて）が白く見えるだろ。
『面白い』という言葉はここから始まったんだよ」

コナン「へえ、面白いね」

屋敷神の間でひとくつろぎ。
この能面美術館に飾られた「面」（おもて）は、
松本虚堂（こどう）という治三郎の親友が制作したものだという。

しばらくして、清閑寺による殺人計画第三弾発動。
囲炉裏の上に使わずに固定してあった横木と自在鉤を外し、
治三郎に向けてぶつけようとしたのだが、偶然囲炉裏の栗が爆ぜて
驚いて反射的にそれを避けた結果、事故は免れた。

偶然にもほどがある展開だ。
コナンでは今更のことだが。

治三郎「助けてもらった礼のつもりで、
ケータリングを頼んだのよ」

ケータリングとは、顧客の元に出向いて食事を配膳、提供するサービス業のこと。
要するに出前の一種なんだろうが、耳に慣れない言葉だ。



赤座「ブルゴーニュ産のウォッシュチーズをどうぞ」

赤座「『神様の足のニオイ』と言われるぐらい
クセのあるニオイだからね。でも、
食べてみれば濃厚なミルクの味わいだよ」

赤座は自前のチーズを持参していた。
ウォッシュチーズって食べたことないけど、そんなに凄いのか。
って、それ食べた赤座さんが死んじゃったよ Σ(°д°lll)ｶﾞｰﾝ

真相を解明しようとするコナンだったが、
清閑寺に見つかり蘭と一緒に捕まってしまう。
モヨノは内線で警察に電話したフリをし、
誠之助は再び治三郎を殺害しようと…!



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