アニメ偉言

デント「ウッデート彗星といえば、
十数年に一度観測できるという美しいホウキ星」

デコロラ諸島はとある島。
サトシたちは彗星観測に訪れた。
十数年に一度って、ゲームの中の時間の流れじゃ2回は見られるね。
アニメだとサトシは永遠の10歳だから、作中での時間経過がよく分からない。

また、見所は彗星だけではなかった。
彗星が接近すると、山の頂上でポケモンたちの不思議な行動が見られるという。
どんな不思議がサトシたちを待っているのだろうか―

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パンジー「記録によれば、昔、ポケモンが集団で
人々を襲うという出来事があったそうよ」

パンジー「でもそこに、一人のポケモントレーナーが現れた。
後に勇者と呼ばれたこの人物がね」

パンジー「その名はウッデート」

パンジーが、ウッデート彗星の名前の由来になった人物の伝説を語る。
その昔、ポケモンたちが大暴れして人々が困っている島があった。
海を渡って現れた勇者ウッデートは、ポケモンたちを退治…

するような話ではないな、ポケモンは。

ウッデートは暴れるポケモンたちを巧みに山の頂上へ誘導した。
山の頂上では、ちょうど彗星が飛来し、眩い奇跡のような光景を見せる。
ポケモンたちはウッデートを偉大なる存在だと思い、おとなしく付き従った。
その後のウッデートは無敗のバトルチャンピオンとしてこの島に君臨したという。

早速山の頂上へ向かおうとしたサトシたちを、お姫様か巫女のような女性が呼び止めた。
そして、サトシに星型のメダルを渡すとすぐに姿を消してしまう。

サトシ「勇者ウッデートはここでバトルをしてたのか」

山の頂上にはコロシアムのようなポケモンバトルフィールドがあった。
ロケット団がサトシたちを狙ってきたが、ゲンガーとジュペッタが現れヤな感じ。

ポケットモンスター モンスターコレクション AG # 354 ジュペッタ


ジュペッタって初めて見るポケモンかも。
こいつもゲンガーと同じくゴーストタイプなのかな。

ムサシ「アゴから行っちゃったじゃない!」

コジロウ「アゴが割れちゃったら
どーしてくれるんだ!」

ゲンガーたちのサイコキネシスで地面に叩きつけられたロケット団。
サトシたちもゲンガーたちに取り囲まれて大変だ。
するとパンジーが新たなポケモンを呼び出した。

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X・Yに登場する新ポケモン、オンバーン。
コウモリと翼竜を合体させたような雰囲気だ。
「竜の波動」を使えるってことは、ドラゴンタイプなのか。
サトシたちはオンバーンのおかげでゲンガーたちを振り切ることができた。

ただし、一癖あるパンジーのポケモンたち。
一仕事終えたオンバーンは興奮して何にでも噛り付く。
ノワキの実という激辛木の実を食べてようやく落ち着くのだった。

コジロウ「とにかく、縁があったらまた会おう!」

再び襲ってきたゲンガーたち。
原因はロケット団がウッデート像を倒したり投げたりしたことにあった。
ウッデートを尊敬する島のポケモンたちの逆鱗に触れてしまったのだ。

しかし、そこでサトシが持っていたメダルが役に立った。
そのメダルはウッデートのものだった。
メダルを見たゲンガーたちは態度を改め、サトシたちを客として歓迎する。
ロトの紋章かアバンの印みたいな感じだね。

最後はロケット団が悪役らしく一波乱起こした。
ウッデートのバトルフィールドでの大激戦。
オンバーンの「ばくおんぱ」（爆音波）が炸裂だ。

星になったロケット団。
そして降ってくるウッデート彗星。

アニマ「私は過去を知る者。
そして未来へ伝える者」

ゴーストポケモンたちは彗星ダンスを踊り、ウッデートの功績を称える。
その場にはサトシにメダルを授けた謎の女性も現れ―

まるで夢のような一時は、翌朝、本当の幻と化した。
パンジーが記録したはずの映像はノイズだけ。
サトシが持っていたメダルも消えている。

おまけに、女性（アニマ）はウッデートの時代の人間、
つまり、ゴーストだったようだ…?

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