アニメ偉言

動画：ダンボール戦機ウォーズ 第19話「この世界のために」

綾部「若旦那様。
本日の茶葉はカンヤム・カンニャム。
芳醇な香りが特徴でございます。
―果たしてこの同盟は、ジェノックに
どのような香りをもたらすのでございましょうな」

希少な紅茶で一服する磯谷。
ジェノックとハーネスの同盟が正式に成立した。
だが、まだほとんどの者はウォータイムの秘密を知らないでいた…

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伊丹キョウジ「どんな相手でも舐めちゃ駄目だ」

バンデットを率いる伊丹キョウジが仲間に言った。
仲間の制服は色がバラバラ。ロシウスと思しき者もいる。
どうやらバンデットは複数の国の人間で構成されているようだ。
彼らはウォータイムに何を求めて参戦しているのだろうか。

ハルキ「俺たちは、本当の戦争をやらされていたんだ!」

ジェノックの教室では、意を決したハルキが皆に真実を告げる。
ウォータイム開始の時間が迫るが、皆に動揺と疑心が浮かんだ。
そこで美都先生は、さらなる実情をもって生徒たちを説得、納得させようとした。

玲奈「戦争とは、国家間に生じた問題が
話し合いで解決されない時、武力行使による
勝敗で結論を導き出そうとする、外交の最終手段。

その結果が、領土や経済、文化、思想などに
影響を与えることは歴史が証明している。
そして、何よりお起きの悲劇が起こることも。

その悲劇をなくすため、ERP―
Experiment Realism Projectに加盟する
国々が立ち上げた、セカンドワールド。
ここで行われるウォータイムは、
現実世界で戦争に発展しそうな外交問題を裁く、
調停システムとして機能しているの。

―いわば『静かな戦争』」

ウォータイムはERP加盟国における代理戦争なのだ。
ヒカルいわく、確かにこの3年間、戦争は起きていないとのこと。
（W直後の1年間は世界情勢が不安定ゆえに戦争があったのだろう）

ロイ・チェン「僕がみんなの疑問に答えます。
なぜならその静かな戦争で、
僕の国は変わったからです」

第3小隊に配属されたばかりのロイ・チェンが話を続けた。
ロイの故国「イグアニア」は先住者と移住者の間で争いが絶えなかった。
だがある時突然、国はイグリットとカリアスという2国に分裂したという。
それが「静かな戦争」のおかげであり、現実に血が流されることはないというが…

篠目アカネ「私とロイは、リクヤさんを守るために
ここに派遣されてきました。日本の総理大臣、
東郷ギイチさんに命じられて」

財前総理から新しい総理大臣に代わっていたのか。
リクヤは現総理大臣の息子ということだった。
第3小隊の使命は、リクヤのLBX・DCオフェンサーを死守すること。
その中には、パラサイトキーなる物が仕込まれているという。

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パラサイトキーとは、セカンドワールドのシステム管理施設、
通称「ロストエリア」に入るためのプラグラムのこと。
キーは3つ存在し、それぞれがセカンドワールドで
使われているLBXのどれかに入っている。

ロストワールドに入るためには、3つのパラサイトキーが必要。
言い換えれば、3つのキーを手に入れた者は、
現実世界にも多大な影響を及ぼすことができるようになる。
東郷総理はそれを防ぐためリクヤにキーの1つを託したらしい。

そして、バンデットの目的はパラサイトキーだった。

アラタ「戦おうぜ。戦おうぜ、これからも!」

キャサリン「あたしたちの世界は」

ユノ「あたしたちが守る!」

アラタをはじめ、ジェノックはセカンドワールドの戦いを守ることを決意した。
確かにここでの戦いは本来のLBXバトルからかけ離れたものだが、
それによって世界の人々の笑顔と平和が保たれているのも事実。
アラタたちは気持ちを新たにウォータイムへと臨む!

デスフォレスト攻略作戦。
ジェノックとハーネス、初の共同作戦だ。
大国ロシウスとの激突。そしてバンデットの介入。
現れた謎のLBX（ラージドロイド?）の正体は―!?

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