アニメ偉言

レンとスイコが福原高校を上へ上へと進んでいく。
辿り着いたのはアサカの部屋。1フロアまるごとアサカのものだ。

レン「AL4は、それぞれ
ファイト専用の練習フロアが持てるんです」

スイコ「フーファイターって凄いのね」

レン「上を目指すファイターたちの励みになりますし。
誰が決めたのかは定かではないですけど…
あれ?　僕だったかな」

レンはまるで他人事のように語る。
アサカの部屋はまるでサーカスのようだった。
元々はキョウが使っていた部屋らしいが。

アサカЯ「ああ、力が、エナジーが高まっていく。
観客の拍手と大歓声が聞こえてくるようだわ」

アサカЯ「この力にレン様が負けて、
私のお人形さんになるの。そして私と踊り続けるのよ」

アサカ“Я”とレンがファイトをスタート。
レンのファーストコールは魁の撃退者 クローダス。


アサカのファーストコールは銀の茨のお手伝い イオネラ。
「銀の茨のお手伝い」と書いてシルバーソーン・アシスタント。
アニメの台詞だけでは分かりにくいし聞き取りにくい名前だ…


続けてレンは撃退者 ダークボンド・トランペッターにライド。


アサカは銀の茨のお手伝い イリナにライド。


アサカЯ「一瞬たりとも見逃せない
演者の動き、とくとご覧あれ」

先攻はアサカ。
銀の茨 ブリージング・ドラゴンをコール。


アサカはサーカスの支配人のように、
レンとのファイトをも指揮しコントロールしようとする。
そして、わだかまっていたレンへの想いをぶちまけた。

アサカЯ「あなたは敗北者を切り捨てる」

レン「あれえ?　そうでしたっけ。
でも今は違うでしょ」

アサカЯ「いいえ!　今も同じよ!　今も同じ!
変わってない…。弱い奴には用はないって、
あなたは目で語ってる。

そう。私はずっと独りで踊り続ける人形。
誰のものでもない人形…

でもそんな私はもう終わりにするのよ」

アサカの雰囲気が変わった。
銀の茨の操り人形 りりあんにライド。


銀の茨 ライジング・ドラゴンをコール。


アサカの猛攻でレンは早くもダメージ5。
Я化されることでアサカの力はレンをも凌ぐほどに?
未だリンクジョーカーを使っていない状況だというのに…

レン「絶望せよ。そして地に倒れ伏し、
苦き水を啜るがいい。ライド!
幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム!!」



レン「恐怖の使者は、漆黒の闇より現れる。
音もなく冥府へといざなう」



レンはブラスター・ダーク・撃退者も召喚して反撃開始。
ヒールトリガーをゲットし、ダメージ4対4であっという間に同点に巻き返した。
アサカはレンの強さに、ふと過去を振り返る―

アサカ「美堂、相手をしなさい!
ヒロミ、ハルミ、アユム。お前たちもよ!」

美堂キリア以下、福原高校の2軍（?）を一度に叩きのめすアサカ。
VF甲子園に向けて、厳しい練習と調整が繰り返される。
全てはレンのため、レンに必要とされるため。
だが、レンはアサカに振り向いてくれない。

Я化されたことで、その想いは逆転した。
レンを倒し、自分のものとすればよいのだと。

アサカЯ「茨の鞭が鳴り響く時、竜でさえも跪く!
ライド!!　銀の茨の竜使い ルキエ!!!」

アサカЯ「ルキエのリミットブレイク!
袖幕に控える役者たち、今一度舞台の上へ!
シルバー・ウィップ・リベレーション!」

アサカЯ「ハイパワールキエの完成よ!!」



アサカは再び猛攻撃。
レンを追い詰め、倒そうとする。
だが…

レン「心外ですね。
誰がアサカのことを見てないですって」

レンが険しい表情でアサカをにらみつけた。
するとアサカЯの赤い隈取が消え、アサカの素顔があらわれる。

レン「覚悟はいいですか。
僕を怒らせたその罪、軽くはないですよ」

怯えたアサカに、さらにレンの怒りが燃え上がる。
静かに、だが激しく―

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