アニメ偉言

アストラル「ここが最後の遺跡。6枚目と、
7枚目のナンバーズが置かれている場所だ。
そしてそれは、我々がまだ出会っていない、
バリアン七皇の伝説がある場所でもある」

皇の鍵の飛行船に映し出された、遺跡のナンバーズの在り処。
映し出されている地形は現在の世界地図とほとんど同じ。
日本上にある赤い点は、やはりギラグ（喜楽壮八）の遺跡なのだろう。

6、7枚目のナンバーズの遺跡は隣り合っており、
その位置は現在でいうインド洋フランス領の
アムステルダム島とセントポール島だ。

残るバリアン七皇。
メラグとナッシュの行方もここで明らかになるのか…!?

ナンバーズクラブ会員証 No.32 神代凌牙


ミザエル「私は誇り高きバリアンの戦士。
下世話な人間であるはずがない」

げ‐せわ【下世話】
世間で人々がよく口にする言葉や話。

ミザエルはジンロンの言葉を頑なに否定する。
バリアン七皇の前世が下世話な人間というのはありえない、と。
ドルベはそれに同意しつつも、自身の記憶との関連性を否定できない。

だが今はとにかく、残る遺跡でメラグとナッシュの行方を探り当てること。
その二人がいれば、七皇の力は変わるとドルベは力強く言った。

凌牙「センチな感情は捨てなきゃ、
また足下をすくわれる」

遊馬はバリアンの前世が人間だったと知り、ますます戦いにくそうになる。
凌牙はドルベに助けられた恩があるが、それはそれ、これはこれ。

ところで、「足下をすくわれる」という表現は間違っている?
本来は「足をすくわれる」というのが正しいらしいが、
そんな細かいことばかりに気を取られていると、
それこそ足をすくわれかねないぞ!?

アストラル「デュエルに感情を持ち込まないと
いうのが、君の哲学というわけか」

凌牙「戦う理由は常に、自分のためだけでいい。
だから俺は、一匹狼でいる」

凌牙は私怨でデュエルをすることはないという。
トロンやフェイカーのことも、降りかかる火の粉を払っただけのこと。
相手に戦う意志がなければ、凌牙にも戦う理由はないというのだが…

妹のためなら何を置いても戦うのがシャークォリティ?

璃緒が謎の声に導かれて海に飛び込んでしまった。
それを追って凌牙と遊馬も夜中の荒海にダイブ。
ロッククライミングといい、だいぶ無茶なことをする。

アストラル「どうやらここは、
海の底の、さらに底のようだ」

遊馬「な!?　そ、空に海がある!」

遺跡は海底に空気の層をつくっていた。
海底遺跡に足を踏み入れる遊馬たち。
そこは複雑に入り組んだ迷宮で、
入り口には一馬の残したコインが2枚。

この遺跡にはナンバーズが2枚あるということか。

しばらく歩くと、凌牙にも謎の声が聞こえてきた。
声のほうに進むと、璃緒が落としたらしいカードが1枚。
魔法「絶対零度」。バトスピでいう絶甲氷盾とは違うのかな?



遺跡の迷宮はまるで生きているようだった。
遊馬と凌牙を分断し、遊馬を孤立させるとともに、
凌牙を謎の声によってある場所へと誘い込む。

そこには異国風の巫女装束となった璃緒が待ち受けていた。
璃緒は遺跡のナンバーズを手に、凌牙にデュエルを挑んでくる。

璃緒を操っているのはナンバーズの精霊アビス。
アビスは凌牙こそアビスの力を受け継ぐ者だといった。
残るバリアン七皇。それはまさか凌牙と璃緒のことなのか!?

遊戯王カード 【 ビッグ・ジョーズ 】 GENF-JP005-R 《ジェネレーション・フォース》


凌牙の先攻。
ビッグ・ジョーズを召喚。
そして場に魚族がいることで
シャーク・サッカーを連鎖召喚。


凌牙は早速エクシーズ召喚。
漆黒の赤き槍、ブラック・レイ・ランサー。
先攻は攻撃できないため、カードを1枚伏せてターンエンド。



続いて璃緒のターン。
「ゴルゴニック・ゴーレム」を召喚。
さらに「ゴルゴニック・ガーゴイル」を連鎖召喚。
そして早速エクシーズ召喚してきた。デュエルの流れが凌牙と同じだ。

登場してきたのはナンバーズではなかった。
ランク3のエクシーズ「ゴルゴニック・ガーディアン」。

璃緒「果たしてそうかな」

璃緒はガーディアンの効果を発動。
オーバーレイ・ユニットを1つ使い、ブラック・レイ・ランサーの
効果を無効化するとともに攻撃力を0に下げた。
ブラック・レイ・ランサーは石化したように凍り付いている。

ここでガーディアンのさらなる効果発動。
攻撃力0のモンスターを問答無用で破壊する。
ブラック・レイ・ランサーは為す術なく砕け散ってしまった。

そしてガーディアンで凌牙へ攻撃力1600によるダイレクトアタック。
凌牙のライフは2400に減少した。

璃緒はカードを1枚伏せてターンエンド。


凌牙「あれが、敵…!」

璃緒の中に宿るアビスが凌牙の中に眠る記憶を呼び覚ました?
気付くと凌牙は一国の王となっており、胸にはバリアンの紋章が。
その近くには巫女装束の璃緒や、数多くの側近、兵士たち。

やはりこの遺跡の主は凌牙と璃緒なのか?
では、メラグとナッシュというのは…!?

凌牙「ベクター!?」

側近「あれこそが諸国を侵略し、
略奪と侵略を繰り返してきた、狂気の王!」

凌牙の国を襲う他国の王あり。
それはベクター。真月零そのものの姿。

一体何がどうなっているのか。
凌牙はそれをアビスが見せた幻覚だと思った。
とにかくデュエルを続行する凌牙。


凌牙のターン。
ガーディアンの効果を警戒し、
モンスターを裏守備表示でセットした。
そのままターンエンド。

凌牙が伏せたのは守備力1600のスカル・クラーケン。
ガーディアンの攻撃力と同じ数値だ。
これならダメージを受けることはないと
一時しのぎをしたつもりだったが…



璃緒のターン。
フィールドに伏せていた魔法「ゴルゴニック・チャーム」が発動される。
スカル・クラーケンを強制的に表側表示になり、
ガーディアンのオーバーレイ効果が発動。

スカル・クラーケンの攻撃力が0になり、破壊されてしまった。

璃緒はさらに手札から装備魔法「エクシーズ・ユニット」を発動。
ガーディアンの攻撃力をランク3×200＝600アップし、
凌牙に2200ダメージのダイレクトアタック。


ガーディアンの尻尾攻撃で吹っ飛ぶ凌牙。
そのライフはもはや風前の灯の200。


その頃、ドルベが遺跡に侵入していた。
遊馬と鉢合わせ、デュエルに突入する…!?

おいで、おいで―

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