アニメ偉言

モンチー「恵方巻きを食べ進めていけば、
お前の求める食材に行き当たる。
早く行けぃアホゥが」

第6の修行食材の在り処は、
モンチーの巨大恵方巻きが倒れた先にある。
食べながら進むというのはトリコらしい展開だね。
見てるだけで満腹になりそう。

そして辿り着いた広大なロストフォレスト。
食義を極めるための「食林寺編」スタート―

トリコグルメコレクションシールグミ 食林寺の死闘編 20個入 BOX (食玩・キャンデー)


トリコ「人間界最大の樹海、ロストフォレストだ。
面積は3000万平方キロメートル。
特殊な磁場が電波を妨害して
羅針盤やGPSも役に立たねえ」

富士の青木ヶ原樹海の面積が約30平方キロメートル。
ロストフォレストは軽くその100倍ときたもんだ。
アマゾンの熱帯雨林でさえ面積は550万平方キロ。
やっぱりトリコ世界の地球は現実よりもバカでかいみたいだ。

恵方巻きを食べ進めた先、ロストフォレストが
クレーターのようになって途切れていた。
こんなことをした犯人（?）を追い、トリコと小松は
「雲隠れ割烹」という十星料亭に辿り着く。

千流「食の礼儀作法、すなわち
『食義』を心得た者でないと、
うちの料理を食べることができない」

グルメ以前の食事作法の常識 (講談社の実用BOOK)


食への感謝「食義」。
それがないと、店さえ客の前から姿を消す。
トリコが次のステップへ進むために、
新たに身に着けるべき概念が出てきた。

原作では、食義の反対「食圧」という概念が示されたね。
食材を威圧して制御下に置くという、食義の正反対。

千流「この店は、グルメ界にあるという
世界一シャイで臆病な木、
『隠形樹』（おんぎょうじゅ）でできています」

隠形樹は普通食義によってその姿を現すが、
食圧で無理矢理出現させることもできる。
でもそれはアニメではもっと先の話。

アニメでは第6の修行食材「シャボンフルーツ」に近づいていく。
ロストフォレストのさらに奥、食林寺の寺宝とされる食材だ。
シャボンフルーツを手に入れるには、隠形樹どころではない食義が必要となる。
ロストフォレストにはそんな食材ばかりが溢れていた。

珍鎮々「大昔の大自然には、
このような食材しかなく、食の作法を極めなければ、
誰もが餓死する。そんな時代があったらしい。

―その時代なら死んでるぞ。
トミコと小池よ」

食林寺の師範にして美食人間国宝、珍鎮々（ちん ちんちん）登場。
食義を極めている珍鎮々は、繊細な雲隠れ割烹の料理を見事完食。
トミコと小池、じゃなくてトリコと小松は半分くらいしか食べられなかったのに。

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