アニメ偉言

「纏」「絶」「練」「発」の四大行は、「念」コントロールにおける基本中の基本。
ゴンとキルアはまだ「纏」を覚えた程度の段階で、「念」では未熟者。
師匠ウイングからは、2ヶ月は戦うなと念を押されていたが、
ゴンは約束を破っていきなり念能力者とのガチバトルを…

ゴン「これは相撲独楽と同じなんだ!」

ウイング「ただの独楽（こま）に
高度な命令を与えるのは不可能です。
おそらくギドが独楽に命じたのは
『邪魔者を弾き飛ばせ』。
ただぐるぐると土俵を回り続け、
偶然ぶつかったものを弾き飛ばすだけ」

ゴンと対戦相手、ギドは舞闘独楽の使い手。
舞闘独楽は「強化系」を基本に「操作系」を施した技で、
系統同士の相性の関係で、操作系としては未熟な技だった。
しかし、それを見抜いたところでギドとゴンの実力差は大きい。

ウイング「まさか初めから勝つ気はない?
あの子は命懸けで…命懸けで修行しているのか!?」

ゴンはギドに勝つつもりなど初めからなかった。
少しでも早く「念」を修得するために、実戦を修行の場としたのだ。
ゴンは自然と体得していた「絶」で神経を研ぎ澄まし、
舞闘独楽の気配を捉えようとする。

防御力を捨てた、まさに捨て身の回避行動―

これで全治四ヶ月の怪我で済んだのは不幸中の幸いといえた。
怪我が治るまでの間、ゴンはウイングから念の修行一切を禁じられる。
キルアが全治二ヶ月とウソをついたおかげで謹慎期間は短縮された。
その間、ゴンとキルアは「燃」の「点」、つまり意識の集中にのみ励む。

ミズケン「着いてきな。教えてやる。
本当の試験はこれからだ!」

ハンター試験、裏試験。
念能力の修得のため、試験合格者にはそれぞれ師匠がつく。
クラピカについた師匠、その名はミズケン!?
原作や旧アニメだと名無しさんだったような…

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